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エメラルダスMX ボート

エメラルダスMX ボートをインプレ!クラス最高レベルの感度でした

2022年にモデルチェンジが行われた、ダイワのエメラルダスMXボートを実釣インプレ!

上位機種並みのテクノロージーがふんだんに採用されていますが……その使用感やいかに?

511MLS-Sを使い込んでみました!

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目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

ハイコスパ系ボートエギングロッド

エメラルダスMXボート

2022年、ダイワのエメラルダスMXボートがモデルチェンジされました。

上位機種が採用しているテクノロジーを多く取り入れたハイコスパ系のティップランロッドで、初心者から上級者まで幅広い層に人気があるようです。

本記事では、そんなエメラルダスMXボート 511MLS-Sの使用感をお届けします。

ラインナップ

番手 全長(ft) 自重(g) 仕舞寸法(cm) 適合エギ(g) PEライン適合(号) 先径(mm) 定価(円)
511LS-S 5’11” 73 94 15-50g 0.4-0.8 0.7 30,500
511MLS-S 5’11” 76 94 18-70g 0.4-0.8 0.7 30,500
65LS_S 6’5″ 78 102 15-50g 0.4-0.8 0.7 29.500
65MLS-S 6’5″ 80 102 18-70g 0.4-0.8 0.7 29.500
70MLS-S 7’0″ 83 111 18-70g 0.4-0.8 0.8 30,000

エメラルダスMXボートの特徴

エメラルダスMXボートの外観

まずはエメラルダスMXボートのスペック的な特徴から解説します。

ブランク

エメラルダスMXボートのブランク

ブランクの素材は、HVFナノプラスを採用しています。

粘りや強度に優れるHVFカーボンに、東レのナノアロイ®︎テクノロジーを組みわせ、さらなる軽量化と高強度化を達成。

ネジレを防止するX45による補強も加わり、細身かつ軽量ながら強いブランクに仕上がっています。

ティップ

エメラルダスMXボートのティップ

穂先にはダイワ独自のメガトップ(カーボンソリッド)を搭載。

メガトップはカーボン繊維と樹脂が均一なので、どの方向にも同じ様に曲がり、曲がり癖がないことが特徴です。

高強度なので細く設計でき、それによって感度が高められています。

ガイド

エメラルダスMXボートのガイド

ガイドはすべてSiCリングのKガイドです。

Kガイドは糸が絡みにくく、穂先絡みが起こりやすいティップランを安心して楽しめます。

リールシート

エメラルダスMXボートのリールシート

リールシートはダイワ独自のエアーセンサーシートを搭載。

カーボン樹脂製なので軽く、感度にも優れます。

エメラルダスMXボート511MLS-Sをインプレ

エメラルダスMXボートでティップラン

ここからはエメラルダスMXボート511MLS-Sの使用感をお届けします。

アクションについて

30gのエギを水深20mでアクションしている様子です。

軽量かつブレの少ないショートレングスのブランクとあって、めちゃくちゃ気持ちいいいシャクリ感。

まるで直にラインを持ってシャクっているかのような、ダイレクト感があります。

ステイ時は少しだけ穂先が曲がる状態で、アタリも取りやすいですね。

ジャーク後のブレの収まりが早く、ステイに移行してすぐに穂先がビタッと止まるため、すぐにアタリを待つ体勢が作れます。

スペック上の最大ウエイトとなる70gをアクションした様子です。

30gよりも抵抗が大きく、それによって曲がり込みも大きくなりますが、軽快にシャクれます。

ステイ時の曲がりも大きくはなりますが、まだ曲がりしろは十分に残っており、引き込むアタリもしっかり取れる状態です。

また、エギを重くしてもシャクった後にロッドがポヨンポヨンせず、エギをピタッと止めてアタリを待てます。

ドストライクは40g前後ですが、70g+αまで難なく対応してくれました。

クラス最高レベルの感度

エメラルダスMXボートの感度

軽くて手感度に優れており、イカのアタリはもちろん、着底時のトンッという感触がグリップまでクリアに響いてきます。

さらに、先径0.7mmのメガトップは荷重変化を敏感に捉えるので、目感度も非常に良いですね。

イカが抱いたままステイした時に現れる、モゾモゾ系のアタリもしっかりとれました。

ここ最近いろいろなティップランロッドを使い比べているのですが、2万円代のロッドの中ではトップクラスの感度だと思います。

ショートレングスのメリット&デメリット

エメラルダスMXボートの操作性

ショートレングス最大のメリットは、操作性の良さです。

ジャークの軽快さはもちろん、ティップのテンションコントロールを抜群にしやすいと感じました。

さらに、ロングロッドよりもフッキングストロークは小さくなるものの、フッキングスピード(レスポンス)がとても速いですね。

また、ただ軽いロッドだとパワーロスが生まれますが、ブランクの剛性が高いのでアングラーへの負荷が少なく、ティップランにおいて超大切な集中力も持続します。

エメラルダスMXボートでヒット

短い分、レンタルボートやゴムボートなどの小さな船での取り回しにも優れます。

その反面、波が高い場合やミヨシの高い釣座では、エギを安定させにくいことがショートロッドの泣きどころですね。

大半のフィールドをカバー

エメラルダスMXボートとティップランエギ

30〜40gがベストウエイトで、70gも問題なく使えるため、大半のフィールドをカバーできます。

水深で言えば、50〜60m程度までは対応できるでしょう。

秋口の浅場から冬場のディープ、春の親イカ狙いもこれ1本で楽しめます。

キャスティングもOK

ティップランだけでなく、ボートエギング(キャスティング)でも使えます。

2.5〜3.5号まで、アンダーハンドでもオーバースローでもキャストできました。

ティップラン用エギも、アンダーハンドなら無理なくキャストできます。

秋口はティップランと岸際のボートエギングを両方するシチュエーションも多く、どちらも1本で十分楽しめますよ。

コスパ抜群のティップランロッドでした!

エメラルダスMXボートの釣果

使う前から軽いのは知っていましたが、使ってみて感度と操作性、剛性の高さに驚かされた1本でした。

この使用感で2万円台という価格には、「アッパレ」ですね。

「エントリーモデルはちょっと……」って方にはイチオシなので、ぜひ手に取ってみてくださいね。

画像提供:tsuki

▼今回使った番手

ダイワ エメラルダス MX BOAT 511MLS-S

全長 5ft11in
自重 76g
継数 2本
仕舞寸法 94cm
適合エギサイズ 18-70g
適合PEライン 0.4-0.8号

▼その他の番手

ダイワ エメラルダス MX BOAT 511LS-S

全長 5ft11in
自重 73g
継数 2本
仕舞寸法 94cm
適合エギサイズ 15-50g
適合PEライン 0.4-0.8号

ダイワ エメラルダス MX BOAT 65LS-S

全長 6ft5in
自重 78g
継数 2本
仕舞寸法 102cm
適合エギサイズ 15-50g
適合PEライン 0.4-0.8号

ダイワ エメラルダス MX BOAT 65MLS-S

全長 6ft5in
自重 80g
継数 2本
仕舞寸法 102cm
適合エギサイズ 18-70g
適合PEライン 0.4-0.8号

ダイワ エメラルダス MX BOAT 70MLS-S

全長 7ft
自重 83g
継数 2本
仕舞寸法 111cm
適合エギサイズ 18-70g
適合PEライン 0.4-0.8号

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