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淡水×濁りの水で釣れた〇〇をフィッシュバーガーにしてみたら……これがまた相当美味しかった件

霞ヶ浦水系(北浦)で釣れたシーバスをフィッシュバーガーで食す。霞ヶ浦と北浦に挟まれた行方市では、アメリカナマズを使ったご当地バーガーが有名です。ならば、霞ヶ浦水系で増殖中のシーバスでフィッシュバーガーを作ったら、きっとおいしいに違いない!

目次

撮影・文:石川秀一

霞ヶ浦水系で釣れたシーバス

シーバス

ルアーフィッシングで人気のターゲット、シーバス(スズキ)。

以前は霞ヶ浦水系にはシーバスは少なかったようですがですが、近年増殖しており、今では霞ヶ浦のあちこちでボイルしているのを見かけます。

北浦 シーバス

イシカワ
北浦北部まで遡上している……ということで、アオイソメを餌にシーバスを釣ってきました。釣りの模様は下記の記事をご覧ください!

シーバス

フッキングのタイミングが遅れ、フックを飲ませてしまったシーバスを持ち帰ってきました。

フィッシュバーガー
霞ヶ浦ではアメリカナマズを使ったハンバーガーが、ご当地グルメとして知られています。(上写真)

そこでこのアメリカナマズバーガーに倣い、“シーバス”で試してみることにしました。マディウォーターとは言え、そこはスズキ。もっと美味しんじゃないの?

イシカワ
それでは自己流でフィッシュバーガーにしてみます。

フィッシュバーガーを作ってみる

魚を捌く

うろことり

まずは魚のウロコを取り除きます。今回はめんどくさかったので包丁で処理していますが、本当はウロコとりがあると非常にスムーズですね。

シーバス

ウロコが取れたら三枚おろしに。

釣ってから早めに血抜きをし、持ち帰ってすぐに内臓を取り除きます。冷蔵しておいたので、きれいな身をしていますね。

皮引き

三枚おろしにできたら腹骨をすいて皮をひきます。

イシカワ
包丁を動かさずに皮を引っ張ることで成功率が上がりますよ。

下味

捌いた魚の身に塩コショウを振っておきます。余分な水分が出た場合は拭き取っておきましょう。

フィッシュフライを揚げる

フィッシュフライ

まずはフィッシュバーガーのメインとなる、フィッシュフライを作ります。

バッター液(小麦粉・卵・水または牛乳を混ぜたもの)に、魚の切り身をくぐらせ……

パン粉

切り身にパン粉をしっかりとつけます。

揚げているフライ

中温にした油で揚げているところ。泡が小さくなってきたら、揚げ終わりの頃合い。

狐色

なんという絶妙な色。非常においしそうに揚がりました!フィッシュバーガーのメイン食材、フィッシュフライの完成です。

イシカワ
もはや、揚げたてのフライにソースをかけて食べてしまいたいくらいです(笑)

バンズを焼く

パン

ハンバーガーのパン、バンズは専用のものでなくてもOK。

今回はちょうど良いサイズのパンがありましたので、半分にカットしてバンズとして使います。

パン 焼き目

フィッシュフライを揚げている間に、バンズの切り口を焼いておきましょう。焦げ目がつかない程度に少しだけ焼けばOKです。

映えるハンバーガーの盛り付け方

盛り付け

準備が整ったら、ハンバーガーを作っていきます。

ここでは見栄えが良くなるように意識して具材を挟みこんでみましょう。

イシカワ
手作り系ハンバーガーショップでアルバイトをしていた経験から、少しだけコツを語ります(笑)

フィッシュフライ

下部のバンズの上に、角が正面になるようにフィッシュフライを置きます。

タルタルソース

フィッシュフライの上にタルタルソースをたっぷりを塗り

レタス
その上にレタスを配置。ヒラヒラしたほうを正面にするのがポイント。スーパーで買うなら、リーフレタスやグリーンリーフと書かれたものが、見栄え良く作れるのでおすすめです。

マヨネーズ

上部のバンズの正面部分にマヨネーズを盛ります。

食べたときに、一口目で大半が無くなってしまいそうですが、かぶりつくと奥にマヨネーズが移動するという、非常に理にかなった盛り付けです。

ハンバーガー

最後に上部のバンズをのせたら完了です。

イシカワ
均等に具材や調味料を置いてしまうと、ペシャンコになってしまうので注意しましょう。正面に盛ることを意識すると、より映えが良くなりますよ。

シーバスバーガーが完成!その味は……

シーバスバーガー

シーバスで作ったフィッシュバーガー、「シーバスバーガー」の完成です!

フィッシュ&チップス風に、フィッシュフライとフライドポテトを添えてみました。

シーバスバーガー

見た目からしておいしそうなシーバスバーガー。

かぶりついてみれば、サクッとした食感から、フワフワとした身がこんにちは。フッシュフライとマヨネーズ、そしてタルタルソースの相性がバツグンで文句無し!

レタスが油っこさをマイルドにしてくれるので飽きずに食べられます。

イシカワ
ハンバーガーショップではスケソウダラやホキなどのタラの仲間が使われているようですが、淡白でフワフワした食感のシーバスフライも、フィッシュバーガーの素材としては非常に優秀です。

フィッシュフライ

バーガーの両脇に添えたフィッシュ&チップス。このフィッシュフライも、もちろん霞ヶ浦水系で獲れたシーバスです。

フィッシュバーガーのフライとは食感が変わって、こちらもまたおいしい。

フィッシュフライ

小麦粉・片栗粉・ベーキングパウダー・塩・ビールを混ぜた衣につけて揚げるだけ。作り方もじつに簡単で、フィッシュバーガーのフライとはまた違った味が楽しめます。

カスタムが楽しい手作りフィッシュバーガー

ソース

まだまだ食べれそうだったので2つ目(笑)。

今度はタルタルソースではなく、ソースをメインの調味料としてみます。

ハンバーガー

今回はトマトも挟んでみました。好きな具材を挟んで楽しめるのも、手作りバーガーの良いところですね。

シーバスバーガー

ソースにも抜群に合うシーバスのフィッシュフライ。フィッシュバーガーといえばタルタルソースのイメージが強いですが、ソースで食べるのもまたデリシャス。

イシカワ
シーバスは淡白な味なので、調味料によって表情を色々と変えてくれるのが楽しい魚です!

シーバスを釣ったらシーバスバーガー

シーバスバーガー

さまざまな調理方法に合うシーバスですが、そのおいしさから『フィッシュフライ』はシーバス料理の上位にランクインしました。

ハンバーガーは色々な食材・調味料とかけ合わせて楽しめますので、シーバスバーガーはとくにおすすめです。ぜひ、お試しください!

イシカワ
霞ヶ浦名物ナマズバーガーに変わり、急増しているシーバスをフライにしたシーバスバーガーが名物になる日も近いか?
撮影・文:石川秀一

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