刺身=ワサビ醤油

刺身を食べる時にはワサビ醤油。
もはや疑う余地のない定番ですよね。
飲食店で刺身を注文しても、当たり前のように醤油とワサビが提供されます。
ちなみに、今となっては醤油がスタンダードになっていますが、醤油が普及する以前は酢や煎り酒(酒、鰹節、梅干、塩などを合わせて煮詰めたもの)をつけて食べていたそうです。
刺身を味変したい。

って思ったことはありませんか?
例えば、「ちょっとワサビ醤油に飽きちゃった」とか「量が多いからいろんな味で楽しみたい」とか。
筆者もそう思うことがあり、これまでいろいろな調味料や薬味を試してきました。
今回はその中から、とくにおすすめのタレを3つ紹介します!
イシカワ
ちなみに、記事中で食べているのは釣ってきたヒラメの刺身です。
醤油 × タバスコ ハラペーニョソース

「青タバスコ」とも呼ばれるタバスコ ハラペーニョソース。
外国の料理で使うイメージが強いのですが、じつは和風の味付けにも合うんです。

使い方は簡単で、醤油にハラペーニョソースを垂らすだけ。
量はお好みですが、辛さが赤いタバスコの5分の1程に抑えられているので、あまり辛くなりません。

青唐辛子特有の爽やかな風味と酸味によって、さっぱりとした味わいに。
マイルドな辛味が食欲をそそります。

カルパッチョを作る際にも、ハラペーニョソースは活躍してくれますよ。
イシカワ
魚だけでなく、イカやタコとも相性抜群です!
McIlhenny Company TABASCO®ハラペーニョソース
韓国風甘辛タレ

ちょっとパンチの効いた味を楽しみたい時は、韓国風の甘辛タレ。
最近は、回転寿司でも韓国風のタレを絡めたネタが増えていますよね。
こちらも作るのは簡単で、コチュジャンに醤油と砂糖、ごま油を混ぜるだけ。

甘辛いはっきりした味なので、味変感も強くて癖になるおいしさ。
おろし生姜やおろしニンニク、ゴマを追加したりと、さらにここから味変できるのもこのタレの魅力です。
イシカワ
タレを絡めた刺身をご飯の上に乗せ、韓国海苔をパラパラッとかければ絶品の韓国風海鮮丼になりますよ!
ごま油 × 塩

最後は、ごま油に塩を混ぜたタレ。
焼肉で使うことの多いタレですが、じつは刺身との相性も抜群なのです。

塩だけでも刺身の旨みを楽しめますが、ごま油の風味が加わって後を引くおいしさに。
刻みねぎを加えてもおいしいですよ。

刺身をたたきにして、ごま油と塩を絡めるとご飯にもお酒にも合う一品のでき上がり。
イシカワ
卵黄を乗せれば、塩ユッケになりますよ!
いろいろな食べ方を楽しみましょう!

なんだかんだ、揺るがざるスタンダードはワサビ醤油。
でも、その他のおいしいタレを見つけておくと、刺身を食べる時のレパートリーが広がって楽しめますよ!
撮影:イシカワ ヒデカズ