スーパーの食品と釣り用エサの違い
一般的に釣り用のエサというのは、針持ちが良くなる加工がされていたり、直ぐに腐らないよう防腐処理がされています。
また、商品によっては集魚用としてアミノ酸や集魚剤を浸み込ませてあったり、着色がしてあったりと、ひと手間が加わる為に、同じ素材を使用していても、釣り用エサの値段のほうが高くなるのです。
食品はエサ持ちが悪い
食品は加工がされていませんのでエサ持ちが良くないものが多いです。エサ持ちの悪い餌は、キャストした際に身が針から外れてしまったり、腐りやすいといったデメリットも多いです。
ですが、全く餌として使えないかと言えばそうではなく、食品でも一工夫加える事で、釣り餌として使いやすくする事が可能です。
生鮮食品は塩締めで一工夫!
塩締めは、生エサの身に塩をまぶして水分を飛ばす事で、身を締め、針もちを良くしたり、腐敗を抑える効果があります。今回ご紹介した小魚・切り身・アサリ・イカ・ササミで使える方法なので是非試してみて下さいね。
用意する物
・生エサ
・タッパーなどの容器
・安い塩(コストを抑える為)
・キッチンペーパー又は新聞紙
・ジップロックなどの袋
塩締めの手順
①タッパーなどの容器の下に、新聞紙やキッチンペーパーを敷く。
②その上に塩をうっすらと敷き詰める。
③身を真っ直ぐにした小魚を、塩の上に敷き詰めていく。※身が重なっても問題ありません。
④さらにその上から塩をまぶす。
⑤フタをし「冷蔵」で一晩から二晩程度、置きます。
⑥水が抜けた小魚を取り出し、キッチンペーパーでさらに水気を取り除く。
⑦これにて完成。1小分けにしてジップロックにいれます。
※ジップロックにいれるのは、釣り場で携行する際や、次回釣行に備えて、冷凍保存するのに便利です。
※エサの型崩れが気にならない方は、ビニール袋に生エサと塩をドサッとを入れ、後から水気を取るという簡単な方法もありますので、お好みで試してみて下さい。
どうせならもっと安く買おう!
スーパーで買うと言っても、自分たちが食べる食材を買う訳ではありません。生鮮食品は値下げされやすい食品ですので、お店の閉店間際に行き、賞味期限ギリギリの値引き商品を冷凍保存して、何回かに分けて使えば餌代の節約にもなりますよ!