シモリペットはウキ釣りの必需品

ウキ釣りで使うこの小さなパーツ、皆さんご存知ですか?
「ウキペット」「シモリペット」とも呼ばれ、道糸とウキをつなぐ役割があります。
一見するとスナップ付きスイベルのように感じるかもしれませんが、道糸を通す部分が極端に細くなっているのが、スイベルとの違いです。
ダイトウブク プロシモリペット
| サイズ | 大(適合道糸12号まで)、中(8号まで)、小(5号まで) |
|---|
半遊動仕掛けとは

ウキ止めとオモリまでの道糸上をウキが自由に動く仕掛けを「半遊動仕掛け」と呼び、ウキ釣りの基本となる仕掛けです。
ウキ止めはガイドを通り抜けられるので、半遊動仕掛けを使用すると竿の長さよりも深いタナを探ることができるようになります。
シモリペットを使う利点

ガイドをすり抜けるほど小さなウキ止めでも、シモリ玉やシモリペットを使えばウキをしっかり止められます。
シモリ玉とシモリペットの違いはスナップの有無であり、シモリペット最大のメリットは、ウキの交換がとても簡単なことです。
山根
そんなシモリペットをウキ釣り以外で使ったらどうなるか、検証していきましょう!
ちょい投げ仕掛け
ハゼ仕掛けをイメージ

まず試してみたのは、ちょい投げ仕掛け。
ウキをオモリに変更し、ハリスを短くするだけで完成です。
簡単に作れるうえに仕掛け絡みも少なく、想像以上に快適で驚きました。
半遊動と固定

ウキ止めの位置を調整すれば、半遊動仕掛けにも固定仕掛けにもできます。
今回はウキ釣り仕掛けをベースにそのまま組んだため、道糸とハリスは直結にしました。
ただ、餌が回転してしまう場合は、極小のヨリモドシを入れると改善するかもしれません。
カラマン棒が有能すぎる

そして今回いちばん驚いたのは、シモリペットでオモリ交換ができるようになったこと以上に、カラマン棒の仕掛け絡み防止効果でした。
山根
もはや極小の簡易天秤と言っても過言ではありません!
遊動式胴突き仕掛け
シモリペットに糸を結べば……

シモリペットとオモリの間に捨て糸を付けて、胴突き仕掛けにもしてみました。
イシダイ釣り用の遊動天秤仕掛けをミニチュア化したようなイメージですが、この仕掛けもしっかり機能してくれました。
手前マツリはやや多くなった

一方で、ハリスや捨て糸が細いためか、手前マツリがやや増えたのも事実。
ハリスと捨て糸の号数差を大きくしたり、もっと長いカラマン棒を使うことで改善できそうです。
餌釣りって、こうして仕掛けを考えている時も楽しいですよね。
山根
真冬だったゆえに釣果については、あまり聞かないでください(笑)
シンカー可変式フリー&直リグ
ルアーフィッシングにもシモリペット

一通り餌釣りを楽しんだところで、ルアーフィッシングにもシモリペットを応用できないか試してみました。
真っ先に思い浮かんだのはフリーリグ。シンカーを交換するたびにラインをカットするのって、正直面倒ですもんね。
シンカーの交換が楽ちん

30分ほど実釣してみて、確かにシンカーの交換は超簡単。
ただ、比較的大きな金属パーツが増えることで、魚に余計なプレッシャーがかかっていないか心配にはなりました。
また、とくにズル引きなどのアクションでは、オモリとワーム(テールなど動きやすい部分)の距離感も気になりましたね。
山根
もしシモリペットを使うなら、スティック(棒)型のシンカーではなく、ティアドロップ(丸)型の方が良かったかもしれません。
フロートリグへの応用
アジングに挑戦しました

最後に、アジングやメバリングで使うフロートにもシモリペットを付けてみました。
釣果としては、アジング超初心者ながらアジを釣ることができました!
初めてフロートリグを使ってみたのですが、ジグ単との圧倒的な飛距離差に驚愕……。
全誘導でも固定式でも使える

リーダーとの結束部にできたPEラインの余りを使ってフロートを取り付ける方法(いわゆるFシステム)が一般的ですが、やはりフロートの交換って面倒ですよね。
シモリペットを使えば、その煩わしさは解決!
一方で、そのままだと全誘導になってしまうので、ウキ止めを付けることで固定式にもできます。
フロートの下にウキ止めは意味なし

「フロートの下にもウキ止めを付ければ、リーダーの長さも自由自在に可変できるのでは?」
……と思いついたのですが、これは失敗でした。
ウキ止めではキャストの力に耐えられず、毎投ウキ止めがズレてスイベルまで戻ってしまいました。
さらにウキ止めを付けることで、ライントラブルも若干増えた気がします。
山根
少しでもリーダーが絡むリスクを下げるためにも、シモリペットをフロートに使う場合は「全遊動」が最適かもしれません。
シモリペットとカラマン棒はセットで使いたい

今回はシモリペットを使って、ウキ釣り以外の釣法を試してみました。
最初は「企画的に無理やり感あるかも……」と思っていたのですが、やってみると思いのほか便利なアイテムだと改めて実感。
そして同時に、カラマン棒って偉大だな……とも感じましたね!
山根
仕掛け作りも釣りの醍醐味。
シモリペット×カラマン棒のセットで、皆さんもいろんなリグを考えてみてはいかがでしょうか。
