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「食べないのになぜ釣るの?」への返し39連発。真面目に答える気はありません

「食べないのになぜ釣るの?」への返し39連発。真面目に答える気はありません

「食べないのに、なんで釣るの?」

そんな素朴な疑問に、毎回まじめに答えるのも骨が折れます。

そこで今回は、アメリカンジョーク、屁理屈、哲学、言ってはいけない返しまで39連発用意しました。

目次

「食べない(リリースする)のになぜ釣るの?」

釣り人にとっては普通でも、外から見れば不思議なことはあります。

キャッチ&リリースも、そのひとつかもしれません。

「食べないのになぜ釣るの?」

毎回まじめに説明するのも骨が折れるので、代わりに返しを考えておきました。

哲学、屁理屈、アメリカンジョーク、そして絶対に使わない方がいいものまで。

先に言っておくと、キャッチ&リリースの是非を論じる記事ではありません。

ほぼ大喜利です。

「その例え、おかしくない?」と思っても、たぶんその通りです。

気に入らない返しは、そのままリリースしてください。

uoppay

なお、実際に使って人間関係までリリースしても責任は負いかねます。

アメリカンジョーク風

「なぜ逃がすかって? 自由の国で育ったんでね」

魚にまで自由を保障します。

自由とは何か。

たぶん、この人もよく分かっていません。

「俺は魚を釣らないと死んじまう。でも全部食ってたら、もっと早く死ぬ。だから逃がすのさ。ハハハハハ」

釣らなくても死ぬ。

全部食べても死ぬ。

生きるためのキャッチ&リリースです。

「マイワイフだってキャッチしたあとリリースしたぜ。今じゃ郵便屋がキープしてる。ハハハハハ!」

どうやらこの男、魚より先にワイフをキャッチ&リリースしていたようです。

しかも現在のキープ先は、郵便屋だそうです。

「全部持って帰る? 政府じゃあるまいし、取れるもの全部取る気はないぜ」

取れるものは全部取って、自分のところに残しておく。

そんな釣り人にはなりたくない、という妙に政治的なキャッチ&リリース論です。

「魚くらい自由にしてやろうぜ。俺たちは住宅ローンから逃げられないんだから」

魚にも自由を。

こちらはあと何十年か逃げられません。

「キミが大きな冷蔵庫をくれるってんなら、持ち帰りも考えようかな」

持ち帰れと言うなら、まずはその後の保管場所を用意してもらおうという理屈です。

どうやら魚より先に、大きな冷蔵庫を釣り上げるつもりのようです。

「キミは山登りが趣味なんだって? で、登った山は食わないのか? ハハハハハ」

「体験したものは食べなければ意味がない」という理屈を、そのまま登山へ持ち込みました。

山を食べ始めたら、もう釣りどころではありません。

「後でサイズを聞かれた時に、大きく言ってもバレないだろ?」

証拠は水の中へ帰しました。

魚が手元に残っていなければ、48cmが50cmになっても、78cmが80cmになっても、誰にも確かめられません。

キャッチ&リリースとは、魚だけでなく証拠もリリースする釣法なのです。

論点ずらし・前提くずし

「美術館から手ぶらで帰ってくる人って、何しに行ったんでしょうね」

絵を見るためです。

体験したものを所有しなければ意味がないのなら、美術館はかなり不思議な施設になります。

「FISHINGって読めます? EATINGとは書いてませんけど?」

たしかに「釣る」と「食べる」は別の行為。

かなり言い返しにくい屁理屈です。

「あなたが宇宙人に連れ去られたとして、逃がされたいですか? それとも食べられたいですか?」

魚の立場が分からないなら、自分を魚の側に置いて考えてみましょう。

突然、宇宙人に捕まった。

そして選択肢は、「食べられる」か「逃がされる」か。

少なくとも私は、「食べないなら捕まえるな」と宇宙人を説教するより先に、全力でリリースを希望します。

「ピアニストにならない人は、ピアノを習っちゃダメなんですか?」

ピアノを弾くこと自体が楽しいように、釣ること自体が楽しい。

案外、それだけの話なのかもしれません。

「食べないなら釣る意味がないって、誰が決めたんですか?」

質問に答えるどころか、質問そのものをひっくり返しました。

気づけば、説明する側とされる側が逆転しています。

恋愛に例える風

「俺と魚は遠距離恋愛なんだ。たまに会うくらいがちょうどいい」

会うたびに針を刺しているので、かなり一方的な恋愛です。

魚側がこの関係を遠距離恋愛だと思っているかは定かではありません。

「推しは持って帰れない。でも、握手くらいはしたいだろ?」

会いたい。握手もしたい。でも、持って帰りたいわけじゃない。

推し活もキャッチ&リリースも、案外似ているのかもしれません。

「俺と魚の関係はシンプルだ。会って、写真を撮って、二度と連絡しない」

キャッチ&リリースが、一気にマッチングアプリの話になりました。

再び同じ魚を釣った場合だけ、少し気まずくなりそうです。

「持ち帰らないなら無意味? 君の学生時代の恋愛も全部そうだったのかい?」

結婚しなくても、恋愛には何かが残ります。

相手によっては、古傷まで残ります。

「コンドームが売っている理由を、君は考えたことある?」

行為の目的が、必ずしもその先にある結果だけとは限りません。

釣りだって、食べることだけが目的とは限らない。

かなり遠回りですが、言いたいことは妙につながっています。

意識高い系

「SDGsをアジェンダに置きつつ、リリースを起点に魚とのエンゲージメントを再定義して、そこをKPIで可視化しながらLTVを最大化していく。最終的にはROIじゃなくて、社会実装まで見てるかな」

何を言っているのか、ほとんど分かりません。

キャッチ&リリースの話だったはずが、いつの間にか意識高いコンサルが酒の席で唱えそうな呪文になっています。

魚を逃がしているだけなのに、本人の中では既にプロジェクトがフェーズ2へ移行しています。

「食べる・食べないの二元論から、そろそろ脱却しません?」

急に議論のレベルを一段上げようとしてきました。

ただ釣って逃がしているだけなのに、既存の価値観へ問題提起しています。

「持続可能なフィッシング・エコシステムを、現場から実装してるだけです」

やっていることは魚を逃がしているだけ。

でも「現場から実装」と言えば、急に壮大になります。

「SDGs!SDGs!(USA!USA!のリズムで)」

とりあえず叫んでおけば、なんとなく環境にいいことをしている気がしてきます。

本当にキャッチ&リリースがSDGsなのかは、いったん置いておきましょう。

哲学風

「手元に残らないものには、価値がない?」

旅行、音楽、恋愛、スポーツ。

人生を楽しくしているものの多くは、物として残らないのかもしれません。

「結果だけが目的なら、人生の途中は全部無駄になりますよ」

魚一匹の話から、人生論へ。

釣り人は油断するとすぐ話を大きくします。

「あなたの人生の目的と、私の人生の目的は違う。それと同じさ」

急に壮大な話になりましたが、言っていることはシンプル。

釣りに何を求めるかは人それぞれ。意外とまともです。

「全部自分のものにしたがるから、世の中おかしくなるんだよ」

魚一匹の話だったのに、いつの間にか人間の欲望まで批判し始めました。

「逃した人がいたから、今釣りができてるんだと思う」

誰かが持ち帰らずに逃がした魚が、その後も生きて、また別の釣り人を楽しませているかもしれません。

キャッチ&リリースは、その一匹を自分だけで終わらせず、次の人へつなぐ行為でもあります。

少しきれいに言えば、釣り場に残すのは魚ではなく、次の誰かのチャンスなのかもしれません。

「感謝していただくことも答え。感謝して逃すことも答え」

釣った魚を食べることも、逃がすことも、どちらか一方だけが正解とは限りません。

命をいただくなら、感謝していただく。

逃がすなら、その出会いに感謝して水へ戻す。

魚との向き合い方に、ひとつだけの答えを決めなくてもいいのかもしれません。

「全部持って帰ったら、次に来たとき何を釣るんだい?」

未来の釣り人に魚を残している。

もちろん、その「未来の釣り人」には自分も含まれています。

教団ホラー風

「教祖様は、還しなさい——と」

理由は、それだけです。

なぜ還すのか、どこへ還すのか、そもそも教祖様は誰なのか。

聞けば聞くほど、釣りの話から遠ざかっていきます。

「魚を持ち帰ると、次はあなたが還される番になりますよ」

キャッチ&リリースの説明を求めただけなのに、急に命の危険を感じる展開になりました。

詳しいルールは分かりませんが、どうやらキープには相当重いペナルティがあるようです。

「その魚、あなたが釣ったと思ってるんですか? 選ばれたのは、あなたの方ですよ」

さっきまでただの釣果だった魚が、急に何かの使者に見えてきました。

早めに還した方がよさそうです。

言ってはいけない

「お前と話しても何も得られないけど、今こうして話してるだろ?」

キャッチ&リリースの説明には成功していませんが、人間関係のリリースには成功するかもしれません。

「子孫も、財産も、名声も、作品も、功績も、伝説も、銅像も、Wikipediaのページすら残さないのに、あなたは何のために生きてるんですかぁ?」

「残らないなら無意味」を人生にまで適用すると、だいたい全員アウトです。

なお、相手に直接撃つには火力が高すぎます。

「お前が生きている理由くらいには、無意味なことかもな!」

ついに理屈すら捨てました。

魚より先に、自分が社会からリリースされそうです。

絶対に使わないでください。

真面目に答えるなら

ここまで散々ふざけてきましたが、「食べないのに、なぜ釣るの?」という問いは、意外と本質的です。

真面目に答えるなら、私はこう考えています。

「釣ることと、食べることは別の目的だからです」

釣りには、魚を食べることとは別の楽しさがあります。

魚を探し、考え、狙い、一匹にたどり着く。その過程そのものが好きだから釣る。

「食べたい」と「釣りたい」は、必ずしも同じではないのだと思います。

「食べることが、釣ることの免罪符になるわけでもありません」

食べるために魚を釣ることにも、人間側の都合があります。

釣って楽しんで逃がすことにも、同じように人間側の都合があります。

どちらかだけが絶対に正しい、という話ではない気がします。

「魚からしたら迷惑でしょうね。それでも釣りたいんです」

キャッチ&リリースを「魚に優しい行為」と言うつもりはありません。

魚からすれば、そもそも釣られること自体が迷惑でしょう。

それでも私は釣りたい。

だから、食べる魚はありがたくいただき、食べない魚はできるだけ負担を減らして逃がす。

矛盾はあります。

その矛盾を認めたうえで釣ることが、今のところ一番正直な答えです。

ダジャレ風

「つれないことを言うんじゃないよ」

「つれない」と「釣れない」を掛けた、説明不要の釣り人ジョーク。

相手の疑問には何ひとつ答えていません。

でも、これくらいで終わらせるのが一番平和なのかもしれません。

で、結局なんて答えよう?

ここまで39個考えておいてなんですが、結局のところ答えは人それぞれです。

食べる釣りも、逃がす釣りもある。どちらかだけが正解とは限りません。

それでも「なぜリリースするの?」と聞かれたら、案外これが一番正直なのかもしれません。

「釣りたいから」

「どれもイマイチだったな〜」「39個ってキリ悪いな〜」という人は、ぜひこの記事と一緒に、“あなたの名言をSNSでシェアしてください。

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40個目の名(迷)言は、あなたから生まれる!

……かもしれません。

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