ジギンガー御用達『PRノット』と『TNノット』
PEラインとリーダー、リーダーと接続金具を結束するノットは多種多様で、その中でもジギングに使えるラインシステムは色々あります。
今回は高い結束強度でジギンガー御用達のメインラインシステムである『PRノット』と『TNノット』をご紹介します。
PEラインとリーダーの結束『PRノット』
ジギングで青物などを狙うときに、PEラインとリーダーを結束するノットで、ジギンガー御用達の摩擦系最強ノットと言われています。
ボビンでリーダーにPEラインをテンションを掛けて5センチほど巻き付け、押り返して往復巻きつけます。
巻きつけが終わったらリーダーの端糸とPEラインの本線をハーフヒッチを7~8回、次にPEラインだけをハーフヒッチを7~8回行って締めれば完成です。
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リーダーと接続金具の結束『TNノット』
リーダーとソリッドリングやスイベルを結束する場合に使用するノットです。金具にリーダーを3回通して3つの輪を作り、先糸を輪に通して締め込みます。
結束強度を上げるためにハーフヒッチで交互に7~8回締めれば完成です。
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こちらもジギンガー必修『FGノット』と『ジャンスィックSPノット』に『イモムシノット』
PRノット、TNノットの組み合わせに比べると若干強度は劣るものの、こちらも強度抜群の組み合わせの『FGノット』と『ジャンスィックSP』に『イモムシノット』をご紹介します。
専用の器具が必要なく、結束スピードも速いので、釣り場で急ぎの場合に重宝するノットです。
PEラインとリーダーの結束『FGノット』
ジギングでPEラインとリーダーを結ぶ場合、まず初めに覚えたい摩擦系ノットの定番です。PRノットと異なり専用のボビンがなくても結べて、十分な強度が出ます。
リーダーに編み込むようにPEラインを巻き付け強く締め込みます。締め込みが終わったら、リーダーの端糸とPEラインの本線をハーフヒッチを7~8回、次にPEラインだけをハーフヒッチを7~8回行って締めれば完成です。
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リーダーと接続金具の結束『ジャンスィックSPノット』
オフショアゲームで使用する太めのリーダーと溶接リングの結束に用いられる方法で、強度も十分、結び方も非常にシンプルと、誰でも簡単にマスターできてしまうノットです。
リングに2回通し、できたループに2回通すだけ、後はゆっくりとしっかり締め込めば完成です。TNノットと比較すると強度は若干劣りますが、釣り場で風があっても簡単に素早く結べます。
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強度はTNノット並み?『イモムシノット』
TNノット並みの強度と言われているノットですが、初めに金具を結ぶのが簡単なのでTNノットよりも手軽に結べます。
2つ折りにしたリーダーを金具に通して、リーダーの輪に金具を通して締め込みます。ハーフヒッチで交互に7~8回編み込んで締め付ければ完成です。
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あると便利なノット作成ツール
PRノットに必須のボビン、FGノットで安定した強度を手軽に出せるツールや締め具など、あると結束強度が上がって素早くノットを組める便利なツールをご紹介します。
ギザギザの歯が滑りやすいPEラインをラクラクカット
ノットの締め込みを強化、収納はコンパクト
バレーヒル kamiwaza デュアルミニスティック
材質:アルミ製※アルマイト処理、特殊ラバー採用
切断と同時に焼きこぶができて、風にも強い
最強のFGノットを素早く結束。細糸にも対応。
PEラインの巻き付けが簡単、高強力のノットが作成可能。
確実に結束できるように練習しよう
ジギングでは、結束強度の強い信頼性の高いノットが求められます。釣行前にご自宅などで準備して出かけるときには、「PRノット」+「TNノット」や「イモムシノット」を。
船上などで緊急の場合は「FGノット」「ジャンスィックSPノット」を確実に結束できるように習得しておきましょう。
こちらも習得必須『ハーフヒッチ』のやり方はこちら