自論④:非日常のスリル
魚をかけた瞬間、「バラすまい」と思うと同時に、高鳴る心臓 ― 。
日常ではあまり経験できない、スリリングな瞬間が釣りには訪れます。
失敗できないという、ある意味プレッシャーにも思えることが時に心地よいと感じる。だからこそ釣りあげたときの快感も上昇するわけでして。
そんな風に人々は釣りという沼にハマっていくのでしょう。
自論⑤:生き物が相手である以上、ゴールがない
とある有名プロが書籍の中で、
「仮にオリンピックに出るような陸上選手に、100メートル走で勝負を挑んでも、負ける確率の方が圧倒的に高い。ただ、釣りは生き物が相手である以上、ベテランが初心者に負ける可能性も十分にあり、そこにおもしろさがある」
と、そんなことを綴っていました。
どれだけ考え、準備を入念に行っても、最後は魚次第によって風向きが変わってしまう。
2度として同じような釣りが展開できないからこそ、みるみるうちに人々は釣り中毒に侵されてしまうのではないでしょうか?
以上、結論は出ませんが。
みなさんも少なからず、共感をいただけたのではないでしょうか?
いろいろ考えても、結局は「よくわからんけど、なんとなく慢性的に釣りに行きたい」というのがホンネ。
私たちの人生を豊かにしてくれる趣味、『釣り』。愛する一方で、こんな金食い虫に魅せられてしまった自分を、ちょっぴり恨んだりもするのですが……。
今年も残すところあとわずか。どんな素敵な思い出を、釣りは私たちにもたらしてくれるのでしょうか?
「もうオフシーズンだから」といって、部屋に隠居していてはダメですよ! “最後まで何が起こるかわからない”のも、釣りの大きな魅力なのですから。
関連記事
▽合わせて読みたいおすすめの記事はこちら。