釣り人が今まで釣った中で一番不味いと思った魚TOP7!

そこでTSURI HACKでは、「今まで釣った中で一番不味いと思った魚」に関するアンケートを実施。寄せられた約1000件の回答を、ランキング形式で発表します。
〜魚の味を否定する記事ではありません〜
是非、最後の「最も多かった回答」までご覧いただければと思います。
7位
ダツ

回答内容
骨が青緑色で捌いた時点で食欲無くした。
旨味も無いし香りも好きじゃない。 小骨も多いし、色も青くてそそられない。
ボソボソしてる。あと骨が青いのが食欲を一気になくす。
美味しいという意見も
案外味があってびっくりした。淡白な味。
中骨や腹骨は小骨が多いため、これらの部位を上手く取り除く必要がありそうですが、食べると、油が少ないサッパリとした味わいがあります。色などの見た目を気にしないという人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
6位
ウグイ

回答内容
釣った場所が悪く泥臭かった。
味がなく、骨も多かった印象。
骨が多すぎ、身が臭かった。
美味しいという意見も
小学生の頃に食べたウグイの塩焼き。自分で釣ったのと空腹もあったが美味しかった。
僅かでも鮮度が落ちると臭いが強くなるウグイ。綺麗な川に生息しているものを釣って活け締めにするか、生きたまま持ち帰ってすぐに調理することで、美味しく頂くことができそうです。
▼ウグイの仲間“マルタウグイ”を食べてみた
5位
ブラックバス

回答内容
皮の臭みが強すぎる。
試しに食べてみたら臭くて食べれなかった。
パサパサしてた。
美味しいという意見も
淡白な白身がくせ強くて美味しい。
食べやすく、身が淡白であっさりしてて、臭くない。
白身で美味しかったです。
ブラックバスを天ぷらやフライに調理し、観光客などに提供する飲食店も存在します。また、「美味しかった」という回答も多数寄せられていました。下処理の際に、臭いの元とも言える脂肪を、腹骨と一緒にしっかり取り除くのがポイントでしょう。
▼ブラックバスを食べてみた
4位
クロダイ(チヌ)

回答内容
雑食なだけあって身が臭かったです。
工業地帯の側で釣ったチヌが物凄く臭く食べられませんでした。
大阪湾の居着きだったせいか身が臭くて食べられなかったから。
美味しいという意見も
元々、鯛系の白身が好きなので。
磯でルアーで釣ったので、撒き餌の臭いが身に移っておらず、甘味があり、最高に美味しい刺身だった。
刺身で食べたが身がコリコリして美味しい。
釣る場所を選べば美味しく食べられるという回答もあります。噂では不味いと聞いていても、実際に食べてみて気に入る釣り人もいるようです。魚の臭いを消す下処理や調理法を試してみるのもいいかもしれません。
▼クロダイを食べてみた
3位
ベラ(キュウセン)

回答内容
魚臭かったし小骨も多かった…
身が水っぽかった
炙りは旨いが、普通の刺身は不味かった
美味しいという意見も
なかなか売ってないから。
3位にランクインしてしまったベラですが、実は、キュウセンという種類のものは高級魚という一面も。塩焼きや煮付けで好んで食べられているようです。ベラが釣れた際には、様々な調理方法を試してみたいですね。
▼ベラを食べてみた
2位
スズキ(シーバス)

回答内容
ケミカル臭がすごい個体だった。
あんまり綺麗じゃないところで釣れたからか、臭かった。
とにかく臭い!川で釣ったシーバスだったからよけいかも?
美味しいという意見も
冬のメバルの外道で釣れました。リリースするつもりでしたが蘇生が出来ずやむなく〆て持ち帰ることに。サイズが80センチあり大味なのかなと思っていましたが、塩焼きは身がぷりっとしてて食感が良く、私は焼き魚をあまり食べないのですが箸がとまらなかったのを覚えています。
白身でさっぱりして美味しかった。
刺身最高!!
肯定的な回答も多く寄せられています。シーバスは刺身にすると、もちもちとした歯ごたえが特徴で、天ぷらにしても美味しい白身魚。沖やサーフなど、釣るエリアを選ぶことで、美味しいシーバスに出会うことができるのかもしれません。
▼スズキの絶品料理を解説
1位
ボラ

回答内容
釣れた場所が潮が綺麗でなく、非常に臭かったので。
ヘドロを吸いすぎてて、臭くて食べれなかった。
汚いところで育っていたため、臭みが酷かった。
美味しいという意見も
食えるものじゃないと聞いていたけど綺麗な海でとれたのは本当においしかった。
ドブ臭いイメージのボラ 城ヶ島で釣った魚を持ち帰り刺身でいただきました。
臭くなくて油もジューシーだったから。
綺麗な海で釣れたボラは意外に美味しいと感じた釣り人もいるようです。特に晩秋からの時期には脂が乗り、卵を持った個体も出てきます。「カラスミ」が好きな人にはたまらないかもしれません。
▼ボラを食べてみた
殿堂入り「不味いとは思わない」

魚は海や川などの自然の恵みであり、それぞれの命に感謝して、美味しくいただいているという釣り人は少なくないようです。魚の味を生かすも殺すも調理のやりかた次第ということかもしれません。
回答内容
基本自分で釣った魚は不味いと思わない。
釣った魚は美味しいし、命に感謝します!
どんな魚も不味くはない。頂いた命はどれも美味しい。
その魚にあった調理法を考えれば不味くはならない。
どんな魚もすぐに絞めてちゃんと保存すれば激ウマです!
水質を見定め、場所によってはリリースします。
『命』をいただきます!
アンケートの結果を見ていくと、魚が不味くなってしまうのは、魚の育った環境によるところが大きいようです。ですが、彼らの暮らす場所を汚してしまっているのは他ならぬ私たち人間であって、魚達は何も悪くありません。
釣り人は自然の中で遊ばせてもらい、命を頂いています。ゴミの持ち帰りなど、小さなことからでも環境改善に取り組んでいきましょう!
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2018年6月TSURI HACK調べ