LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら

黒鯛は刺身で食べても美味しいんです!美味しい個体の見分け方&下処理のコツも紹介(2ページ目)

寒チヌを食べてみた

まな板の上の黒鯛

では、実際に釣ってきた寒チヌを食べて、食レポをしてみます。

なおと
筆者はクロダイの美味しさを知ってから、毎年冬になるとマダイの代わりにクロダイを釣りに行くようになりましたよ!

胃袋をチェック

黒鯛の胃の内容物

クロダイを捌く時には、胃の内容物をチェックしてみましょう。

エビやカニが入っていたり、魚が入っていたりすると美味しいクロダイのサイン!

逆に、貝類が多かったら「少し臭いかも……」と判断し、臭いを消すような料理にするのがおすすめです。

なおと
過去最高に美味しかったクロダイは、小さいヒイラギを大量に食べていました!

まずは刺身で

黒鯛の刺身と塩

クロダイは刺身で食べてもとっても美味しい魚です。

刺身に不安がある場合は、まず少しだけ刺身を作って、塩を付けて味見してみましょう。

黒鯛の刺身

今回釣ったクロダイは血合いもとても綺麗で、臭さみやえぐみは一切ありませんでしたよ!

なおと
食感はマダイより少し柔らかく、旨味が強かったですね。

2月〜4月に釣れるクロダイは、この旨味が特徴。美味しすぎ!

皮は湯引きに

黒鯛の皮を湯引きする

美味しいクロダイは皮も絶品なのです。

脂が乗っているクロダイは、湯引きすると脂がお湯に浮いてきます。

ちなみに、皮から脂が浮く時は身も超絶美味しいですよ!

黒鯛の湯引きポン酢

茹でた皮をネギとポン酢で和えれば、小鉢の完成です。

なおと
これとビールが最高に合う!

少し臭いを感じたら

黒鯛と香草

少し臭うと感じたら、濃い味付けの料理にするのがおすすめ。

筆者のイチオシはハーブを使ったソテーです。

タイムという香草が魚の臭みを消しつつ、良い香りをさせてくれます。

黒鯛のハーブソテー

ハーブソテーの他にも、お酒やニンニク、生姜を使った料理だと美味しく食べられますよ。

なおと
白身魚なのでどんな味付けにも合います!

美味しく食べるための下処理のコツ!

黒鯛は美味しい

では最後に、クロダイを美味しく食べるための下処理を解説します。

脳締め&血抜きは必須

黒鯛の血抜き

釣った直後の処理として、脳締めと血抜きは絶対にしてください。

可能であれば、釣ったらすぐに内臓とエラを処理しておきましょう。

血合いの処理を入念に

黒鯛の血合い

腹骨の根本の黒い血合いは臭みの元です。

クロダイの肋骨は奥まっていて、血合いも取りづらいのでブラシで綺麗に洗い流しましょう。

水を流しながら、ゴシゴシするとどす黒い血が流れてくるので、水が綺麗になるまでゴシゴシしてください。

処理した血合い

しっかりと洗い流しておかないと、切り身にするときに包丁に付着した臭いがそのまま身に移ります。

また、冷蔵庫での保管中にも臭みが回るので、血合いの処理は入念にしておきましょう!

美味しいクロダイを釣ろう!

黒鯛を食べる

クロダイに限らず、釣った魚がすべて美味しいわけではありません。

ですが、一般的に「美味しくない」と言われるクロダイでも、目利きと適切な調理ができれば美味しく食べられます。

クロダイはマダイにも勝るとも劣らない味なので、美味しいクロダイを見極めて食べてみてくださいね!

画像提供:ちゃったTV なおと

関連記事

2 / 2ページ