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エキスパートがサーフゲームの疑問にお答え。離岸流・底取り・ジアイetc……(2ページ目)

Q4. シンペン&ワームが難しい

シンキングペンシルで釣ったヒラメ

ルアーの使い方について聞かれることは多いのですが、その中でも「シンキングペンシル・ワームが難しい」と言われることが非常に多いです。

恐らく、シンペンやワームが難しいと感じる理由は、引き抵抗(ルアーから伝わる情報量)が少ないために、「何をしているかわからない」という状態に陥っているからだと思います。

情報量を増やすためにできることは、ロッドやラインシステムを変更してタックルの感度を高めるか、そのルアーに慣れるか、以上の2つです。

ある程度やり込んでいる方にはどちらもオススメしますが、初心者の方には私はどちらもオススメしません。

少し極端に聞こえるかもしれませんが、初心者の方は一旦シンペンとワームを捨てて(諦めて)ください。

ヒラメとマゴチは、シーバスや青物ほどは偏食をしないため、釣り人のルアー選択にある程度は寛容な一面があります。

そのため、まずは無理をせずに自分が扱えるルアー(初心者の方はだいたいがメタルジグだと思います)でしっかりと釣り、経験値を稼ぐのがオススメです。

ルアー釣りはイメージが大切なので、まずは使えるルアーでしっかり魚を釣り、そこから苦手なルアーに挑戦した方が早く上達すると思います。

Q5. 一番釣れる時間はいつですか?

サーフでヒラメがヒット

ヒラメが1番釣れるのはいつですか? デイゲームで釣れますか? ナイトゲームでも釣れますか?

こういった質問をよくお受けしますが、何も考えずに(時間以外の要素を無視して)ゴールデンタイムはいつかと聞かれたら、私は朝マズメと答えています。

恐らく、皆さんは「時合いがいつなのか?」を知りたいのだと思いますが、私が(とくに慣れた場所で釣りをする場合)一番大切にしているのは“地合い”という考え方。

地合いとは、時間ではなく潮位と地形がマッチするタイミングのこと。つまり、潮位と地形の関係性を考えて狙うことが多いです。

例えば、今の潮位は〇〇cmだからこのポイントは浅くなり過ぎてダメだけど、あっちのポイントは瀬周りにルアーが届くようになるからそこに行こう、といった具合いです。

答えを整理すると、単に時間だけで考えると食いが立つのは朝マズメ、ただし潮位によってポイントをセレクトすることの方が重要。

マズメでも、デイでも、ナイトでも釣れますが、大事なのは「地合い」だと覚えておいてください。

これらをマスターすればかなり釣りが楽しくなる!

サーフで釣ったヒラメ

さて、サーフフィッシングQ&Aと題して5つの質問に答えてみましたが、いかがでしたでしょうか?

まずはここを押さえておけばサーフの釣りが大分楽しくなると思いますので、ぜひ釣り場で実践してみてください。

また中級者編・上級者編も書いてみようと思うのでご期待くださいね。

画像提供:目黒毅久

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目黒毅久

サーフのフラットフィッシュがメインですが、シーバス・ライトロック・トラウト ・オフショア等も楽しんでいます。

サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN・ADUSTA。宮城県在住。

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