霞ヶ浦水系で釣れたシーバス
ルアーフィッシングで人気のターゲット、シーバス(スズキ)。
以前は霞ヶ浦水系にはシーバスは少なかったようですがですが、近年増殖しており、今では霞ヶ浦のあちこちでボイルしているのを見かけます。
フッキングのタイミングが遅れ、フックを飲ませてしまったシーバスを持ち帰ってきました。
霞ヶ浦ではアメリカナマズを使ったハンバーガーが、ご当地グルメとして知られています。(上写真)
そこでこのアメリカナマズバーガーに倣い、“シーバス”で試してみることにしました。マディウォーターとは言え、そこはスズキ。もっと美味しんじゃないの?
フィッシュバーガーを作ってみる
魚を捌く
まずは魚のウロコを取り除きます。今回はめんどくさかったので包丁で処理していますが、本当はウロコとりがあると非常にスムーズですね。
ウロコが取れたら三枚おろしに。
釣ってから早めに血抜きをし、持ち帰ってすぐに内臓を取り除きます。冷蔵しておいたので、きれいな身をしていますね。
三枚おろしにできたら腹骨をすいて皮をひきます。
捌いた魚の身に塩コショウを振っておきます。余分な水分が出た場合は拭き取っておきましょう。
フィッシュフライを揚げる
まずはフィッシュバーガーのメインとなる、フィッシュフライを作ります。
バッター液(小麦粉・卵・水または牛乳を混ぜたもの)に、魚の切り身をくぐらせ……
切り身にパン粉をしっかりとつけます。
中温にした油で揚げているところ。泡が小さくなってきたら、揚げ終わりの頃合い。
なんという絶妙な色。非常においしそうに揚がりました!フィッシュバーガーのメイン食材、フィッシュフライの完成です。
バンズを焼く
ハンバーガーのパン、バンズは専用のものでなくてもOK。
今回はちょうど良いサイズのパンがありましたので、半分にカットしてバンズとして使います。
フィッシュフライを揚げている間に、バンズの切り口を焼いておきましょう。焦げ目がつかない程度に少しだけ焼けばOKです。
映えるハンバーガーの盛り付け方
準備が整ったら、ハンバーガーを作っていきます。
ここでは見栄えが良くなるように意識して具材を挟みこんでみましょう。
下部のバンズの上に、角が正面になるようにフィッシュフライを置きます。
フィッシュフライの上にタルタルソースをたっぷりを塗り
その上にレタスを配置。ヒラヒラしたほうを正面にするのがポイント。スーパーで買うなら、リーフレタスやグリーンリーフと書かれたものが、見栄え良く作れるのでおすすめです。
上部のバンズの正面部分にマヨネーズを盛ります。
食べたときに、一口目で大半が無くなってしまいそうですが、かぶりつくと奥にマヨネーズが移動するという、非常に理にかなった盛り付けです。
最後に上部のバンズをのせたら完了です。
シーバスバーガーが完成!その味は……
シーバスで作ったフィッシュバーガー、「シーバスバーガー」の完成です!
フィッシュ&チップス風に、フィッシュフライとフライドポテトを添えてみました。
見た目からしておいしそうなシーバスバーガー。
かぶりついてみれば、サクッとした食感から、フワフワとした身がこんにちは。フッシュフライとマヨネーズ、そしてタルタルソースの相性がバツグンで文句無し!
レタスが油っこさをマイルドにしてくれるので飽きずに食べられます。
バーガーの両脇に添えたフィッシュ&チップス。このフィッシュフライも、もちろん霞ヶ浦水系で獲れたシーバスです。
フィッシュバーガーのフライとは食感が変わって、こちらもまたおいしい。
小麦粉・片栗粉・ベーキングパウダー・塩・ビールを混ぜた衣につけて揚げるだけ。作り方もじつに簡単で、フィッシュバーガーのフライとはまた違った味が楽しめます。
カスタムが楽しい手作りフィッシュバーガー
まだまだ食べれそうだったので2つ目(笑)。
今度はタルタルソースではなく、ソースをメインの調味料としてみます。
今回はトマトも挟んでみました。好きな具材を挟んで楽しめるのも、手作りバーガーの良いところですね。
ソースにも抜群に合うシーバスのフィッシュフライ。フィッシュバーガーといえばタルタルソースのイメージが強いですが、ソースで食べるのもまたデリシャス。
シーバスを釣ったらシーバスバーガー
さまざまな調理方法に合うシーバスですが、そのおいしさから『フィッシュフライ』はシーバス料理の上位にランクインしました。
ハンバーガーは色々な食材・調味料とかけ合わせて楽しめますので、シーバスバーガーはとくにおすすめです。ぜひ、お試しください!