ブルスホッグをインプレ
こんにちは、ikahimeです。
今回はボトムアップのホグ系ワーム、ブルスホッグ3インチをインプレします。
一見、O.S.Pのドライブビーバーに似ているので、“ドライブビーバー旋風”のフォロワー的なリリースか? とも思いましたが、実際には細かな違いがありました。
ブルスホッグのスペック
3インチ | 3.7インチ(ダディー) | |
重さ | 約7g | – |
カラー | 13色 | 10色 |
入数 | 7本 | 5本入 |
価格 | ¥847(税込) | ¥847 (税込) |
ブルスホッグのここがすごい
O.S.P ドライブビーバーのジェネリック的ワーム?
基本的にはO.S.Pのドライブビーバー(写真右)と非常に近いイメージで使うことができるワーム
いわばドライブビーバーの「ジェネリック」的な存在で、大きさや各パーツの比率など、かなり近いものがあります。
大きな違いとしては、ブルスホッグは爪の動きが横方向であること。爪に大きなスリットが入っており、これが横方向の動きに作用しています。
一方でドライブビーバーは縦方向で、ボディと爪をくねくねとアクションさせる『バサロアクション』がウリでした。
細かな違いとしては、ボディサイドのレッグパーツの数やボリュームです。
ブルスホッグはレッグパーツが多く配置され、ピリピリとした波動による誘いがより強く、またボディ後方に逆向きレッグが配置されているのは、フォールスピードを抑える工夫です。
メインとなるアクションの質が違うので、形は近いですが似て非なるものという印象。
とはいえ、シチュエーションによって、しっかり使い分けられるような差は無さそうというのがホンネです。
ハイプレフィールドでちょうど良いサイズ感&使い勝手
サイズ感がグッドなワーム。私の良く訪れる房総リザーバーでは3インチと4インチでバイト数がガラッと変わることが多い
3インチというコンパクトなシルエットは、ボート、オカッパリ問わず重宝します。とはいえ、小さければ小さいほど良いというものでもなく、キャストのしやすさやカバーへの入れやすさ、そしてアピール力も必要です。
そんな相反した要求に応えてくれるのがブルスホッグ。小さいながらも最大限にアピール力を上げるための工夫がされています。
ボディは細くフッキング良好
「バルキー」(太い)ワームのようなイメージもありますが、ボディは意外と細身で、フックとボディが綺麗にズレてくれるためフッキングもしっかりキマります。
一方で、ボディにはフックポイントを隠すスリットがちゃんとあるため、フックポイントが露出してカバーに引っかかってしまうことも少なくストレスフリー。
さらに、ボディは表裏両方を使うことができる仕様なため、針持ちがよいのも素晴らしいですね。(公式HPに「裏表両方フックセットできる」という記述アリ)
ただし素材自体の強さは他のボトムアップのワーム、そしてO.S.Pワームなどに近い強さで、特別針持ちが良いわけではありません。
スリットによってツメの動きが艶かしいのですが、一方で「スリットのせいでツメが壊れやすいのでは?」という懸念がありました。
しかし結果的には何本か釣ったものの、ツメが壊れるようなことはありませんでした。
もちろん、もっとしっかり少し使い込んでいくと壊れる可能性もありますが、少なくとも壊れやすい類のワームではありません。
ブルスホッグの主な使い方
リーダーレスダウンショット
今日、カバー撃ちにおいてメジャーなリグと化したリーダーレスダウンショットと、ブルスホッグの相性は言うまでもなく抜群。
下方にシンカーがついていることで、ワームの自由度が高く、水中でのアピール力にも優れるセッティングです。
フックは、ハヤブサのLLDオフセット ヘビーデューティを使用。お好みのオモリをつけることですぐに直リグとして使用できるフックです。フックサイズは1/0を合わせました。
シンカーはTGグレネードシンカー クイックチェンジャー(ノガレス)を使っています。
このアイテムは、スプリットリングプライヤーを使わずにワンタッチで取り外し(交換)ができ、一度使うと病みつきの便利さ。
フィナ LLDオフセット ヘビーデューティー
ノガレス TGグレネードシンカー クイックチェンジャー
テキサスリグ
ベーシックなテキサスリグとも、もちろん相性が良いワーム。編集部Tさんはごちゃついたカバーを攻めるため、ペグ打ちしたテキサスリグで使っていました。
すり抜けの良さと、フォールさせるだけで横方向のツメ振りがカバー内のバスにアピールしてくれるため、テンポよいカバー撃ちを実現します。
ジグトレーラー
ジグトレーラーとしても最適。とくに10gぐらいまでのコンパクトサイズなジグとの相性は良好ですね。美しいシルエットを作り出してくれます。写真はO.S.P ゼロスリーハンツ(11g)との組み合わせです。
ブルスホッグのタックル
シンカーウェイトが5g程度であれば、M〜MHクラスのベイトタックルが快適でしょう。一例ですが、上写真はダイワ ブレイゾンC610M-2。ライトカバーはこのぐらいのタックルで撃ちました。
リールは手返し重視のXHギアが無難です。
ダイワ ブレイゾン C610M-2
編集部Tさんが当日使用したロッドは、ダイワ ブラックレーベルC70MH-5。ロッドの味付けにもよりますが、ワーム自体の自重があるので5gくらいでも充分に使えます。
カバーから引き剥がすことを考えると、ゴリゴリのカバーには最低でもMHクラスを使いたいところ。
ダイワ ブラックレーベル トラベル C70MH-5
間違いなく釣れスジのブルスホッグ。
以上、ボトムアップ ブルスホッグのインプレでした。間違いなく釣れスジのホグ系ワームに仕上がっていました。
実際に、私とTSURI HACK編集部何名かで、房総リザーバーへ行って投げるだけでよく釣れてくれました。素人が投げても、すぐに反応が得られるというのはよく釣れる証明だと思います。
ボトムアップ ブルスホッグ 3インチ
ライタープロフィール
ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
[Kaneckさん取材後編]
ローランス ゴーストのメリットいろいろです?♂️
主にライバル機種「ガーミン フォース」と対比でお話してくださいました。
オートパイロット系エレキの選択に必見の情報です‼️#ローランスゴースト#ガーミンフォース#バス釣り好きと繋がりたい
— ikahime (@ikahime_net) July 20, 2021