今年も灼熱の夏、お魚釣れてますか?

年々、気温が上昇している日本の夏。
東京湾奥の釣りといえば、気温が低く活性の高い朝まずめでのトップウォーターゲームや日暮れからのナイトウェーディングなどがメインのフィッシャーマンも多いと思います。
しかし、そう簡単には魚の顔は拝めませんよね。

そんな時に頼りになるのが、鉄板バイブレーション。
アピール力高めながら飛距離が稼げる鉄板バイブは、広範囲を探れるサーチベイトとしてもとっても使いやすいルアーです。
高梨
今回は、自分がよく訪れる水深MAX3mくらいで、流れのある河口付近で使いやすい13〜15gくらいのおすすめルアーをご紹介します!
ゴートゥーナイン クランビット

まずは、2025年の5月に発売されたゴートゥーナイン 『クランビット』の15g。
バレーヒルが新しく立ち上げたシーバスブランドのアイテムは、鉄板バイブの永遠の課題であったフックの糸絡みを最小限に抑える特許技術(Snap-Loc System)を採用しています。

実際に投げてみると、その効果は確かなもので、長時間使用していても糸絡みしづらく、ストレスも溜まりません。
飛行姿勢もよく、飛距離も稼げる印象。
手に伝わってくる振動はそれなりで、トゥイッチやジャーク&フォールで自分好みに扱いやすく、さすがは最新モデルですね。

背ビレ部分に高さがあり、スナップが若干取り付けにくいといった点はご愛嬌と言ったところ。
そのほかは本当に扱いやすいので、流れの強さに合わせて、少し重いサイズも購入しようか検討中です。
高梨
釣り仲間でも愛用者急増中!
ゴートゥーナイン クランビット 15g
メガバス オニマル

大型の背ビレ?が特徴的なのはこちらは、メガバスの『オニマル』12g。
小魚のシルエットを忠実にイミテートしたというスイム姿勢は、どんなリトリーブ速度でも一定のバイブレーション感を手元に伝達。
何よりも飛行姿勢が良く、感覚的には同じ重さでも一番飛距離が伸びている印象です。

スイベル化されたフロントフックは、確かに外れにくくエラ洗いにも強いイメージ。
8、12、16、20gと細かいサイズラインナップで展開しているのも嬉しいポイントのひとつです。
高梨
ちょい重サイズはベイトタックルに最適!
アイマ シュナイダー

アイマの『シュナイダー』13gは、地元のローカルポイントでは実績ナンバーワン!
安定した飛行姿勢に強い波動、カラーやグラムのバリエーションも多く、ボックスのストックを欠かしたことはありません。
上流に投げてドリフトさせたり、下流に投げて追いベイトを演出したり、トゥイッチやリフト&フォールもリニア感があって、本当に使いやすいルアーです。

セットされているフックも大きくてバラしにくい印象。
2025年のモデルチェンジ後の13gでまだ釣果がないので、ちょっと評価はしにくいところですが、初心者からベテランまで扱いやすいルアーであることには変わりありません。
高梨
モデルチェンジで、波動が弱く感じるようになったというウワサも?
アイマ シュナイダー 13g
暑いうちはまだまだ狙えるぞ〜!

夏のデイゲームでは、キビレやマゴチなどのいろいろな魚もアタックしてくるので、シーバスとは一味違うファイトを楽しむ絶好のチャンス。
鉄板バイブといえば、飛距離を求めて重いグラムを選ぶ人が多いですが、なかなか浮上しないまま底を引きずって根がかりなんてパターンにハマりやすいかも。
まずは軽めのルアーから投げ始めて、そのポイントにあった適正サイズと重さを見つけてみると釣果が上がってくるかもしれません!
撮影:高梨達徳