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ブルージュ

ブルージュ190を徹底インプレ!話題のビックベイト、カスタム&使いこなしテクニック

ヒフミクリエイティングから発売されている「ブルージュ」。3連結ジョイントボディで、アングラーの視覚にも魚の視覚にもアピールしてくれる逸脱な泳ぎ。今回はそんなブルージュのインプレッションをまとめていきます。

目次

記事内画像・文:ちゃったTV なおと

噂のビックベイト『ブルージュ』

ブルージュ

SNSで話題のルアーがあります。

その名は「ブルージュ」

ヒフミクリエイティングから発売されているルアーです。

何と言っても……めちゃくちゃ釣れる!

ブルージュの釣果

真昼間の河川で釣った85cm!ブルージュがっぽしでした!

3連結ジョイントボディで、アングラーの視覚にも魚の視覚にもアピールしてくれる逸脱な泳ぎ。

ブルージュに関しては、ルアー1つだけ持って釣り場へ行けるほど多彩なアクションと魅力を秘めています。

そして……なんと言っても、めちゃくちゃ釣れるのです!今回は、その秘密について迫っていきますよ。

ブルージュの基本性能

まずは基本的なブルージュの性能について、まとめていきます。

普通のタックルでも使える万能さ

ブルージュ

サイズ感やウエイト、引き抵抗。全ての要素において扱いやすいです。

デッドスローからファストリトリーブまで対応。誰にでも扱いやすく、フィールドを選びません。

勝手に泳いじゃう

ブルージュの泳ぎ

ブルージュ独特の多関節。

少しでも流れがあれば、アングラー側が意識しなくても、自発的にアクションします。

慣性力

上は、リトリーブしてからの止めた瞬間の映像。

慣性の力で、ルアーがそのまま泳いでいます。その動きがなんとも言えません。

自発的なアクションの力も相まって、魚に食わせる間が継続して出せていますね。

基本的な使い方

ただ巻きでOK!

ただ巻き

まずはミディアムで巻いてみるのがおすすめ。

変にアクション付けたり止めたりせず、まずはリトリーブを極めていくのが良いと思います。

なおと
リトリーブスピードを変えるだけでも、動きの種類は相当出せますね。

デジ巻

 

ベイトリールでやる釣法の1つ。デジ巻きもおすすめです。

デジ巻きを行う際は、できるだけ直進移動を少なくし、“1点”で誘うことを意識してみてください。

早めの巻き

これも有効ですね。水をかませて、水面直下を早巻きするイメージです。

『5mほど早巻きして、1秒止める!』という感じで誘います。

一秒間の止めの合間は、横方向に慣性でスライドし、追いかけてシーバスを食わせる間となります。

 

ベーシックなのは190F、190SSの2種類

[190 F]Length:190mm(スイムテール) Weight:42g Range:0~120cm

[190 SS]Length:190mm(スイムテール) Weight:45g    Range:30~150cm

ブルージュには浮力、サイズやジョイント部分の設計から、合計5種類ものアイテムがあります。

今回は中でもベーシックな190mmのF(フローティング)、SS(スローシンキング)の2種類の使い分けについてご紹介していきますね。

フローティングはスローに使いたい

絶妙な浮力加減を生かす

フローティングの特徴は、その絶妙な浮力の加減。

早すぎず、遅すぎない浮きスピードと浮いて行く姿勢が絶妙です。

川魚が表層に浮いてくる時の動きを意識して、使い込んでみると釣果に繋がりますよ。

フローティングだからこそ流す釣り

ブルージュ

流す釣り『ドリフトメソッド』。

シーバス釣りにおける表層攻略メソッドの中でも、大型が出やすい釣り方です。

フローティングモデルであれば、水面に浮かべておくだけでナチュラルなアクションを出すことも可能です。

スーパーロング放置もおすすめ

デッドスティッキング!

ブルージュの3連結ボディーが、絶妙な動きをするため、放置するだけでも釣れることがあります。

少しの風や少しの流れなど、僅かにでも水面が動いていれる場所で、ぜひ実践してみてください。

なおと
デッドスティッキングなら、ラインの存在感を消すことも可能です。

魚は付いているけど、スレて食わない……。そんなときに有効かもしれません。

スローシンキングは汎用性が高い

レンジキープ能力

スローシンキングは、非常にレンジコントロール能力が高いです。

キープしたいレンジまでルアーを落とし、ロッドの角度を調節すれば、任意のレンジをキープさせることもできます。

フォールスピードも早くないので、根がかりなども少ないです。

なおと
筆者はスローシンキングが使いやすいです。

落ち鮎やコノシロなど、特異なパターンではない限り、スローシンキングを扱うことが多いですね。

ボトム攻略もできる

上流の瀬には、夏〜秋にかけて鮎やハヤなど溜まります。

このようなシチュエーションでは、ボトムを転がすように探っていくのも良いです。

少し流れが弱いポイントでは、底まで沈めてジャーキングするのもおすすめです。

雨後の激流はこれ一択

濁流

激流の中、ビッグベイトを上流から泳がせるシチュエーション。

通常のS字ルアーでは、早めに巻かなければ、なかなか良いアクションをさせられません。

このような状況下では、ぜひブルージュのスローシンキングを使ってみてください。

レンジを入れやすく、水馴染みも良いため、自発的にナチュラルなアクションをしてくれるはずです。

カスタマイズ性も高いのがブルージュ!

ブルージュのテールには「ソフトフィッシュテール」「フィッシュテール」「スイムテール」の3種類があります。

スイムテール

スイムテール

スイムテールは、直進性が高いです。

巻きを止めたとき、ボディーに続くように動くテールが、より艶めかしいアクションを演出します。

またミディアムスピード以上で巻けば、横にも少し触れるような動きが出るため、アピール力も高いです。

なおと
フィッシュテールでは、テーブルターンはぜひテーブルターンを実践してみてください。

ターンしたときに、テールが水面を撹拌! モワンっと水を動かしてくれます。

フィッシュテール

フィッシュテール

フィッシュテールは、少し硬いマテリアルを採用し、よりワイドな動きを出すことが可能なテールです。

濁りや増水しているときや、ベイトがフナやコノシロのときなど。

少しアピールを増やしたいシチュエーションで使ってみてください。

ソフトフィッシュテール

のちにご紹介する『FLEXモデル』で採用されているソフトフィッシュテール。

FLEXならではの直進性能を活かせます。

さらにヌルヌル感ある動き×ソフトマテリアルで、よりリアルな波動を出せます。

FLEXモデルも使ってみて!

Flexの違い

基本モデルは前述にある「190 F」「190 SS」ですが、もう一種類ご紹介したいモデルが!

それが『ブルージュ FLEX』です。

基本スペック

[FLEX F]Length:193mm(スイムテール) Weight:42g Range:0~120cm

[FLEX SS]・Length:193mm(スイムテール) Weight:45g Range:30~150cm

基本的には190モデルと変わりませんが、ジョイント部分のクリアランス(隙間)が3mm広げられているモデルです。

基本モデルとは慣性力と直進性が高いモデルで、さらにライブ感が高まったような印象。ぜひ使ってみてください。

驚異の自発アクション

フレックスは、ジョイント部分に3mmのクリアランスを取っています。

その恩恵もあり慣性がより作用し、止めたあとのライブ感は逸脱。

やはり止まっている時の動きは、FLEXならでは!より艶めかしく動きます。

直進性の向上

クリアランスが広がったことで、直進性も向上しています。ノーマルモデルより、横移動は少なくなっている。

しかしながら、しっかりと全体をウネウネさせながら泳いでくるのでアピールも残しているので、よりリアル感が増しています。

なおと
高速巻きでも、良い泳ぎをしてくれます!

ぜひ手に入れて、使いこなして欲しい

ブルージュ

『ブルージュ』について色々とまとめましたが、まだまだ書ききれないほどの魅力と可能性を秘めているビックベイトです。

ただ現在時点では、人気が高すぎるため、手に入りにくいのも事実。

気になっていただけた方は、ヒフミクリエイティングのwebショップや公式インスタグラムなどで販売状況をチェックしてみてください。

少々大変ですが……ブルージュはそこまでしても、手にいれる価値のあるルアーだと思います。手に入れて、ぜひ使いこなしてみてください。

 

ヒフミクリエイティング 公式サイトヒフミクリエイティング 公式Instagram

筆者について

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ちゃったTV なおと

オールマイティになんでも釣る変態釣り師。

小学生の時には1人で釣りに行っていたそう。おもに若狭湾から山陰エリアで釣行し、独自の感性でシーズンに応じた釣りを楽しんでいます。現在、YouTubeチャンネルのほか、ニコデザインオフィスのフィールドスタッフを務めています。

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