イカ墨が及ぼす釣果への影響
イカが危険を感じた際、外敵から身を守るために吐くイカ墨。エギングをするうえで、イカ墨は“イカの警戒心を増長させるもの”と、認識しておく必要があります。
1匹のイカが吐いた墨によって、周囲のイカが一気に警戒モードとなり、知らず知らずのうちにイカが釣れなくなることも……。
エギングにおける2つの“イカ墨対策”
近距離から釣っていく
遠距離でヒットさせたイカは、足元に寄せるまでにイカ墨をまき散らします。そのイカ墨が周囲にいるイカに警戒心を与え、ポイントを潰す原因に。
ひとつのポイントで沢山のイカを釣るためには、なるべく近くのイカから釣っていきましょう。
エギに付いたイカ墨は洗い流す
もちろん、エギにイカ墨が付着していると、ヒット率は大きく低下してしまいます。しかし、粘度が高いために、サッと水洗いした程度ではなかなかきれいになりません。
入念に洗い流すか、場合によってはエギを交換する必要もあるでしょう。船釣りでは、歯ブラシを用いる人もいるほどです。
イカ墨対策で釣果アップ!
イカが釣れると、当たり前のように吐くイカ墨。何気ない存在ですが、少しだけ気をつけることで釣果アップが望めます。
また、みんなが気持ちよく釣りができるように、堤防に付いたイカ墨はきれいに洗い流しましょう。