LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら

エギが全然ダートしなくなった……でも、釣れる。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

仮面シンカーに次ぐ、第二の仮面

2026年春にダイワが発売したドリフトマスクをご存知でしょうか?

一見地味でマニアックなパーツですが、発表された瞬間に「これは……!?」とめちゃくちゃテンションが上がりました。

そんなドリフトマスクを購入し、使ってきたのでインプレします!

ドリフトマスクとは……

ドリフトマスクはエギに取り付けるオプションパーツです。

元々ダイワには、仮面シンカーというマスク状の後付けシンカーがありますが、ドリフトマスクはその逆。

エギのフォールスピードを殺すためのアイテムです。

こちらがドリフトマスクをエギに装着した状態です。

左右に二対のヒレが設けてあり、これが潮を受けて抵抗を生むことで、エギのフォールスピードが遅くなります。

また、潮受けがよくなるということは、流されやすく(ドリフトしやすく)なるともいえますね。

いくみん

ワンタッチでエギがシャロータイプになるイメージですね!

3.0号と3.5号に対応

ドリフトマスクのサイズ展開は、3.0号用と3.5号用の2種類です。

それぞれにケイムラ・グロー・ピンクグローの3パターンをラインナップしています。

いくみん

素材には、アミノ酸系誘引成分である「アミノX」も配合されています。

ドリフトマスクを実釣インプレ

合うエギ・合わないエギがある

エギといえども形やディテールは様々なので、すべてのエギにドリフトマスクが付くわけではありません。

ということで、手持ちのエギを使ってフィッティングを試してみました。

こちらはダイワのエメラルダス ダートLC TypeS。フィッティングは完璧で、脱着もスムーズです。

おそらく、後述のアモラスを除けば、ダイワのショア用エギには装着できると思われます。

ヤマシタのエギ王Kに装着してみると、シンカーや羽根と少し干渉してしまいました。

さすがにダイワ製エギのようなフィット感ではないものの、実用は十分可能でしょう。

ただし装着するのに少しコツがいり、引っ張りながらシンカーにはめ込む必要があります。

デュエルのイージーQキャストは、スナッグレスバンパーと干渉するも、アクションに悪い影響はありませんでした。

ここからは使えないエギです。

公式情報としてアナウンスされている通り、アモラスはヘッド上部のアイにしっかり干渉するので使用できません。

クロノのプロスペックは、羽根が折りたたまれてしまいました。

シンカーへの干渉度も大きく、個人的に使いたいとは思いません。

フォールスピードは65%ぐらいに

ノーマル状態

ドリフトマスク装着時

体感ではありますが、ドリフトマスクを装着するとフォールスピードは65%ぐらいになるイメージです。(潮流等の環境にも左右されます)

試しに足元で着底までの秒数を計測してみると、ノーマル状態だと5秒、マスクド(ドリフトマスク装着状態)だと8秒を要しました

また、フォール姿勢にも違いがみられます。フリーフォールでは、ノーマルが真下を向くような姿勢なのに対し、マスクドはテンションフォールに近い緩やかな角度になります。

とくに払い出しの潮など、エギが正面から潮流を受ける状況では、この傾向がより顕著になりますね。

いくみん

とくに払い出しの潮など、エギが正面から潮流を受ける状況では、違いがより顕著になりますね。

ダートはしなくなる

ノーマル状態

ドリフトマスク装着時

ドリフトマスクを装着すると、エギらしいダートアクションをしなくなります

そもそも、ダートやスライドと呼ばれるアクションは、エギでもメタルジグでもジャークベイトでも、“水を抜く”ことで生じる動きです。

そのため、ドリフトマスクのヒレが“水を掴む”ことで、ダートアクションは影を潜めます。

すると、「アピール不足では?」と心配になるかもしれませんが、“アピールの質が変わる”と理解するのが正しいでしょう。

ダートアクションは視覚的なアピールは強いものの、水を抜いている(逃している)ため、水押しによるアピールは強くありません。

反対にマスクドは見た目の動きこそ地味ですが、水をしっかり掴んで動かすので、水を押して強くアピールします

アオリイカは視力が良いと知られますが、その一方で、魚の側線のような感覚器も発達しており、索餌に活用していると考えられています。

その感覚器に強く訴えかけるのが、マスクドの動きです。

いくみん

もちろん、どちらの動きが良いかはその時のイカ次第。

実際、ダート系のエギには無反応だったイカが、チェイスしてきたことはありましたよ。

潮流がある環境で真価を発揮

ドリフトマスクの効果を端的に表すと、「フォールスピードとアクションが変わる」です。

しかし、実釣においてはそれ以上に大きな影響があり、とくに潮流を受ける環境で真価を発揮するアイテムだと思います。

払い出す潮、当て潮の2パターンを例に紹介します。

払い出す潮の場合

潮受けが大きくなるため、足元から沖へ払い出す潮では、エギを潮流に乗せて沖へ送り出しやすくなります。

エギが潮に持っていかれる感覚も明確になり、やや潮流が弱い状況でも、その潮を捉えて沖に流し込めるようになりました

その一方で、潮が速い場合はエギが流されすぎたり、浮き上がりやすくなったりするので注意が必要です。

また、ジャーク時の抵抗が増えて重くなるので、竿が柔らかすぎると釣りにくいと感じました。

いくみん

払い出す潮に限らず、「付ければいい」ってもんではありません。

当て潮の場合

沖から足元に流れてくる当て潮の場合、エギがどんどん手前に押し戻されるので、糸がフケてテンションが抜けていきます。

そのため、とくに夜間は糸のテンション管理が難しく、「当て潮=難しい」というイメージが強い人も多いでしょう。

しかし、ドリフトマスクを装着するとエギが動き出す際に抵抗が生まれるため、糸が張った瞬間がわかりやすくなりました

いくみん

払い出しでも当て潮でも、ラインテンションを掴みやすいのはメリットですね。

保管には注意が必要

ドリフトマスクはエラストマー製なので、他素材の製品とは分けて保管しましょう

筆者は使用後は水洗いをして乾燥させた後、付属の袋に入れて保管しています。

これは手放せない

ドリフトマスクを使ってみたら、期待通りとても効果的なアイテムでした。

普通のエギでは釣れないイカを狙えるので、ぜひ使ってみてください。

撮影:いくみん

関連記事