プロが語るサーフのリアル。ヒラメは驚くほど近距離で釣れる!

2019/12/22 更新

「遠投」のイメージが非常に強い、サーフのヒラメゲーム。しかし、ヒラメは驚くほどに近距離で釣れるということをご存知でしょうか?今回は、近距離戦のポイントの見極め方や釣り方を詳しく解説します。


アイキャッチ画像提供:目黒毅久

ヒラメの習性について

ヒラメ釣りの画像 ヒラメは魚食性の強いフィッシュイーターです。

海底にへばり付いてエサを待ち構えてるイメージが強いかもしれませんが、実はベイトフィッシュを追いかけ回して意外なほど活発に泳ぎ回ります。

特に夜は暗いことで外的プレッシャーが減り、ベイトが岸際に寄ることもあって、驚くほど浅い所までヒラメが寄って来ます。

ナイトゲームや朝・夕のマズメにヒラメが良く釣れるのにはこういった理由もあるのです。

どのくらい手前に居るのか?

ヒラメ釣りの画像 ヒラメがどの程度手前にいるかと聞かれたら、フィールドの状況にもよりますが、すぐ目の前の波打ち際にいることもあります。

私自身、時には波打ち際ばかり狙って釣ることもあるぐらいです。

飛距離が求められるサーフゲームですが、ルアーを飛ばせば飛ばす程に釣れるかと言ったら、実際はそうでもありません。

もちろん、飛距離が出ないよりは出る方がヒラメに出会える確率が上がるのは間違いないでしょう。

ヒラメ釣りの画像
しかし、アングラーの多くは遠投して遠くを熱心に探るものの、手前きたルアーをすぐに回収してしまうので、逆に目の前が竿抜けになっていることがとても多いのです。

私の2019年度のフラットフィッシュの釣果は、ヒラメ・マゴチ合わせて300匹を超えていますが、その半数は30メートル以内の釣果でした。

手前を重点的に攻めれば、意外なほど高確率でヒラメに出会えるのです。


手前のヒラメを狙う際のポイントは?

ヒラメ釣りの画像 サーフの釣りはよく「変化のある所を打て!」と言いますが、手前にいるヒラメももちろん変化がある所を好みます。

では、その“変化”とは何か? その代表的な例を挙げてみます。

地形の変化

ヒラメ釣りの画像
狙うべきは、2つの地形です。

1つ目は、大きく弧を描いてワンド状になっている地形です。

そんな場所はベイトが溜まりやすく、ヒラメもベイトを追い込みやすいので良い地形と言えます。

通常は、ワンドの左右は水深が浅くて中央付近が深くなっていることが殆どです。

ヒラメ釣りの画像
2つ目は瀬や横ヨブです。サーフを見渡すとポツンと白波が立っていることがありますよね。

決まってポツンと白波が立つ所は瀬や横ヨブが形成されており、浅くなっています。

その白波が立つ周辺はベイトが寄りやすく、それを狙ってヒラメも寄って来るのです。

横1列に波が立つ所はブレイク(かけあがり)ですので、そこにもヒラメは着きますが、ピンポイントとして狙いやすいのは瀬や横ヨブの方ですので覚えておくと良いと思います。

流れの変化

ヒラメ釣りの画像 地形の変化と合わせて考えたいのが、流れの変化です。

簡単なことなのですが、水は高い方から低い方へ流れますよね?

難しいことは何もありません。海中も同じく、浅瀬から深みの方へ水が動きます。

ですから、地形変化を見つけたらその周りに流れがあることは明白です。

瀬の周りは流れが出ますしワンドは左右から中央に向けて流れが出ます。


近距離戦オススメルアー

ヒラメ釣りの画像 では、変化を見極めてヒラメが近くにいるとなった時に、どのようなルアーが適しているのか?

自分の経験から「コレだ!」というルアーをピックアップしてみました。

ミノー

ヒラメ釣りの画像 近距離戦で最も威力を発揮するのがミノーです。近距離は水深が浅いため、レンジが入る(深く潜る)ものはあまり向きません。

基本的には潜行深度が30〜80センチ程度の物が使いやすく、それでもルアーが底を小突くような所ではロッドを立ててレンジをコントロールして下さい。

ヒラメ釣りの画像
オススメはサスケ120裂波(アイマ)やサイレントアサシン129F&S(シマノ)、ショアラインシャイナーZバーティス120F&S(ダイワ)です。

さらに浅い本気のドシャローを狙うなら、コモモ125カウンター(アイマ)等を選択することになります。

ジグヘッド&ワーム

ヒラメ釣りの画像 ナチュラルな動きで食わせの力が強いワームも、近距離戦で欠かせないルアーの1つです。

手前のシャローを引くにはそれに向いたジグヘッドを使うのが最も簡単で、フラットジャンキーSSジグヘッド(ダイワ)は浮き上がりやすく巻きの釣りに適しています。

ただし、巻くだけでは釣れないヒラメも多いので、そんな時は縦の動きも必要です。

ヒラメ釣りの画像
45ヘッド(バディーワークス)はロッド操作で縦の釣りをする時に使いやすく、45度の角度で着底するため、ワームが立ことによってボトム付近のバイトが取りやすいメリットがあります。

ワームは浮き上がりやすいビッグテールのフラッグシャッド、スローな動きでも確実にアクションをするフラッググラブ(共にバディーワークス)がオススメです。

ルアーローテーションとメソッド

ヒラメ釣りの画像 ルアーのローテーション・アクションを考えるに当たっては、基本に忠実に行うのがおすすめです。

まずは活性の高いヒラメから釣っていくために、ミノーからスタートします。

難しいことは特に無く、基本はボトムを小突かないレンジを意識して巻くだけです。

ミノーの次はワームで、こちらも同じくまずはただ巻きを試します。

それでも釣れない時は縦の動きで誘ってみて下さい。

シャローを攻めているのでロッドを大きく煽る様なリフト&フォールは不要で、ボトムを小突くイメージで10〜20センチのアクションを加えれば十分効果があります。

波打ち際まで丁寧にルアーを引こう!

ヒラメ釣りの画像 ヒラメの居場所がわかった! 流れの変化が見えた! その為のルアーも揃えた!

でも最後に、波打ち際まで気を抜かずに丁寧に釣ることを忘れてはいけません。

そうすれば、きっと今まで獲れていなかったヒラメに出会えると思いますよ。
画像提供:目黒毅久

筆者の紹介


目黒毅久

サーフのフラットフィッシュがメインですが、シーバス・ライトロック・トラウト ・オフショア等も楽しんでいます。

サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN。宮城県在住。

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目黒 毅久

サーフのフラットフィッシュがメインで年間300以上のフラットフィッシュをキャッチする。 他にシーバス、ライトロック、トラウト 、オフショア等釣り全般をこなす。サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN・ADUSTA。宮城県在住。

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