マイキーについて
ジャッカルのマイキーシリーズは、「見切られる前に食わせる!」をコンセプトとして作られた3連結ジョイントボディのルアーです。
ジャッカルの奇才濱田禎二氏のデザインしたルアー「ハマクル(濱狂)」の流れを汲むシリーズでもあります。
スローリトリーブでもしっかりと泳ぎ、艶かしくクネクネとしたアクションは他のハマクルルアーと同様に、ビッグバスの捕食本能を強烈に刺激し、スレバスに対しても多くの実績を残しています。
使用出来るロッドの幅も広く、使う場所も選ばない事も大きな強みのルアーです。
マイキー シリーズ
主に水面から水面直下での使用に向いており、潜航深度は概ね30センチ以下です。トップウォータプラグ、あるいはシャロークランクのイメージで使用できます。
基本的にはタダ巻きをするだけでも十分バスを誘えますが、杭周りや流れ込みなど、ここぞという場所で、ストップ&ゴー、早巻き、 トウィッチングなどを織り交ぜるのも有効。
艶めかしアクションから発生される波動は深場のバスにもしっかり届き引きずり出します。サイズは140ミリと115ミリの2種類がラインナップされています。
マイキー
琵琶湖をはじめとしたビッグレイクだけでなく、関東のリザーバーや全国の大小様々なフィールドで多くの実績を残しているオリジナルサイズ。
リトリーブ速度を変えることにより、潜航深度を変えバスを誘うことが可能。
また、動きの良いジョイント部は、リトリーブを止めていても微かにアクションをしており、その存在感と相まって、ステイ時のバイトも多発します。
鈍く艶めかしい輝きでクリアウォーター向き
ジャッカル マイキー140
ギルが多い場所に最適なマッチザベイトカラー
ジャッカル マイキー140
マイキー115
オリジナルサイズのアクションはしっかりと継承されたダウンサイズモデルのマイキー115。
使うロッドを選ばないため、限られたタックルで釣りをする場合に向いており、オーバーハングへのキャストなどテクニカルキャストもしやすいです。
ロッドワークにも機敏に反応しアクションするため、ただ巻きでのサーチベイト的な役割から、ピンスポットでのアピールまで、多才な役割を果たせるモデルです。
使う場所を選ばないハイアピールカラー
ジャッカル マイキー115
強烈なインパクトカラーでマッディーウォーター向き
躱(かわし)マイキー シリーズ
オリジナルマイキーにカバークランキングメソッドを視野に入れたチューニングを施したモデルが「カワシマイキー」です。
チューニング考案者であるジャッカルスタッフの川島勉プロの名前と、障害物を「かわす」をかけた名前を冠したモデル。
オリジナルマイキーに比べ、浮力が高く、リップ形状もより深く潜るよう変更されています。
レイダウン(水中へと倒れ込む倒木)等の際を潜らせ、浮力を生かして障害物を避けながら泳がせることで、奥に潜むビッグバスを引きずり出すことができます。
躱(かわし)マイキー
バスを誘って釣るオリジナルに対して、積極的にバスを獲りに行く攻撃的な釣り方に向いた躱マイキー。
オリジナルよりも深く潜る為、リザーバーの立木や、河川の沈みテトラなど、障害物のまわりにつく深場のバスを狙っていきます。
障害物にコンタクトさせつつ、強化された浮力を生かして根がかりを回避しながら泳がせると非常に効果的。
スタイル的にどうしても根がかりが発生しがちである為、ラインシステムやタックルは、少し強めのものを用意しておくのが良いでしょう。
傷つき弱った魚を演じるならこのカラー!
マス系の多いバックウォータなどで大活躍のカラー
ジャッカル 躱マイキー140
躱(かわし)マイキー115
ミディアムクラスのタックルでも操作しやすく、気持ちよくキャスト可能なサイズダウンモデルの躱マイキー115。
カバーに対して、よりタイトにキャストできます。使い方は140mmサイズと同じように、カバーまわりにキャストをし、水中の障害物をなめるようなイメージで泳がせます。
小さくなったボディサイズは障害物をすり抜け安く、より果敢に攻めることが可能。
また、フラットエリアにおいても、水中のゴロタなどにコンタクトさせたり、かけあがりをトレースするのも非常に有効で、様々なフィールドで活躍できるルアーと言えます。
艶めかしさ倍増のホログラム仕上げ。
何も無いところで不思議と良く釣れるピンククリア系。
マイキースリム シリーズ
オリジナルマイキーをスリムにしたサイズダウンモデルです。躱マイキーがクランクベイト的な使用を想定してあるのに対して、マイキースリムはミノーとしての使い方を視野に入れ設計されています。
サイズは125ミリと、オリジナルと115シリーズの中間的な大きさで、フローティングバージョンとサスペンドバージョンの二種類がラインナップ。
スリムボディのシルエットは、よりスレバスに有効で、パイロットルアーとして、あるいはオリジナルマイキーや躱マイキーなどのビッグベイトのフォローとして使うことも出来ます。
マイキースリム F(フローティング)
フローティングミノーと同じく浮力を生かした、キビキビとしたキレのあるアクションをさせる事に向いています。
連続トウィッチやショートジャークなど、少し硬めのロッドであれば、よりダイナミックな動きでバスを誘えます。パニック状態のベイトなどをイメージしながら操作するとよいでしょう。
また、ボトムにある障害物に当てて、イレギュラーな動作を意図的にさせたり、ダイブをさせながら水面近くをウォーキングさせるトップウォーターミノーイングも非常に有効です。
ジョイントベイトの定番鉄板カラーです。
シルエットがはっきりしているので夜釣りにも向いています。
ジャッカル マイキースリム F
マイキースリムSP (サスペンド)
浮き上がりがゆっくりしているサスペンドタイプは、水中でじっくりとバスを誘うことに向いています。
タダ巻きやスローにジャークさせた後や、杭周りなど、ここぞという場所で、ロングポーズを入れることがキモになります。無警戒な魚や弱った魚をイメージすると良いと思います。
ポーズはしっかりと止めることを心がけることで動作にメリハリが生まれ、ポーズ後のファーストアクションでのバイトを誘発できます。
水温によって浮き上がり速度が変わってくるため、浮き上がりが速いと思う場合には、ウエイトシールなどで調整すると良いでしょう。
サスペンドにおいてもこのカラーは外しません。
マイキースカルシェル
オリジナルマイキーのボディ素材を透明プラスチックからボーン素材と呼ばれる樹脂に変更したモデル。
ジョイント部やラトルによって発生する音は、通常のプラスチック素材よりも湿ったような音になり、音に対してセレクタブルになっているバスをも誘うことが出来ます。
一般的にはボーン素材は衝撃に対して強く、比重が軽いという特徴があり、ルアーの動きも変わってきます。
ボーン素材を使用することにより、オリジナルのマイキーとは似て非なる、新たなバージョンとなるよう仕上げられています。
ローライトや濁りに強いソリッドなブラックです。
ジャッカル マイキースカルシェル
クリアウォーターにおいてスレにくいナチュラルカラー。
ビッグジョイントベイトの魅力が満載
ビッグベイト、ビッグルアーがバス釣りのスタンダードスタイルの一つとなった現在においても、専用タックルの敷居の高さと汎用性の低さから、ビッグベイトを敬遠している方も多いのではないでしょうか?
限られたタックルの中で、攻め手を広げられるマイキーは、ビッグベイトの新しい在り方を示したルアー。
食わず嫌いな方も、ビッグベイト好きな方も、是非マイキーをルアーローテーションに加えてみてはいかがでしょうか?