ワカサギ釣りに魚探は必要?
ワカサギ釣りは、氷上やドーム船などから楽しめる冬の風物詩的な釣り。
魚探がなくても楽しめる釣りなのですが、本格的に数を狙いたい場合には魚探を使うのが有効です。
とくに広大な湖では魚探を使うことによって、釣れるポイントを効率よく探せるでしょう。
今回はワカサギ釣りに最適な魚探の選び方と、おすすめ製品まで詳しくご紹介します。
ワカサギ釣りに最適な魚探の選び方
ワカサギ釣りで使う魚探を選ぶ場合、以下の4つのポイントから探すのがおすすめです。
持ち運びやすいコンパクトなもの
ワカサギ釣りで使う魚探は、持ち運びやすさが最も大切。
とくに氷上でのワカサギ釣りの場合、ポイントまで歩いていく必要があります。
そのような状況では、コンパクトで持ち運びやすい魚探は扱いやすく、快適にワカサギ釣りを始められるでしょう。
リュックなどに収まる手のひらサイズほどの魚探だと、大幅に荷物を軽くできます。
ワカサギを探知できる高感度なモデルを選ぶ
魚探は感度の高さによって探知できる魚のサイズが異なります。
ワカサギはどんなに大きくても15cm程の魚なので、そのような小さな魚をしっかりと探知できる高感度な魚探を選ばなければいけません。
感度を調整できるものであれば安心です。
広範囲ではなくピンポイントで探知できる魚探がおすすめ
魚探は、ソナーから発せられる電磁波の跳ね返りによって魚や障害物を探知します。
この電磁波を発射する角度、「指向角」を変えることで探知できる範囲が決まります。
ワカサギ釣りにおいては指向角が小さい、つまりピンポイントで探知できる魚探がおすすめです。
穴の真下にワカサギがいるかを確認できれば良いので、広範囲を探知できる魚探はかえってポイントを絞りにくくなってしまいます。
乾電池で動くものであれば使いやすい
ポータブル魚探の駆動方法には、バッテリー駆動と乾電池駆動のの2つのパターンがあります。
ワカサギ釣りでは両方使えるのですが、持ち運びやすさを考えると乾電池で動くものがおすすめ。
充電容量の大きいバッテリー式は、長時間釣りをする場合に便利。その日の釣行時間によって使い分けるとよいでしょう。
ワカサギ釣りに最適な魚探おすすめ6選
ホンデックス PS611CNⅡワカサギパック
国内トップクラスのシェアを誇る魚探メーカー「ホンデックス」のポータブル魚探&専用振動子のパックです。
持ち運びやすいサイズで電池で駆動するなど、ワカサギ釣りで必要とされる要素を全て満たしています。
予算に余裕があり、どれを選ぶか迷った際にはこの魚探を選んでおけば間違いありません。
ワカサギ釣り専用の振動子
ワカサギ釣りのために開発された振動子「TD08」が付属。
指向角が狭いので、自分の釣り座の下だけをわかりやすく探知してくれます。
他人の魚探の電磁波と干渉することもなく、ドーム船などの狭い釣り場でもおすすめです。
ワカサギモードで初心者にも扱いやすい
この魚探にはワカサギモードというモードがあり、ワカサギ釣りに最適なセッティングを自動で行ってくれます。
とくに難しい設定をしなくても扱えるので、初心者にもおすすめ。
ガーミン ストライカー4 FF250GPS
ホンデックスと並んで人気なのが、ガーミンのストライカー4 FF250GPSです。
コンパクトで持ち運びしやすく、価格も低価格であることが特徴。
GPS機能が付いているので、釣れたポイントを記録することも可能です。
ワカサギを即座に発見できるフラッシャー機能
ストライカー4 FF250GPSには、リアルタイムで魚のいる水深を確認できるフラッシャー機能が搭載されています。
どの深さにワカサギがいるのかを一目で確認でき、群れを逃しません。
シンプルな画面なので、魚探の見方に慣れていない方でもすぐに使いこなせるでしょう。
ガーミン ストライカーCast
できる限り荷物を減らしたい、そんな方におすすめしたいのがガーミンのストライカーCastです。
スマホを魚探の画面として使用するので、持ち運ぶ必要があるのは手のひらサイズの振動子のみ。
もちろん、感度などの性能も充分なものとなっています。
ロープに結んで浮かべるだけで簡単に使用可能
使用する際には、振動子をロープや釣り糸に結んで浮かべるだけですぐに起動。
初期設定さえしておけば、釣り場で細かな設定をする必要がありません。
内蔵のバッテリーは満充電で10時間ほど使用できます。
キャストができ、海釣りでも使える
振動子は釣り糸に結んでキャストすることが可能。
海でも使用できるので、ワカサギ釣り以外にも大活躍してくれるでしょう。
ローランス HOOK2-4X
バッテリーから電源が取れるドーム船などでおすすめなのが、ローランスのHOOK2-4Xです。
バスフィッシングなどで使われる本格的な魚探であり、地形や魚群を高感度に探知してくれます。
魚群を発見すると音で知らせてくれる「アラーム機能」なども充実。
氷上釣りモード搭載
HOOK2-4Xには氷上釣りモードが搭載されています。
氷上釣りモードではフラッシャー機能を使うことができ、即座にワカサギを発見可能。
横長の画面は縦長よりも見やすいでしょう。
Deeper Fishfinder Start
Deeperは、スマホアプリと連動させて使用するタイプのバッテリー式魚群探知機。
コンパクトで持ち運びしやすく、氷上からボート、ドーム船まで幅広く対応しています。
指向角が40度と広めなので、広大な湖でワカサギを探したいときなどにおすすめです。
初心者でもわかりやすい画面表示
画面の見やすさがこの製品の大きな特徴。
魚探にありがちな複雑な画面ではなく、魚のいる水深や大きさ、地形などをわかりやすいアイコンで表示してくれます。
50mキャスト可能
振動子はキャストして使うこともできるので、広範囲を探るのも可能。
ルアーフィッシングなど、ワカサギ釣り以外でも活躍してくれます。
サカイトレーディング 大漁くんデラックス
大漁くんデラックスは1万円以下で購入できる格安魚探として人気。
性能面ではここまでご紹介した製品に劣りますが、水深や大まかな魚群など必要最小限の機能は揃っています。
ワカサギ釣りをこれから始める方にもおすすめです。
乾電池4本で動くなど手軽さが魅力
大漁くんデラックスの最も特筆すべき特徴は、その手軽さです。
乾電池4本で使えることやシンプルで見やすい画面など、気軽に魚探を試すことができます。
いきなり高価な魚探に手が出ない方におすすめの製品です。
ワカサギ釣りで魚探を上手く使うポイント
ワカサギ釣りに最適な魚探をご紹介してきたところで、魚探を上手く使うポイントを解説します。
最適な感度に調整する
感度調整が可能な魚探の場合、やみくもに感度を上げれば良いわけではありません。
感度が高すぎると、浮いたゴミや藻まで探知してしまいます。
そのため、浮いたゴミは探知しないけれどワカサギは探知する、最適な感度を探して調整する必要があります。
画面の1番下に底が写るよう設定
魚探の画面は水中全体をわかりやすく把握するために、画面調整が可能な場合は底が一番下に写るように設定しましょう。
こうすることで、底付近で溜まっているワカサギも即座に発見できます。
また、底に沈んだ障害物を把握できることもメリットの1つです。
フラッシャー機能を上手く使う
フラッシャー機能が付いている魚探を使うなら、それを最大限活用しましょう。
これはリアルタイムの反応を示す機能であり、同じ場所で留まるワカサギ釣りで大活躍します。
一般的な魚探と比べて魚のいる水深もわかりやすくなるので、フラッシャー機能はマスターしたい機能の1つです。
魚探を上手く使ってワカサギ釣りをより高レベルに!
5万円以上する本格的なものから5,000円以下のものまで、今回はさまざまな製品をご紹介しました。
魚探はワカサギ釣りをより高いレベルへと導いてくれるアイテムです。
沢山のワカサギを釣りたければ、魚探を導入することも検討してみてください!