OSP ブリッツEX-DR をインプレ
こんにちは、ikahimeです。今回はOSPのディープクランク、ブリッツEX-DRをインプレ!
ディープクランクと聞くと、難解なイメージがあるかもしれません。でも安心してください。そのイメージをぶち壊してくれるのがブリッツEX-DRです。効果的な使い方や考え方をお伝えしていきます。
SPEC
全長 | 53.0mm |
重さ | 12.0g |
Type | F:Floating |
フックサイズ | #6 |
カラー | 38色 |
価格 | 1,550円(税込) |
OSP ブリッツEX-DRの特徴
ディープクランクというと、大きく重たいイメージがあるかもしれません。
しかしブリッツEX-DRは、ボディが53mmと非常にコンパクト。例えば房総リザーバーで平均サイズが小さい時などにも「一本を獲るための武器」として積極的に導入していけます。
4mまで潜るための大きなリップですが、巻き抵抗が少なく軽快に巻き切ることができます。この両立はスゴイ。
半透明カラーのモデルに光を強く当てると、ボディーにハニカム形状を採用しているのがよくわかります。
この構造により「薄くて頑丈」という背反した性能を持たせる事が可能。
ウェイトは固定重心タイプで、フロントフックの前後に配置されています。
OSP ブリッツEX-DRのここがすごい
ディープクランクのハードルを下げてくれる
ディープクランクに苦手意識を持つアングラーは少なくないはず。もちろん、私もブリッツEX-DRを使うまではそうでした。
そんな中でもブリッツEX-DRは、ディープクランク入門に最適な仕上がり。
小さいボディーで抵抗感なく投げれ、軽い引き抵抗で疲れない。何よりブリッツシリーズで慣れ親しんだキビキビ系統のアクション。釣れそうな気配がムンムンですよね。
3m〜4mレンジへ確実に案内してくれる
バス釣りに限らずですが、釣りにとても大切な要素として「レンジ」つまりタナがあります。
ブリッツEX-DRで狙える3〜4mはシーズンを問わずバスが定位することが多いレンジ。ここを攻められるようになると、出会える魚の幅がグッと広がります。
コツは、きちんと潜らせてボトムにコンタクトさせる事。ライトリグでは取れなかった魚も、思わず飛び出してくるでしょう。
魚探がなくても大丈夫
さらに、3m〜4mレンジであれば魚探がないアングラーでも挑戦しやすいレンジです。
具体的には、岸際の角度や質を見て水中を想像します。そしてブリッツEX-DRをキャスト。
時折、小気味好くボトムノックするぐらいでおおよそ3m〜4mレンジをトレースできていることになります。
根掛かりしない
ディープクランクでボトムを攻める。というと心配になるのが根掛かりですよね。でもじつは、元来ディープクランクは長いリップにより、ボトムを攻めるときに根掛かりしにくいルアーです。
さらにブリッツシリーズ共通で、とても浮力が高いので非常に根掛かりしにくいですね。
もし引っかかりそうな手応えを感じたら、巻くのを止めてしまえばすぐに浮いてきて乗り越えてくれます。
ただし「うわ、根掛かりするかな?」という引っかかり具合を抜けた直後にバイトが出やすいです。
ジグでもいいような気がしますが、抜けにくい岩盤から抜けた直後のヒラ打ちでバイトを取るイメージです。
スピナーベイトよりオートマティック
狙ったレンジを確実に通せるのはクランクベイトの強み。
一定スピードで巻けば、設定された潜行深度を目指して、ルアーが持つ泳力でレンジを刻んでくれます。
中層クランキングでも釣れる!
ディープクランクは、中層を何も当てずに巻くだけでも釣れます。
ただし魚探をみてベイトフィッシュのレンジやサーモクライン等を確認して狙う必要があるため、ボトムをトレースするよりも難易度は上がります。
ブリッツEX-DRを基準に他のミドル〜ディープクランクも使いやすくなる!
私の場合、ブリッツEX-DRがディープクランクにおけるある種の基準となります。ブリッツEX-DRよりも強いもの。または弱いもの。といったローテーションを組むことで、明確な使い分けが可能。
OSP ブリッツEX-DRの弱み
強烈な集魚力!はない
ブリッツEX-DRは巻き抵抗も軽めで、どちらかといえばシャッドライクなディープクランクです。
なので、大きく水を攪拌したり、遠くからバスを引っ張ってくるようなパワーはありません。
それは一方で、釣りやすさにもつながる要素なので、弱点とも言い切れないのですが、あえて弱点を挙げるとするならば……といったところ。
OSP ブリッツEX-DRのタックル
グラスコンポジットロッドがおすすめ
- ロッド:シマノ ファイナルディメンションTS1610MLF
- リール:シマノ 14カルカッタコンクエスト101
- ライン:ナイロン 12lb
タックルは、ブリッツDRのときと同じく、可能であればクランキングに向いたグラスコンポジットロッドがおすすめです。
私もバーサタイルロッドでクランクベイトを投げていた時期がありました。
でも、専用のグラスコンポジットロッドで投げてみたときに、そのあまりの特性の違いに衝撃を受けました。巻きモノに特化したグラスコンポジットロッドとクランクベイトの相性は抜群です。
細めのラインが吉
10lb〜12lbぐらいのやや細めなラインがおすすめす。あまり太いラインを使うと本来の潜行深度が出ずに、ブリッツEX-DRが持つ良さが半減してしまいます。
一方で、ゴリゴリとハードボトムを叩くように使う際は、マメなラインチェックが必要です。
3m〜4mレンジ攻略のキッカケになるOSP ブリッツEX-DR
以上、OSP ブリッツEX-DRについてお届けしました。この記事が、3m〜4mレンジ攻略のキッカケとなってくれたら嬉しいです。
その際は、まずはブリッツEX-DRを信じて投げてみてください。思っているよりも早いタイミングでファーストフィッシュを連れてきてくれるはずです。
OSP ブリッツ EX-DR