レンタル ボートのハイデッキについて。どんなメリットがある?各メーカーの特徴と愛用ハイデッキについてもレビュー

2021/10/11 更新

レンタルボートスタイルで使うアイテム、ハイデッキについて解説!ハイデッキとはなんぞや?というところから、ボートへの置き方、各メーカーのご紹介、導入時の注意点まで一挙にご紹介。ハイデッキを導入する予定のアングラー必見の内容です。


レンタルボートのハイデッキとは?


こんにちは、ikahimeです。今回はレンタルボートスタイルで使うアイテム、ハイデッキについて解説します。

まずは、「ハイデッキとはなんぞや?」というところから解説します。

ハイデッキとは、ボート(レンタルボート)上に足場として設置するデッキのことを言います。写真の黒い板状の製品ですね。

なぜデッキを置くのか? と言いますと、様々な利点が生まれるためです。

 
ハイデッキを使うメリット
    • ・ボート上を平らにすることで有効スペースを増やす
    • ・エレキを床面に埋め込む(オフセット)ことで、足の負担を減らす
    • ・視線が高くなることで水中が見やすくなる
 

ざっと簡単にメリットを説明するとこんなところです。

メーカーによって、木製、FRP製、アルミ製など様々な素材のハイデッキが存在します。重量や可搬性、耐久性によって選び分けることができます。

ikahime
次章にてハイデッキのメリットをより詳しく解説。さらに、ハイデッキを制作している主なメーカーさんもご紹介していきます!

ハイデッキのメリット

足の負担が少なくなる

リセストレイ(ペダルボックス)
多くのハイデッキには、リセストレイ(ペダルボックス)というオフセットされた箱のようなスペースが確保されています。

上写真、銀色のエレキペダルが収まっているボックスのことです。これがあることで、エレキのペダルを一段下がった位置に設置することができます。

エレキペダルをボートに直置きした場合に比べ、足首の曲がりが軽減されるため踏みやすさが格段に向上。長時間エレキを踏んで移動するレンタルボートスタイルでは、この踏みやすさが快適な釣行に直結します。

ikahime
ペダルがオフセットにされていないと片足を常に上げた状態で操作することになり、腰や足への負担がハンパない……。あるとないとでは雲泥の差です。

有効スペースが増える

ハイデッキ 有効スペースが増える
レンタルボートの上にデッキを置かない場合、写真のようにボートの底面はフラットではなく、凹凸がある場合がほとんどです。そのためデッドスペースが生まれがち。

一方で、ハイデッキを置くことでフラットなスペースが生まれるので、よりスペースを有効活用することが可能です。

サイトフィッシング時に有利

ハイデッキ サイトフィッシングが有利
何もない状態よりも目線が高くなるため、視認性が上がるのもハイデッキのメリット。サイトフィッシングにおける魚への視認性が向上するというわけです。

キャストしやすくなる

ハイデッキ キャストしやすくなる
ハイデッキによってアングラーが高い位置に立つことができるので、エレキヘッドとロッドが接触するリスクを減らすことができます。

タックルを保護してくれる(カーペット貼りの場合)

ハイデッキ タックル保護
カーペット張り仕様のハイデッキだと、タックルを傷などから守ってくれます。ボートデッキ直置きの場合に比べて、ダメージが少ないですね。

ハイデッキのメリットは多い

レンタルボートスタイルでバスフィッシングをやる場合、そのメリットの多さは多岐に渡ります。バスがよりたくさん釣れるようになる装備、といっても過言ではありません。

マイエレキスタイルでのレンタルボート釣行をお楽しみの方は、ぜひとも導入したいアイテムです。

ハイデッキの種類

ミドルタイプ

ハイデッキ ミドルタイプ
適度な安定感と視線の高さを両立したのがミドルタイプ。ボートの浮力体の上に置いて設置します。デッキの最も高い部分がガンネルよりも下になるため、モノを落とすリスクはありません。

視線はデッキなしの場合に比べて、格段に向上します。

ツライチタイプ

撮影:TSURI HACK編集部
ボートのガンネルに乗せるツライチタイプ。圧倒的な視線の高さが特徴です。限界まで高さを追求しているため、ある種の格好良さもあります。

一方で、慣れていないとバランスを崩しやすかったり、タックルを落としてしまうリスクを伴うのも事実です。また、大会で使用が禁止されている場合もあり、メリットだけではないのがツライチタイプの特徴。

ikahime
限界まで視線を上げることができるので、サイトフィッシングでは有利に働きます。

ハイデッキの設置方法

12ft

ハイデッキ 設置方法 12ft
12ft、いわゆる「ローボート」への設置例です。とくに難しいことはなく、ボート前方と真ん中の浮力体の上にハイデッキを置くことで設置することが可能です。

14ft

ハイデッキ 設置方法 14ft
注意が必要なのが、14ftボートへの設置です。14ftボートは前方に浮力体がない形状のため「発砲ブロック」を2つ置いて、ハイデッキの置き場を確保する必要があります。

発砲ブロックはホームセンターで販売されています。

ITEM
スチロールブロック 発泡スチロール ブロック
重さ:約100g
耐荷重:約70kg





ikahimeのハイデッキ

ikahime愛用のハイデッキ
私が愛用しているハイデッキは、Engineの12ft用3分割ミドルデッキです。製造はガレイジーで、問屋さんであるEngine(ツネミ)ブランドから販売されているものですね。

12ft用ですが、発砲ブロックを設置すれば14ftでも使え、非常に潰しが効くデッキです。

ikahime
折りたたんで携行することができるので、車載時にも便利です。軽自動車でも積むこともできました。


材質は木製で、マリンカーペットが貼られています。タックルを置いた時のダメージも少なく、ボート上での“居心地”が良いですね。

耐久性も高くかれこれ3年ほど使っていますが、ヤレることなく、現役でバリバリ活躍してくれています。

流石にカーペットの隅の方が少し剥がれている部分もありますが、劣化が進んでしまったら張り替えすることも可能です。

ikahime
初めてのハイデッキとしておすすめですよ!

ハイデッキのメーカー

遊心T-Style

FRP製のデッキが有名な、遊心T-Style。完全オーダーメイドで制作してくれるFRP製のハイデッキが有名です。

軽くて可搬性に優れており、頑丈で長持ち。雨濡れに強いのも利点です。

遊心T-Styleの公式ページはこちら

ガレイジー

木製ハイデッキを多くリリースするガレイジー。可搬性と安定感を両立した木製ハイデッキは非常に使い勝手が良いですね。私はがレイジーさんの12ft用ミドルデッキを愛用しています。

ガレイジーの公式ページはこちら

サウザー

メタル製(アルミ)のバウデッキは少々重さがありますが、頑丈さはピカイチ。乗った時の剛性感を重視するならサウザーのハイデッキ一択です。

サウザーの公式ページはこちら

篠工房

篠工房は、木製でカーペット張りのハイデッキが主力製品です。折りたたみ式のほか、価格を抑えたシンプルな1枚タイプなど様々な種類のハイデッキをラインナップしています。

篠工房の公式ページはこちら

ULCUS(アルカス)

比較的新しいメーカーのULCUS(アルカス)。カッコいいカモフラージュ柄が特徴的のハイデッキをリリースしています。周りで使っているアングラーさんがまだいないので使用感は未知数ですが、後発だけに他メーカーを研究し尽くしてリリースしているはず。

これまでになかったカーボン製のデッキをリリースするなど、期待大のメーカーさんです。

ULCUSの公式ページはこちら

デジタルストラクチャー

デジタルストラクチャーは、吊り下げ式によって発砲ブロックなしでの設置を可能とする14ft用ハイデッキなど、独創的な機能を搭載したハイデッキをリリースしています。

デジタルストラクチャーの公式ページはこちら

ハイデッキ導入時の注意点

車に積載できるか

レンタルボート ハイデッキ 積載
自分の乗っている車に積載できるかどうかをチェックしましょう。積載量の少ないセダンやハッチバックタイプの車にお乗りの場合、注意が必要です。

保管場所の確保

結構大きくて場所を取る道具なので、保管場所の確保も忘れずにしましょう。

レンタルボートに設置できるか

自分がよく訪れるフィールドのレンタルボートに設置可能かどうか、確認してから購入しましょう。わからない場合はメーカーさんに聞くと教えてくれるはずです。

ハイデッキのデメリット

使い方を誤ると危険

レンタルボート ハイデッキ 操船
ハイデッキなしの場合に比べ、高さが出るため操船には注意が必要です。

とはいえ、実感としてはハイデッキを導入することで極端に不安定になるということは少なく、むしろ有効スペースが増えてボート上でのバランスが取りやすくなったとさえ感じます。

ikahime
ハイデッキの有無でボートの操船感覚は大きく変わります。導入直後は、徐々に慣らしていくような感覚で操船するようにしましょう。

ものを落とすと取れない

これは“ハイデッキあるある”でして、デッキの下に何かモノを落としてしまうと、非常に取りづらいという弱点があります。

その場合は無理をせず、下船時に取るのがベター。無理に取ろうとしてバランスを崩して落水したら大変です。

運搬が大変

非常に大型の用品であり、重量もそこそこあります。

車からボートまでの運搬は大変だと思って、覚悟しておきましょう。ただしハイデッキがあると、釣りはとても楽になるので、1日の疲れが大幅に軽減されます。

ハイデッキで快適なレンタルボートスタイルを!

レンタルボート ハイデッキ 導入
以上、レンタルボートにおけるハイデッキについてでした。

私自身、今となってはレンタルボートに欠かせないものとなっていますが、運搬や保管も大変ですし、導入に悩まれている方も多いと思います。

しかし、そのハードルさえクリアし、一度導入してしまえば“病みつき”になるアイテムであることは間違いありません。

ikahime
湖上で過ごす時間を、圧倒的なまでに快適にしてくれるハイデッキ。ぜひ導入してみてくださいね。


 
撮影・文:ikahime

関連記事


1
\ この記事の感想を教えてください /
GOOD! BAD

バス釣りブロガー。小学生のころにミラクルジムの釣りに影響を受け、バス釣りをはじめた世代。関東一円のリザーバーでレンタルボートをメインとした釣りを楽しんでいます。バス釣り情報発信サイト『ikahime』(イカヒメ)を運営中。

facebook twitter instagram youtube