チャタビーについて

チャタビーはプロアングラー井上友樹がプロデュースするジャンプライズ社のバイブレーション。さまざまなソルトゲームに対応する全魚種対応のルアーになっており、ウエイトとサイズの異なる3タイプが販売されています。
対象魚はシーバス、ヒラメなどのオカッパリの定番ターゲットはもちろん、外洋での大型の青物やマダイまで幅広く対応。ソルトゲームを楽しむアングラーの方には一つはもっていただきたい攻めのバイブレーションです。今回はそんな幅広いターゲットに対応するチャタビーの秘密を徹底的に探っていきます。
攻めのバイブレーションである理由

チャタビーのボディ強度はシーバス用ルアーでも1、2位を争う程の実力です。その秘密はABSワンピースソリッド成形と貫通ワイヤー+ウエイトの一体型の構造。
ルアーの接着面がないため、外部からの衝撃にはめっぽう強いルアーです。磯や橋脚などのルアー破損が怖いフィールドでも、積極的に攻略ができるまさに攻めのバイブレーションです。
魅惑のルアーアクション
チャタビーは他メーカーのバイブレーションと比べても薄型なボディ設計。高速リトリーブでもハイピッチにアクションするレスポンスの高さを実現しています。
フォール体勢は薄型ソリッドボディを活かしたスライドアクション。木の葉のようにヒラヒラと沈下する姿には、低活性の魚もたまらずに食らいついてしまいそうです。巻いてよし、動かしてよしの秀才バイブレーションといえるでしょう。
チャタビー68

チャタビーのラインナップの中でもっともスタンダードな68ミリモデル。薄型ボディながら15.4グラムという重めのウエイトになっており、シーバスロッドなどで使用すれば抜群の遠投が可能でしょう。初代チャタビーとして2015年5月にリリースされて以降、現在も多くのアングラーから愛されています。
魚種無制限?
チャタビーはシーバスをメインターゲットにしたルアーですが、驚くべきは対象魚種の数です。テスト段階からさまざまな魚種の釣果報告が上げられ、対応魚種は無制限といわれるほど。高いポテンシャルを秘めたチャタビー68の使い方を見ていきましょう。
フックセッティング
チャタビー68はトレブル、シングル、どちらのフックを使用してもバランスを崩さない独自の設計。トレブルを使用する際は#8、#7、#6がおすすめとされていますが、フォールでの釣りではライントラブルの原因になるため#8、#7が推奨。根掛かりの多いエリアではシングルフックを使うことでロストを軽減する効果もあり、フックサイズは管付チヌ6号前後の二本付けが推奨されています。
シーバス

チャタビー68のメインターゲットの一つ。デイゲームの早巻きでは特に釣果実績が高く、漁港内、汽水域、河川など通用するエリアの幅も広いです。破損を恐れずにキャストができるため、シーバスがつきやすい橋脚などのストラクチャー周りも自信をもって攻められる点も魅力のひとつです。
フラットフィッシュ

チャタビー68は薄型ボディとウエイトバランスによって圧倒的な遠投性能を誇ります。そのため磯・サーフ・河口などを対象としたフラットフィッシュゲームにも最適。リフトアンドフォールによるスライドアクションを中心に、中層~ボトム付近を跳ねさせながら使用してみましょう。
シングルフック換装で根掛かりを抑えることができます。ボトムをタイトに狙う場合はシングル仕様を検討してみましょう。
ヒラスズキ

チャタビー68の長所を最大限に活かせるターゲットの一つ。磯などのフィールドでも破損を恐れずキャストできるため、荒磯やゴロタのヒラスズキゲームにも最適です。適度にストップアンドゴーを合わせながら、スライドアクションを織り交ぜて使用してみましょう。
シーバスからフラットフィッシュまで魚種無制限の最強バイブレーション!
チャタビー85

チャタビーのラインナップの中でもっとも大きい85ミリサイズ。シーバスゲームはもちろん、外海の大型青物などをターゲットにしたサイズアップモデルです。ウエイトは68モデルのほぼ倍となる31グラム。扱えるタックルはやや選びますが、サーフ・磯など幅広く活躍をしてくれることでしょう。
85サイズの強み
31グラムという重めのウエイトは遠投性能のアップはもちろん、他モデルに比べてボトムをトレースしやすく、磯などのフィールドでもしっかりと底を意識したリトリーブが可能。また分散型の重心配置構造になっているため磯の激しいうねりの中でも絶妙なスライドアクションをナチュラルに起こすことが可能です。
外洋のビッグターゲット仕様

85サイズは外洋のビッグターゲットを意識した仕様。青物やマダイにもバイブレーションが効果的だとは言われていますが、一般的なシーバス用ルアーでは破損が不安ですね。
チャタビー85は通常のABSワンピースソリッド設計だけでなく、硬質ステンレスワイヤーを採用。強靭なボディでしっかりと衝撃を受け止めてくれることでしょう。トレブルフックに不安を覚える場合は、シングルフック1/0サイズへの換装もおすすめです。
メインターゲットは磯ヒラ・磯マル

チャタビー85が得意とする。磯場でのマルスズキ・ヒラスズキゲームでは、ミノーやシンペンが中心。表層から中層のレンジが打たれやすく、ボトム付近の低いレンジは死角になりがちです。チャタビー85であればボトム付近にも確実にアプローチができるため、今まで反応しなかった魚を引きずりだすことも可能でしょう。
大型のヒラスズキを磯で仕留める!シリーズ最強の85モデル!
チャタビー52

チャタビーのラインナップの中でもっとも小型の52ミリモデルは、スタンダードモデルの後を追うように発売された弟分。都市型河川や港湾などでも実績が高く、使用するアングラーも多いことでしょう。
52サイズの強み
代名詞ともいえるスライドアクションはそのままに、サイズダウンによりスローな演出を可能にしています。このサイズ感で積極的にストラクチャーを攻められるのは、大きなアドバンテージとなってくれることでしょう。
フックセッティング
チャタビー52はフックが装備されておらず、自分でカスタマイズすることが可能。推奨フックサイズは#7から10となっており、フックサイズを#10まで小さくすることでハイピッチアクションでアピールすることができます。
アクションを抑えたい場合は#7までサイズを大きくすることで、おとなしいバイブレーションへと早変わり。狙いのアクション・ターゲットに合わせてルアー選択を行いましょう。
対シーバスの使い方は?

ただ巻きはもちろんですが、ストラクチャーにべったりと居着くシーバスに対し、スロー気味テンションフォールでゆっくり見せるアクションが効果的。橋脚のヨレやテトラ帯といったポイントの攻略には一役買ってくれることでしょう。
チニングにも

チャタビー52は、浜名湖のチヌをテスト対象に生まれたバイブレーション。強度が非常に高いため、チヌのついばむようなバイトやボトムを激しく叩く釣りでもボディが壊れない点も魅力です。
ただ巻きはもちろん、ボトムを意識したリフト&フォールなど攻め方の幅も豊富。根掛かりを防止するためにもチニングで使用する際はシングル・ダブルフックへの換装もおすすめです。
50ミリクラスながら圧倒的な飛距離と強度を誇る新感覚バイブレーション!
世界最高の強度を目指した全魚種対応型バイブレーション!
チャタビーは世界最高レベルの強度をコンセプトに開発されたバイブレーション。橋脚などのストラクチャーや磯場での破損を気にせずキャストできることから攻めのバイブレーションとしてソルトゲームで人気を集めています。その強度はフックを変えることで大型の青物やヒラスズキなど外洋のターゲットにもしっかりと対応、全魚種対応型と呼ばれています。リトリーブだけで絶妙なアクションを引き出せるため、ストラクチャーなどをタイトに攻めるルアーを探している方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか!
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