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鉄板バイブレーションの使い方とおすすめ10選(メタルバイブ)

シーバスのデイゲームにおいて必須とも言える鉄板・メタルバイブレーション。今回は様々なメーカーが発売する鉄板バイブの中から特におすすめの製品を厳選してご紹介!

目次

記事内画像撮影:TSURI HACK編集部

鉄板バイブレーションについて

鉄板バイブレーションとシーバス

鉄板バイブレーションは、金属の素材で構成されているバイブレーションルアーを指します。

バスフィッシングではメタルバイブ、シーバスゲームでは鉄板バイブ・鉄板という愛称で親しまれ、

シーバスのデイゲームにおいては通年のメインルアーになるといっても過言ではないジャンルです。

様々な鉄板・メタルバイブ

シンプルな作りですが、その飛距離とアピール力はシーバス用ルアーでも屈指の実力。

広範囲に散らばるシーバスを探すサーチベイトとして優秀です。

鉄板バイブの重さ選び

大型メタルバイブ

水深にあわせて選ぶのが基本。例えば、水深5mくらいまでであれば10~20gくらい、水深10m程度では20~25gくらい、水深10m以上あるような場所では30g以上のように使い分けてみると良いでしょう。

さらに風や波の強さによっても使い分けできるとベター。向かい風や波が高い時は重めでないと釣りにならないこともあります。

編集部厳選!鉄板バイブレーション10選

様々なメーカーが発売するメタルバイブ 。その中でもシーバスにおすすめなアイテムをいくつかご紹介します。

コアマン IP-26 アイアンプレート SC

全長:75mm
自重:26g

鉄板バイブ流行の発端と言える製品。シーバスアングラーに“釣れる鉄板“を尋ねれば、誰しもがその一つに選ぶであろう超人気の鉄板バイブです。

現在のモデルは、従来トレブルフックだったところをシングルフックに変更。飛距離が伸び、キャッチ率も向上しています。

村岡昌憲氏プロデュースの鉄板バイブ。アクションはタイトでハイピッチ。鉄板バイブの中では比較的おとなしいアクションをしています。

さらに浮き上がりにくくレンジキープしやすい、綺麗な姿勢を保つのでラインとフックが絡みにくいといった特徴も。

流れが多少強い状況や、他の強いアクションを出す鉄板バイブでスレてきたかな?と感じた時に使ってみてほしいルアーです。

アムズデザイン シュナイダー

全長:55-73mm
自重:13-28g

ラインアイが2つあるシュナイダーは、前後どちらにセットするかでアクションの質を変化させられます。

前にセットすればロール主体のタイトアクションで早巻きしやすく、後ろにセットすればややワイドなウォブンロールアクションを起こし、ミディアム~スローでの使用がしやすくなります。前にセットして素早くサーチ、後ろにセットしてスローにボトム攻略なんて使い方がこの1つで行えます。

使いやすいと評判の人気鉄板バイブです。Amazonレビューは190件超え。

流れの上流・下流どちらに投げてもはっきりとした振動が手元に伝わり且つ引きやすい特徴があり、さらに鉄板バイブで一番避けたいラインとフックの絡みがとても少ないと使ったアングラーが口を揃えて言います。

実売価格が800~900円とお手頃なことも人気の理由の一つでしょう。

エバーグリーン アイアンマービー

全長:75mm
自重:25.0g

佐川洋介氏がプロデュースした、アクションとフォール姿勢が抜群に良い鉄板バイブ。アクションはキビキビしていて、流れの変化に差し掛かるとヒラを打ってシーバスにバイトのきっかけを与えます。

巻き心地が軽いので、鉄板バイブの重い巻き抵抗が苦手な人も使いやすいはず。

またフック絡みが少ないにも関わらず、搭載フックサイズは#5と一般的な鉄板バイブよりも大きめ。ランカーシーバスとも安心してやり取りできるのは大きな魅力です。

ダイワ モアザン リアルスティール

全長:55-76mm
自重:14-26g

ヘッド下部のタングステンボールでボトム感知がしやすい製品。

姿勢がよく、ボトムにガツガツ当ててバイトを誘う使い方を試しているアングラーが多い様子。フック絡みも少ないとの評価も多いです。

前後2つのアイどちらにセットしても水中での姿勢はあまり変わりませんが、前側だとハイピッチアクションでハイスピード向き、後ろ側だとワイドアクションでスロー向きの使用感に変わります。

巻くだけでなく、自分からアクションを仕掛けてバイトを誘っていける珍しいタイプの鉄板バイブ。

鉄板バイブと言えばただ巻きですが、冷音はロッドで操作することで鉄板バイブとは思えないほどのダートアクションを発生。流れのヨレや障害物の際といったここぞというポイントでダートさせれば、ルアーを見慣れたシーバスも思わずバイトしてきます。

メガバスソルトウォーター兄弟ブランド・nadar(ナダ)から発売されている鉄板バイブです。

5種類のラインナップがあり、水深やベイトサイズ、飛距離に応じた幅広いセレクトが可能です。60mmと74mmはボディサイズを変えずに重さが変えられるので、使用感を変えずにレンジを変えられるのは大きなメリット。

また60mmの10gは、シーバス用鉄板としてはかなり浅いレンジに対応していて、1m前後の水深も快適に引けるあまり類の無い存在です。

ジャッカル ビッグバッカー107

全長:107mm
自重:27.0g

107mmの大型鉄板バイブ。そのボディーからなる強波動が特徴で、ショアジギングにおいて青物用として使っているアングラーも多い製品。

3フック搭載で、フッキング後のバレにくさに定評がありますが、その反面エビりやすいのが難点の一つ。ただそのデメリットを度外視するほど、人気・実長力共に高い商品です。

シマノから2021年に発売となった最新鉄板バイブです。鉄板バイブとしてMAXサイズの115mmボディは、大型ベイト攻略で活躍すること間違いなし。

カラーラインナップは、ベイトフィッシュの本物の鱗を追い求めたシマノ独自の「狂鱗」を採用していて、リアル感が際立っています。

 

鉄板バイブレーションの基本的な使い方


基本はデイゲーム。“広いエリアとレンジを探り、その中からリアクションで食ってくる高活性なシーバス拾っていくという考えの元に使用するのが良いでしょう。

ただ巻き

鉄板バイブの最も基本となる使い方。キャストしてボトムまで沈めたら、ルアーがブルブルと振動するスピードを維持しながら、一定速度で巻きましょう。

朝マズメのようにシーバスが高活性である場合や、透明度が高く見切られしまうといった場合は早巻きも有効です。

2〜3度底

鉄板バイブは巻いているとどんどん浮き上がってくるため、ただ巻きだけでは十分に各水深を探りきれているとは言えない場合も。そこで行ってみたいのが、1投の間に2~3度底を取ってみる使い方。

着底→リトリーブ(ハンドル10回転)→フォール(テンションフォール又はフリーフォール)→着底→リトリーブ(ハンドル10回転)のように、何度も底を取り直すと各水深を効率よくチェックできます。

フォール中に食ってくることもあるので、気を抜かないようにしましょう。

リフト&フォール

リフト&フォールは、ロッドで鉄板バイブを上方向に持ち上げ、そのあとにフォール、この2つの動作を繰り返す使い方です。ただ巻きではシーバスが追いつけない状況、ボトム付近を徹底して狙いたい時等に使います。

使う鉄板バイブの種類によっては、フックがラインを拾ってアクションしなくなるトラブルが多いものもあるので、トラブルが少ない鉄板バイブを選んで使うのがコツです。

鉄板バイブを使いこなそう!

鉄板とシーバス

鉄板バイブは非常に多くのラインナップが存在しますが、見た目が似たりよったりで違いが分からないと言う声も。

しかし、いろんなルアーを実施に使ってみると、アクションの強弱や水中での姿勢の違い、エビる(フックにラインが絡む)頻度の違いに気付きます。

自身の基準となる鉄板バイブを見つければ、もっと強波動(ブリブリ)系でアピールを変えてみたい、もっと弱波動(流れに強い)系で強い流れの中を引きたいといった新たなニーズが出てきます。

ぜひ様々な鉄板バイブを試し、お気に入りを見つけてくださいね!

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