ヒラメの習性について
ヒラメは魚食性の強いフィッシュイーターです。
海底にへばり付いてエサを待ち構えてるイメージが強いかもしれませんが、実はベイトフィッシュを追いかけ回して意外なほど活発に泳ぎ回ります。
特に夜は暗いことで外的プレッシャーが減り、ベイトが岸際に寄ることもあって、驚くほど浅い所までヒラメが寄って来ます。
ナイトゲームや朝・夕のマズメにヒラメが良く釣れるのにはこういった理由もあるのです。
サーフのヒラメ実釣解説動画はこちら
どのくらい手前に居るのか?
ヒラメがどの程度手前にいるかと聞かれたら、フィールドの状況にもよりますが、すぐ目の前の波打ち際にいることもあります。
私自身、時には波打ち際ばかり狙って釣ることもあるぐらいです。
飛距離が求められるサーフゲームですが、ルアーを飛ばせば飛ばす程に釣れるかと言ったら、実際はそうでもありません。
もちろん、飛距離が出ないよりは出る方がヒラメに出会える確率が上がるのは間違いないでしょう。
しかし、アングラーの多くは遠投して遠くを熱心に探るものの、手前きたルアーをすぐに回収してしまうので、逆に目の前が竿抜けになっていることがとても多いのです。
私の2019年度のフラットフィッシュの釣果は、ヒラメ・マゴチ合わせて300匹を超えていますが、その半数は30メートル以内の釣果でした。
手前を重点的に攻めれば、意外なほど高確率でヒラメに出会えるのです。