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「エギングロッド万能説」は本当なのか?シーバスロッドとの違いは?

最強エギングロッド11選!ハイエンドを使うべき理由を主観まみれで語る

ハイエンドエギングロッドを使うべき理由とは!?

エギングが大好きな筆者が高級ロッドの価値を語り、各メーカーの最強ロッドを紹介。

もっと釣りたい人&もっと上手くなりたい人はハイエンドロッド一択です!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

高級エギングロッドの存在意義

ハイエンドエギングロッド

高いエギングロッドってどう違うの?

釣具店に行くとさまざまな価格帯のエギングロッドが並んでいますが、こんなことを思ったことはありませんか?

筆者も釣りを始めた頃は「安いロッドで十分でしょ」って思っていましたが、今やすっかりハイエンドロッドの虜になってしまいました。

そもそも、ロッドが高額になる理由とは?

4軸カーボンのエギングロッド

釣竿の価格は、素材と製法によって大きく変わります。

シンプルに、高級な素材を使って高度な製法で作れば、でき上がった竿は高額になるわけです。

高級ロッドのカタログスペックを見ると、「〇〇カーボン」とか「〇〇製法」なんて言葉が並んでいると思います。

しかし、実際に気になるのは“実釣における違い”ではないでしょうか?

そこで今回は、ハイエンドロッドの使用感について、筆者の主観全開でお伝えします!

ハイエンドロッドを使う理由

エバーグリーンスキッドロウインペリアル

一口にハイエンドロッドと言っても、そのコンセプトや特性は各ロッドともさまざまです。

それゆえに一括りにその使用感を語るのが難しいため、ハイエンドロッドの傾向や共通点をまとめてみました。

桁違いの操作性

ハイエンドエギングロッドの操作性

高反発なカーボンを用い、補強によって剛性を高めたブランクは、桁違いの操作性を生み出します。

負荷に対してスムーズに曲り込み、ねじれることなく復元し、速やかに反発を収束させることで、エギに対して大きなインパクトを与えられます。

そのため、「パワーロスが無い」というよりかは、アングラーの入力を増幅させてくれるので、体への負担が非常に小さいことも特徴。

ジャークとジャークの繋ぎや、ステイへの移行も滑らかで、まるで手足の延長のような感覚です。

一般的に「操作性=軽さ」と語られがちですが、出力の高さと挙動の安定感こそが真価だと感じさせられます。

一伸びする飛距離

ブランクが高出力であるということは、キャスト時に飛距離が伸びます。

それに加えて、キャスト後のティップ周辺のブレが素早く収束することも飛距離が伸びる要因です。

スロー再生のキャスト動画を見るとよくわかると思いますが、どんなロッドもキャスト後にブレが生じます。

ブレが収まらないとガイドの位置が安定せず、放出されるラインがガイドやブランクと大きく干渉。

つまり、ブレを素早く抑えられれば、糸がスムーズに抜けるのでエギが失速しないわけです。

とくに柔らかいLやMLクラスのロッドはブレが起こりやすいので、その差を大きく感じられるはずです。

この上ない感度

ハイエンドエギングロッドの感度

ブランクやガイドセッティング、グリップの構造から得られる圧倒的な感度もハイエンドロッドの魅力。

感度が高いと、イカのアタリはもちろん、海底の状況や潮の流れといった情報量が増えるのは言うまでもありません。

ラインテンションを抜く釣りではロッドの感度はあまり重要ではありませんが、ラインを張って釣りをすることが多い夜間や強風時には、その恩恵は絶大です。

「軽い」とは限らないが……

ハイエンドエギングロッドの自重

近年のハイエンドエギングロッドは、自重だけを見ると軽くはないロッドも増えています。

むしろ、自重だけに着目すると、エントリーモデルの方が軽いことも珍しくはありません。

しかし、ハイエンドモデルは重心位置や振った時の軽さなどが考慮されており、持った時に自重以上に軽く感じられます。

ブランクの補強等は重量面では不利に働きますが、それでも「軽い」と感じさせるのはハイエンドの凄みだと言えるでしょう。

結論:ハイエンドロッドは釣りが楽に、楽しくなる

ハイエンドエギングロッドの釣果

ハイエンドロッドはただ高額なだけではなく、操作性や飛距離、感度の面でお値段分のアドバンテージがあります。

しかし、エギンガーの中には、“安いロッドで十分論”を唱える方も一定数いるのは事実。

たしかに、釣果を伸ばすにはロッドの性能よりも、ポイントやタイミングなどの方が圧倒的に重要です。

ハイエンドエギングロッドでのやりとり

しかし、ポイントやタイミングを同条件とすると、釣りやすくて釣果が伸びるのは間違いなくハイエンドロッドでしょう。

使っただけで釣果が2倍・3倍になるわけではありませんが、より楽に、楽しく釣れるのがハイエンドロッドだと思います。

最強のエギングロッド11選

各メーカーが発売する、ハイエンドクラスのエギングロッドを集めました。

“最強の1本”を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    テイルウォーク エギスト TZ 77M/TISL

    全長(ft)7'7"
    自重(g)101
    継数(本)2
    仕舞寸法(cm)119
    エギサイズ(号)MAX3.5
    PEライン適合(号)0.5-0.8

    エギ本来の良さを引き出せるよう設計された、テイルウォーク製エギングロッドのフラッグシップモデルです。

    高弾性素材をベースに細身でトルクのあるブランクに仕上げられており、レスポンスに優れています。

    手感度と目感度を両立させるチタンソリッドティップも搭載。

    有名ロッドメーカーのフラッグシップモデルとしては、リーズナブルでコストパフォーマンスに優れているのも魅力です。

      シマノ セフィア リミテッド S84L+

      全長(ft)8'4"
      自重(g)97
      継数(本)2
      仕舞寸法(cm)130.5
      エギサイズ(号)1.5-4.0
      PEライン適合(号)0.3-1.0

      真の軽さを追求して開発された、シマノ製エギングロッドのフラッグシップモデルです。

      ブランク素材に次世代カーボン素材であるM46Xを導入し、しなやかながらパワーのある新次元のブランク性能が実現されています。

      カーボン成型のフロントグリップである独自のカーボンシェルグリップは、ホールド感をサポートし、感度も向上。

      ガイドは全て独自のXガイドが搭載されており、空気抵抗の軽減とラインの放出性能も高められています。

        ダイワ エメラルダス ストイスト ST 85LML-SMT

        全長(ft)8’5”
        自重(g)89
        継数(本)2
        仕舞寸法(cm)133
        エギサイズ(号)1.8-3.5
        PEライン適合(号)0.4-1.0

        しなやかの中にある鋭さをコンセプトに開発されたダイワのフラッグシップモデルです。

        ブランクの最外層からカーボンクロスを斜行させて締め上げるX45フルシールドによって、ネジレ剛性を大きく向上。

        ガイドはAGSが搭載されており、スレッドではなくカーボンクロスで固定するカーボンラッピングシステムも採用され、軽量化と耐久性も高められています。

        独自の超弾性チタン合金穂先であるAGSも搭載され、手感度・目感度ともに抜群です。

          ダイワ エメラルダス ストイストRT 84M

          全長(ft)8’4”
          自重(g)84
          継数(本)2
          仕舞寸法(cm)130
          エギサイズ(号)2.5-4.0
          PEライン適合(号)0.4-1.0

          ストイストSTは異なるコンセプトで開発され、軽さと操作性を徹底的に追求したレーシングモデルです。

          超高弾性かつ低レジンのSVFコンパイルナノプラスとX45フルシールドを採用。

          細身軽量でも十分なバットパワー、これまでにない超感度を備えたブランク性能を備えています。

          ストイストSTと比較すると、ブランク素材とテーパー設計の違いによって、よりシャープな使用感になっています。

            ダイワ エメラルダス ストイスト RT IL

            全長(ft)8'1"
            自重(g)86
            継数(本)2
            仕舞寸法(cm)127
            エギサイズ(号)2.5-4.0
            PEライン適合(号)0.4-1.0

            細身軽量を徹底追求したストイストRTのインターラインモデルです。

            ラインの接触抵抗を軽減するリニアインターライン構造を採用し、飛距離を向上。

            穂先には独自のスーパーフレックストップを搭載しており、アウトガイドロッドと遜色ないしなやかさを実現されています。

            インターラインゆえの独特の感度、快適性を備え、他のハイエンドエギングロッドにはない使用感が魅力です。

              ヤマガブランクス カリスタ 82ML/AR

              全長(ft)8'2"
              自重(g)92
              継数(本)2
              仕舞寸法(cm)128cm
              エギサイズ(号)2.5-3.5
              PEライン適合(号)0.4-1.0

              高品質な国産ブランクが支持されている、ヤマガブランクスのハイエンドエギングロッドです。

              少ない力で曲げ込みやすい設計にしたことにより、ロッドの反発をいかしやすく、各性能を大きく向上。

              疲れにくく、楽にエギングができるようになっています。

              元ガイドはチタンフレームのRVガイドを搭載し、抜群の糸抜けによって遠投性能も高いです。

                エバーグリーン ポセイドン スキッドロウ インペリアル フェザージャーク86 NIMS-86SL

                全長(ft)8'6"
                自重(g)82
                継数(本)2
                仕舞寸法(cm)2.5-3.5
                エギサイズ(号)0.3-1.0
                PEライン適合(号)-

                「シャクリの楽さ」を追求した、重見典宏氏監修のエギングロッドです。

                軽量4軸カーボンによるスーパーライトクワトロクロスを採用し、軽量かつパワーロスのないブランクに設計されています。

                ガイドは極端な小口径化を避け、内径を広めにとることで、飛距離の向上が図っていることも特徴。

                トップガイドのみSiCリングで、トップガイド以外はすべてトルザイトリングです。

                  宇崎日新 アレス レスター ルーラー センシティビティー 8.6ML

                  全長(ft)8'6"
                  自重(g)112
                  継数(本)2
                  仕舞寸法(cm)133
                  エギサイズ(号)2.5-4.0
                  PEライン適合(号)0.5-1.2

                  国産ロッドメーカーである宇崎日新からリリースされている、ハイエンドエギングロッドです。

                  M40Xと超極薄高密度4軸カーボンを採用し、しなやかさと反発力が両立されています。

                  リールシートにはカーボン強化樹脂とチタン材を採用した、TCHシートを搭載。

                  優れた手感度を備えており、海中のあらゆる情報を手元に伝えてくれるモデルです。

                    ブラックライオン ラーテル 87

                    全長(ft)8’7”
                    自重(g)98
                    継数(本)2
                    仕舞寸法(cm)134
                    エギサイズ(号)2.5-3.5
                    PEライン適合(号)0.6-0.8

                    口コミ・レビュー

                    なんやこの感度とシナリは。今まで乗らなかったイカも…気付きにくい当たりも…取れた様な感じです。

                    出典: 楽天市場

                    エギを安定させることを目指したエギングロッドです。

                    エギを安定させるために、しなやかな胴調子に設計していることが最大の特徴。

                    アタリを取りやすいように、穂先には高弾性のカーボンソリッドを継いでいます。

                    ガイドはすべてトルザイトリングで、感度を高めるために穂先は小径ガイドを配置しています。

                      クロノ CNX-86 SENSE

                      全長(ft)8'6"
                      自重(g)-
                      継数(本)2
                      仕舞寸法(cm)-
                      エギサイズ(号)3.0-4.0
                      PEライン適合(号)0.5-0.8

                      遠投から繊細なアクションまで幅広く対応できるオールラウンドなモデルです。

                      しなやかながらトルクのあるブランクは、ロッドのパワーを無駄なく餌木に伝達します。

                      カーボンのリアグリップと操作性重視のSKDPSを搭載。

                      わずかなアタリもキャッチできる手感度も備えています。

                        がまかつ ラグゼ EG X アルティメイト S76M+-solid

                        全長(ft)7'6"
                        自重(g)64
                        継数(本)2
                        仕舞寸法(cm)134
                        エギサイズ(号)2.0-3.5
                        PEライン適合(号)0.3-1.0

                        軽さと手感度を極限まで追求した、がまかつ製エギングロッドの最上位モデルです。

                        メインマテリアルにトレカ®︎M40Xを採用し、自重60g台とアジングロッド並みの驚異的な軽さを実現。

                        カーボンパイプ型リールシートによって、クリアな反響感度も備えています。

                        人気モデルのため、現在は各番手で品薄が続いている状況です。

                        使ったら世界が変わる!

                        セフィアエクスチューンとアオリイカ

                        「ハイエンドロッドは上級者が使うもの」と思われがちですが、筆者はまだエギング歴が浅い頃にエントリーロッドからハイエンドロッドに乗り換えました。

                        当時は技術が低いながらも、「これだけ違うのか……」と明らかな性能の違いを感じ、エギングが楽に、楽しくなったことを覚えています。

                        また、操作が簡単になり、情報量も増えたことで、上達するスピードが速くなりましたね。(あのままエントリーロッドを使っていたらずっと下手っぴのママだったかも)

                        世界が変わるくらいの違いがあるので、もっと釣りたい方やもっと上手くなりたい方は、ぜひハイエンドエギングロッドを使ってみてくださいね。

                        画像提供:tsuki

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