フッキングについて
“フッキング”とは、魚がエサやルアーに食いついた時に、魚の口へ針をしっかりと掛ける動作のこと。“アワセ”とも呼ばれ、釣種・釣法を問わず重要なテクニックです。
しかし、その基本や原理を詳しく考えたり、雑誌や情報サイトで目にする機会は少ないかもしれません。今回はフッキングについて再確認していきましょう。
フッキングは必須
魚釣りをする上でフッキングは大切で、ほとんどの釣りにフッキングが必須といえます。ウキ釣りや投げ釣り、ルアー釣り、船の大物釣りまで、針に魚が掛からなければ釣り上げることはできません。
ただし、鮎の友釣りのように、なかには“フッキングが不要”な釣りもあります。
魚がバレる
せっかく魚が食らいついたものの、魚が途中で針から外れて、逃げられてしまったことはありませんか? これを釣り用語では“バレる”といいます。
竿が硬すぎたり、魚がジャンプしてしまったりと、バレる原因は多種多様ですが、フッキングミスはバラシの最たる原因といっても過言ではありません。
魚のキャッチ率を上げるためにはフッキングをマスターすることが重要です。
正しくフッキングできていますか?
フッキングは基本的なテクニックですが、意外にも正しくフッキングができている釣り人は多くありません。
正しいフッキングを身に着けることで、魚のキャッチ率が上がるだけでなく、竿の破損や怪我を未然に防ぐことができるのです。次項でフッキングの基本を確認しましょう。