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アバニ エギング マックスパワーPE X9をインプレ。アタリが手元に響いてくる!

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目次

エギングに“9本編み”という選択肢

長きにわたって多くのエギンガー達から支持され続けている、バリバスの「アバニ エギング」シリーズ。

そんなシリーズに2024年、最上位モデルとなる「アバニ エギング マックスパワーPE X9」が加わりました。

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X9というと、先行して発売された「ジギング 10×10」が好評のようですが、それと同じ原糸を用いたエギング特化モデルです!

▼アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X9のインプレはコチラ

これが凄かった。

今年の春イカシーズンに、このエギングマックスパワーPE X9をしっかり使い込んだのですが、これがかなりの好感触。

そもそもX9の構造的特徴がエギングにマッチしている上に、バリバス特有のカラーリングやコーティングが相まって……。

今回は、そんなアバニ エギング マックスパワーPE X9の使用感を詳しくご紹介します!

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ラインナップは、0.6号、0.8号、1号の3つです!

アバニ エギング マックスパワーPE X9の4つの特徴

超が付くほどの低伸度

一般的なPEラインの伸び率は5%前後と言われていますが、X9はなんと3%台という超低伸度っぷり

ラインの中心に芯となる原糸があり、周りの原糸が縦方向に編まれているため、構造に起因する伸びが非常に少ないのです。

“ラインそのもの”に張りがある

X9はラインそのものに強い張りがあります。

そもそも一般的な張りの強いPEラインというのは、コーティングを施すことによって柔らかいPEラインを硬く仕上げています。

それに対してX9は、芯のある9本編みという構造由来の張りを備えているのが特徴。

使い込んでコーティングが消耗したとしても、ある程度の張りが残るわけです。

まん丸で潰れにくい

真ん中に芯が入っていることで、PEライン自体が真円に近くて潰れにくいという特徴があります。

潰れて扁平になってしまうと潮や風の影響を受けやすくなりますが、X9ならそんな心配は無用。

潰れないがゆえに、リールに巻いた時にカサが高くなることがありますが、直径が太いわけではありませんよ。

直線強度も高い

号数X8のMAX LB.X9のMAX LB.
0.614.514
0.816.718
120.223

X9には、「太くなるにつれてX8よりも直線強度が強くなる」という特徴があります。

0.6号のみX8をわずかに下回るものの、0.8号でMAX18lb、1号でMAX23lbという脅威的な強さです。

白ベースのラインカラー

ラインカラーは白ベースに、フォーリングバイトマーカーと呼ばれる紫とピンクのマーカーが入っています。

エギングマックスパワーPE X8と似ていますが、X8は紫+オレンジのマーカーです。

アバニ エギング マックスパワーPE X9の良いところ

感度がめちゃくちゃ良い

超低伸度による感度の高さは、エギングにおいて強力な武器です。

実釣中、ラインにはまったく動きがないのに、手元にはコンッと響く小さなアタリを感じて非常に驚きました!

今まで、手元には一切伝わらないけど、ラインが動くアタリは山のようにありましたが、逆は初めて……。

エギングを始めて20年近く経ちますが、まさかこんな経験をするとは思わなかったです。

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常夜灯も月明かりもない、闇エギングではとんでもなく大きなメリットだと思います!

とにかく視認性が良い

マズメ時や日中など、状況を選ばずにもっとも見やすいカラーが白でしょう。

夜であっても常夜灯があればはっきりと見えますし、時には月明かりでもぼんやりと視認できます。

さらに2m間隔でマーカーが入っているので、ラインがどれくらい引き込まれているとか、ピリッと動くような小さい変化もめちゃくちゃ見やすいんです!

SUU

ずっと使っていたショアマスターも含め、PEは白がベストだと思っています。

▼アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスターのインプレはコチラ

ディープでもダイレクトな操作感

3%台の超低伸度のおかげで、深くまでエギを沈めてもダイレクトなシャクリ感です。

ディープタイプのエギや抵抗の大きなエギを使っている時も同様で、操作感がボケません。

ちょっと大袈裟な言い方をすると、少しロッドが硬くなるようなイメージですね。

SUU

ティップランにもめちゃくちゃ良さそうですよ!

張りがあるからトラブルが少ない

糸フケが出るエギングは、ルアーフィッシングの中でもライントラブルが起こりやすい釣りです。

柔らかいPEラインがフケるとティップ絡みやエアノットを誘発するのですが、X9は張りが強いのでこういったトラブルが少なくなります。

もちろん、フェザリングやラインメンディングは“ありき”ですが、ラインそのものがトラブりにくいのは良いですね。

SUU

トラブルが起こりやすい夜や、時合いが短い春はとくに安心です!

気になるところ

色が滲んでしまう

X8の記事でも同じことを書きましたが、白いPEラインの宿命で、使っているうちにマーカーの紫が滲んで全体的に薄紫になってしまいます。

これはすべての白いラインに共通しますし、視認性に支障は出ないのですが、新品のかっこいい配色が続いたら最高ですよね。

SUU

技術が進んで滲まない白色が実現するのを願っています。

SUU的・X9とX8の使い分け

感度重視→X9

X9最大のアドバンテージは、今まで気づかなかったアタリまで感じられる感度です。

そのため、春の親イカエギングに代表される、シビアで繊細な釣りにはX9が向いています。

大きなイカがエギを抱いたまま動かないような、モヤーっとした微妙なアタリもしっかりと伝えてくれるはずです。

また、深場のエギングには低伸度で高感度なX9が断然向いていますね。

SUU

個人的には、晩秋・春にはX9を使いたいです!

飛距離重視→X8

アバニ エギング マックスパワーPE X8

X9に比べてしなやかなX8はガイド抜けが良く、飛距離の面でアドバンテージがあります

そのため、広範囲にキャストしつつランガンするような釣りにはX8が向いていると言えるでしょう。

秋にシャローエリアをパンパン撃っていくような時や、サーフなどの飛距離が求められるエリアにマッチします。

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「X9がX8の上位互換」というわけではなく、それぞれに適性があるのでそれを理解して選択するのがベストです!

▼アバニ エギング マックスパワーPE X8のインプレはコチラ

エギングがもっと深くなる。

正直、けっして安いラインではありませんが、その感度を一度体感してもらうと価値がわかると思います。

ぼくが驚いた、あの“手元にだけアタリが伝わる感覚”を、ぜひみなさんにも体験してもらいたいですね。

エギングをより深く、より高いレベルで楽しめるラインになっていると思いますよ!

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撮影:六畳一間の狼 SUU

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