「ハゼ釣り」について
ハゼ釣りは、古くは江戸時代から、娯楽のひとつとして親しまれている日本古来の釣り。「誰でも釣れる魚」として、戦後(昭和25年頃)にブームとなり、現在でも多くの方が、堤防や船からハゼ釣りを楽しんでいます。
釣れるハゼの種類
ハゼ釣りで狙うハゼの種類は、基本的に『マハゼ』を狙います。福岡県や佐賀県、長崎県では、日本最大のハゼとされている『ハゼクチ』が人気。その他、マハゼによく似たムギハゼは”毒を持って”いますので、注意が必要です。
▼マハゼについて紹介している記事です。
▼ハゼクチについて紹介している記事です。
「ハゼ釣り」の時期
ハゼ釣りの時期は、地域によって多少の差はありますが、主に5月~11月。特に、秋の彼岸ごろから冬にかけては、良型の数釣りが楽しむことができます。釣り始めの5月には、ゴールデンウィーク。良型が多くなる9月には、シルバーウィークがあり、家族やご友人が集まって楽しめる釣りでしょう。
▼ハゼ釣りの時期を四季別に紹介している記事です。
「ハゼ釣り」の場所
ハゼ釣りが楽しめる場所は、河川の汽水域や河口部、海では湾奥や水深2メートル程の浅瀬がポイントになります。低底に岩が多い場所よりも、柔らかい砂泥底の場所を好むみ生息しているので、釣れない場合は、釣り場の状況を良く確認してみましょう。
「ハゼ釣り」の仕掛け
ハゼ釣りの仕掛けは、大きく分けて5種類。釣り場や釣法によって異なります。主に堤防と船の2つをご紹介します。釣行予定の場所などに照らし合わせて、参考にしてみてください。
▼堤防のハゼ釣り仕掛けを紹介している記事です。
「ハゼ釣り」堤防での仕掛け
堤防の仕掛けで、もっとも使われているのは、ちょい投げ仕掛け。初心者にも簡単に楽しめるオススメの釣法。リールを使っているので、近い場所から、水深のある遠くの場所までと、幅広く探ることができます。
ハヤブサ ハゼだぜ 下オモリセット
▼ちょい投げ釣りを紹介している記事です。
「ハゼ釣り」船での仕掛け
船の仕掛けでは、胴突き仕掛けが多く使われます。ハゼ専用のものはなく、他魚種の仕掛けを流用します。船の直下で誘う釣りで、特別な技術は必要ありませんが、しっかりと仕掛けを落とし込み、低底を探りましょう。
がまかつ 船釣キス 早掛SP 胴突2本仕掛
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「ハゼ釣り」のエサ
ハゼ釣りで使われるエサは、定番の『青イソメ』がオススメです。釣具店やネット通販でも手に入れることができ、ハリ持ちの良いエサとして親しまれています。ハリに付けた後は、2センチ程度にカットすることで、半身だけ持っていかれてしまうことを防ぎます。1日の釣行であれば、1パックで十分に楽しむことができます。
▼ハゼ釣りのエサを紹介している記事です。
ワーム
ハゼ釣りを楽しんでみたいが、どうしても活きエサが苦手な方もいらっしゃるでしょう。見た目はリアルで、いかにもイソメに見えるワームも発売されていますので、ぜひ試してみてください。
マルキュー パワーイソメ ソフト (中)
▼エサの代用となるワームを紹介している記事です。
ルアー
ハゼ釣りは、昨今ルアーを用いた釣法も確立されてきています。クランクベイトと呼ばれるルアーを用いたハゼ釣りは、通称『ハゼクラ』と呼ばれ、エサ、ワームともに苦手な方や、ゲーム性を求める釣り人にオススメです。
ダイワ ハゼクランク
▼ハゼクラを紹介している記事です。
「ハゼ釣り」は天ぷらも魅力
江戸前で古くから愛されるハゼの天ぷら。手軽に釣ることができる魚ですが、料亭でも扱われる高級魚。白身の淡白な味わいは、天ぷらが1番人気! たくさん釣れた際は、皆で天ぷらにして味わってみてはいかがでしょうか。
▼ハゼ料理を紹介している記事です。
魅力あふれるハゼ釣りを満喫!
とても簡単に釣りを楽しめるハゼ釣りですが、10匹しか釣れない人もいれば、工夫一つで100匹を超える束釣りをする釣り師もいます。簡単な道具でハゼ釣りを楽しむのもいいですが、ひと工夫加えて、より深くハゼ釣りを楽しんでみてはいかがでしょう。