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【地味だけど紛れもない“釣具”】これ以上に“粋”なアイテムが他にあります?

釣りに便利な、携帯できる小さなゴミ箱を特集!

釣りに出かけると、糸の切れ端や仕掛けのパッケージなど、意外と様々なゴミが出るものです。

もちろん、釣り人にとってゴミを持ち帰るのは常識。でも、ゴミの種類によっては扱いづらく、ちょっとしたストレスになることもありますよね。

そこで今回は、“釣行時のゴミ入れ”を深掘り!

用途に合わせて上手に使い分ければ、釣りがもっと快適になりますよ。

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目次

ゴミ入れの使い分けって必要ですか?

釣り場で出る様々なゴミ

釣行時のゴミ入れ、「ゴミ袋ひとつで十分じゃない?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際には釣り用のゴミ入れは複数持ちがおすすめです。

筆者もいろいろな製品を試しましたが、「これひとつで万能!」と言えるゴミ入れは、正直ありません。

たとえば、ビニール袋に不要になった針を入れると穴があいてしまい、糸くず用のゴミ入れには仕掛けのパッケージが入らない……といった具合です。

やはり適材適所で、2~3種類を使い分けるとゴミ捨てがより機能的かつ効率的になります。

福永

釣り用のゴミ入れは携帯性を考慮されているので、毎回ガサガサとゴミ袋をひっぱり出すよりも断然スマートです!

かさばるゴミにはソフトなシリコン製

シリコン製のゴミ入れ

柔軟性があって収容力が高いのが、シリコン製のゴミ入れです。 

シリコンは柔らかいので、腰やバッグにぶら下げてもカタカタ音がせず、落としたりぶつけたりしても割れることはありません。

詰め込めば見た目以上の容量があるので、仕掛けのパッケージやお菓子の袋なども飲み込んでくれます。

ゴミを入れる際にファスナーの開閉といった手間がなく、サッと入れられる使いやすさも魅力です。

福永

見た目がオシャレでカラーも豊富なので、自分好みの1個を見つける楽しみもありますね。

ゴミ以外を入れても便利!

シリコン製のゴミ入れ

シリコン製のゴミ入れは、ゴミ以外の小物を入れておくのにも活躍します。

小物類は、バッグや服のポケットに入れると行方不明になりがちですが、収納場所を決めておくと散らからず、取り出したい時もすぐに見つかってとても効率的。

筆者もゴミ用とは別にもうひとつ買い足し、ルアーのフックを束ねていた輪ゴムやフックカバーなどを入れるケースとして活用しています。

「ゴミ入れ」と名前は付いていますが、持ち運びしやすいシリコン製容器と考えてみると、いろいろとアイデアが浮かんできますよ。

福永

ラインストッパーやスプールバンド、アメ玉やスナック類などを入れても良いですね。

シリコン製にも苦手なものが……

シリコン製のゴミ入れ

優秀なシリコン製ゴミ入れにも苦手なものはあり、それは中途半端な長さの釣り糸です。

短い切れ端や、グルグルに丸めたPEラインなら問題ないのですが、フロロカーボンのリーダーなど張りがある糸は口から飛び出てしまいがち。

何度押し込んでも、口から糸の先がピョンピョン飛び出すので、ついムキになって押し込んでしまいます……(笑)。

やはり、糸くずには後ほどご紹介する糸くず専用アイテムの方が向いています。

福永

釣り針や刃物など、鋭利なものも避けましょう。穴があく可能性がありますからね。

シリコン製のコンパクトなゴミ入れです。

ゴミをスッと入れられるのに簡単にはこぼれない、イソギンチャクのような口が使い勝手抜群!

汚れても水洗いできて衛生的に使えます。

大容量のシリコン製ポーチで、口の開閉はマグネット式です。

クリップを使用すれば、腰ベルトやバッグなどに取り付けられます。

糸くず専用の巻き取りタイプ

糸くずワインダー

なかなか素直にゴミ袋に収まってくれない釣り糸の収容に特化したのが、いわゆる「巻き取りタイプ」のゴミ入れ。

内部にたくさんの突起があり、それを回転させることで釣り糸を絡め取ってまとめてくれます。

サビキ釣りやシロギス釣り、ワカサギ釣りなど、ハリスが長い仕掛けやエダスが多い仕掛けを使う釣りとスゴく相性が良いですね。

スルスルと糸を巻き取ってくれる快適さを知ると、もうビニール袋などに捨てる気は起きなくなりますよ。

福永

釣り糸は野鳥に絡んで命を奪ったり、マイクロプラスチックの原因になったりします。必ず持ち帰りましょう!

数々のアイデア商品をリリースしている第一精工の「糸くずワインダー」。

糸くず用ゴミ入れの代表的存在と言えるでしょう。

クルクルと糸を巻き取る様子が見たくて、無駄にカリカリしちゃいます。

苦手を克服したアイテムも登場

切れ端x糸くずワインダー

巻き取りタイプは、短い糸の切れ端を巻こうとするとツルツルと滑って突起に引っかからず、使いにくい側面があります。

また、あまりに長い糸くずは収容力が足りなかったり、頻繁に中身を捨てる必要が発生したり……。

ですが、切れ端用のフタが追加されたものや、容量アップしたものがリリースされているのでチェックしてみましょう。

これまでの糸くずワインダーに、切れ端用の投入口を増設したモデルが「切れ端x糸くずワインダー」。

短い切れ端にも対応できることで、万能型の糸くず用ゴミ入れとなっています。

初めて糸くず入れを買う方には、これがおすすめです。

「切れ端x糸くずワインダー」の容量をアップした最強バージョンが「XL」です。

仕掛けの消費が激しい釣りや、太いラインを使う釣りをする方もこれなら安心でしょう。

交換した釣り針の持ち帰り

100均の密閉容器とフックが入っていたパッケージ
100均の密閉容器とフックが入っていたパッケージ

釣り場で出るゴミの中でも、とくに厄介なのが釣り針です。

柔らかい素材の袋や容器では穴があく可能性があり、ポケットやバッグの中に釣り針が散乱するとあちこちに刺さってしまい最悪の事態に……。

小さめのフックには専用品があるものの、大きなフックにぴったりのアイテムはなかなか見当たりません。そこで活用したいのが100均商品や空きパッケージ。

その日に使うフックサイズに合わせて何種類か用意し、釣行ごとに入れ替えて使えば、コストも抑えられて効率的です。

小さめのフックの持ち帰りに便利なスミスの「フックボトル」です。

底部にマグネットを内蔵しており、フックをしっかりホールドしてくれます。

大きなトレブルフックなどは入らない点に注意してくださいね。

持ち帰った釣り針の処理はどうする?

釣り針を持ち帰った後は、住んでいる自治体のゴミ捨てルールに従って廃棄してください。

多くの自治体で共通しているのは、「針先が外に出ないように梱包すること」や、「釣り針・危険物と明記すること」などです。

とはいえ、細かいルールについては自治体のホームページなどを確認するのが確実です。

福永

釣り針回収サービスを実施している釣具屋さんもあるので、近所のお店を調べてみるのもアリですね。

吸い殻

喫煙する釣り人には携帯灰皿が必須アイテムですが、少々値段が高くてもハイグレードな灰皿を買うことをおすすめします。

ハイグレードな灰皿ほど密閉性が高いので、ポケットやバッグの中がタバコ臭くなったり、灰がこぼれてしまったりすることがなく、快適に使用することができますよ。

また、空き缶を灰皿代わりにする方もいますが、リサイクルする際に資源化が難しくなるので携帯灰皿を持ち歩きましょう。

福永

ポイ捨ては、釣り人としても喫煙者としても絶対NGですよ!

携帯灰皿としては高額なアイテムと言えますが、優れた機能とデザインを見れば納得することでしょう。

材質と加工精度が素晴らしく、ゴムパッキンを使用せずとも高い気密性を誇っています。

豊富なカラーラインナップとハイグレードな質感で、所有感も満たしてくれること間違いなしです。

マグネット式でフタを簡単に開閉できるほか、ボディ本体を磁力でくっつけて設置することもできる優れものです。

精巧なテーパー成形により気密性が高く、灰が飛び散ることはありません。

Mサイズでも充分な容量がありますが、ヘビースモーカーの方にはさらに大容量のLサイズもあります。

携帯型ゴミ袋入れ

近年、釣り場の減少にはさまざまな要因がありますが、ゴミの問題もまた、その一因として静かに環境に影を落としています。

これからも釣りを楽しみ続けるためには、釣り場を少しずつでも良い方向へと整えていく意識が、きっと大切になってくるはずです。

とはいえ、泥まみれのパッケージや、肥大化して謎のドロドロが付着した放置ワームを見つけたとき、さすがに自分のゴミ入れに入れるのは気が引けますよね。

そんなときに頼りになるのが、携帯型のゴミ袋入れ。気になったときにサッと袋を取り出して拾い、そのまま封をして処理できる。中身に触れずに済むので、心理的なハードルもぐっと下がります。

釣果ではないけれど、未来を守る“成果”を持ち帰る。そんなあなたにこそ、ぴったりのアイテムです。

福永

100円ショップで販売されています!

釣果だけが、持ち帰るものじゃない

釣り場で出るゴミは釣りのネガティブな部分ですが、お気に入りのゴミ入れの使いやすさを楽しむ機会と捉えれば、ポジティブな気持ちに切り替えられるはずです。

ゴミ入れを機能的に使い分けて、楽しみながら釣り場のゴミを無くしていきましょう!

編集部コメント

ゴミ入れアイテムは、釣り場での快適さを大きく変えてくれる道具です。使いやすさや機能性はもちろん、ちょっとした工夫が気持ちの余裕にもつながります。

とはいえ、ビニール袋ひとつでも、その役割を果たすことはできます。

私たちが本当に携行するべきは、自然や他者を思いやる気持ち。

そこに生きる生き物たちや、同じ場所を共有する人々への、ささやかな敬意です。

編集部

ぜひ、お気に入りのアイテムと一緒に、その“気持ち”もぜひ持ち歩いてください。その積み重ねが、きっと未来の釣り場を守ってくれるはずです。

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