“ほんとうの大人”になったら始めてみたい釣りとは?
「歳を重ねた時に、始めてみたい釣りは?」
そう聞かれ、皆さんはどのような“自身の姿”を思い浮かべますか?
様々な人生経験が積み重なり、より一層深みが増す頃 ― 。
たしなむ釣りも、また変わるのかもしれませんね。
だって、どんな年齢になっても、釣りは魅力的なアクティビティですもの。
今回は、これぞ大人の釣りと呼ぶべき、「格好良い釣り」を勝手にランキングにしてみました。
第5位 マグロ
マグロは、日本人にとって非常に身近な魚です。回遊魚であり、遊泳速度が素速いことも広く知られています。中でも最大級のマグロであるクロマグロは本マグロとも呼ばれ、かなりの高値で取引されています。
そのため、釣り人にとっても憧れのターゲット。漁船に乗り込み、マグロを狙って釣りをすることは人生の一大イベントにもなり得ますよね。
第4位 タナゴ
川や湖、池沼などの流れのない穏やかな場所に生息する10センチほどの魚、タナゴ。オスは春から初夏にかけて七色の美しい婚姻色に染まるため、観賞魚としても人気があります。
また、世界最小のターゲットとも言われ、繊細な釣りを楽しむことができます。身近な場所で釣りができ、どんな人も楽しめる手軽さが、なによりの魅力です。
第3位 鮎
年配者に親しまれている釣りのひとつである鮎釣り。「ナワバリを作り、よそ者を追い出す」という鮎の習性を利用した、独特な釣法。それゆえ、難易度は高めと言えるかもしれません。
しかし、趣き深い夏の釣りを楽しむことができ、挑戦しがいのある釣り。気付けば夢中になってしまい、釣れた時の喜びは一入です。
第2位 フライ
昆虫に見立てた毛針(フライ)を、糸の重みを利用してキャストする「フライフィッシング」。ロッドやリール、ラインには、もちろんフライフィッシング専用の物を使用します。
ラインひとつをとっても、数種類のアイテムをつないだり、フライの自作をしたりと……比類のない奥深さがあります。なかには、登山と釣りをあわせて楽しむという乙なアングラーも。
第1位 へら
釣りはふなに始まり、ふなに終わる。
その言葉が表す通り、少しの違いが釣果に影響をおよぼすため、「もっとも釣り人の技量の差が出る釣り」ともいわれています。
竿や仕掛けが繊細であるほか、練りエサも配合パターンが無限に存在するため、実は見た目には想像できない、ゲーム性の高さがあります。
子供でも楽しむことができる、シンプルな釣りでありながら、老後まで長く楽しめるターゲットは数少ないでしょう。多くの釣り人を魅了し続けており、ベテランが多いのも納得です。
いくつになっても夢中!
釣りは、一生を通して続けられる奥深さをもった趣味です。ターゲットを変えるだけで釣り方が変化し、様々な楽しみ方にチャレンジすることができます。
今はさほど魅力を感じない釣法でも、その奥深さを知れば、つい夢中になってしまうかもしれません。いくつになっても夢中にさせてくれる、それも釣りの素晴らしさですね。
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