2021年夏の新製品「セフィアXR」が登場!
2021年夏の新製品でエギング専用リールの『セフィアXR』が登場。セフィアシリーズで初の機能を纏った新たなシリーズがデビューします。
本記事では旧モデルにあたるセフィアCI4+との比較や、セフィアの現行シリーズまでまとめました。
セフィアXRのチェックポイント!
セフィアシリーズにおいて、セフィアXRは最上位機種となる存在。最新の最上位機種となるので、下記にあるように機能面も最新のものが多数搭載されています。
ここではその中でさらに注目しておきたい、5つのポイントをピックアップしてご紹介します。
セフィアXRの特徴
- ・耐久性が高く、滑らかに軽く巻ける「マイクロモジュールギアII」搭載
- ・「サイレントドライブ」&「X シップ」による静粛性が高く、力強い巻き心地
- ・腐食の心配が無い「CI4+」成型の軽量・高強度ボディ
- ・「マグナムライトローター」で回転レスポンスが良好
- ・遠投性能の高い「ロングストロークスプール」
- ・鉄壁の防水構造「X プロテクト」
- ・「リジッドサポートドラグ」で安定のドラグ性能を発揮
- ・ドラグ力変化の大きな「ラピッドファイアドラグ」
- ・不要なライントラブルを排除する「ワンピースベール」
- ・予想実売価格は27,000~30,000円前後
耐久性が高く、滑らかに軽く巻ける「マイクロモジュールギアII」搭載
セフィアXRでは、セフィアシリーズで初めてマイクロモジュールギアIIを搭載。ステラやヴァンキッシュにも搭載されている好評のギアで、滑らかに軽く巻けるのが特徴です。
しゃくりのスムーズさや、デカイカとのやり取りでその性能を感じられるでしょう。
「サイレントドライブ」&「X シップ」による静粛性が高く、力強い巻き心地
サイレントドライブもセフィアシリーズで初搭載。細部のガタを徹底的に排除することで、これまで以上の静粛性を実現しています。
X シップによるギア配置やベアリング2点サポートもあわさり、静かに力強く巻くことが可能です。
腐食の心配が無い「CI4+」成型の軽量・高強度ボディ
CI4+とは、シマノ独自のカーボン繊維を用いた素材で、リールのボディやローター、ロッドのリールシート等に使用されています。
セフィアXRではCI4+をボディやローターに採用。エギングで重要視される軽量さと、しゃくりに耐えうる高い強度を手に入れています。
「マグナムライトローター」で回転レスポンスが良好
回転レスポンス良好なマグナムライトローター。左右非対称のローター構造で慣性を低くするとともに、肉厚の調整やチタンベールの採用等で徹底的な軽量化が行われているのにも注目。
瞬間的なしゃくりに伴う巻きでも、立ち上がりの良さでストレスを感じさせません。
遠投性能の高い「ロングストロークスプール」
ロングストロークスプールは、エギングに必要な飛距離をアップ。他の数々のリールでも採用されていますが、従来AR-Cスプールよりも飛ぶことを既に多くのアングラーが実感しています。
セフィアXRと旧モデルの比較
セフィアXRは今回初登場となるシリーズ名ですが、旧モデルにあたるのはセフィアCI4+。その主な機能比較を一覧にまとめました。
機能名 | セフィアXR | セフィアCI4+ |
自重 | 175~185g | 185~195g |
マイクロモジュールギアII | 搭載 | 非搭載 |
サイレントドライブ | 搭載 | 非搭載 |
防水構造 | X プロテクト | コアプロテクト |
ローター | 最新マグナムライトローター | 旧マグナムライトローター |
スプールストローク | ロング | ノーマル |
ボディ素材 | CI4+ | CI4+ |
比較してみると自重が10g軽量化されています。
また新たにマイクロモジュールギアIIやサイレントドライブ、ロングストロークスプールの搭載。
さらに防水構造もコアプロテクトからX プロテクトへの変更など、全体的に機能アップしていることがよくわかります。
予想実売価格はほぼ同等なので、新製品のセフィアXRはかなりグレードアップしたと言えるでしょう。
セフィアXRのラインナップ
品番 | 自重(g) | ギア比 | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg) | PE糸巻量(号-m) | 本体価格(円) |
C3000S | 175 | 5.3 | 78 | 3.5/9 | 0.6-200、0.8-150、1-120 | 35,500 |
C3000SDH | 185 | 5.3 | 78 | 3.5/9 | 0.6-200、0.8-150、1-120 | 38,500 |
C3000SHG | 175 | 6 | 89 | 3.5/9 | 0.6-200、0.8-150、1-120 | 35,500 |
C3000SDHHG | 185 | 6 | 89 | 3.5/9 | 0.6-200、0.8-150、1-120 | 38,500 |
ラインナップは全4機種。シングル・ダブルハンドルそれぞれに、ノーマル・ハイギアがラインナップされています。多様化しているエギングシーンに合わせ、ぴったりな1台を選びましょう。
▼C3000S(シングルハンドル・ノーマルギアモデル)
デカイカとのやり取り、ディープエギング等、巻き上げパワーが必要な場面で活躍するモデルです。徹底的に自重の軽さを追求したい人にもおすすめです。
▼C3000SDH(ダブルハンドル・ノーマルギアモデル)
巻き上げパワーとしゃくりやすさのバランスを取りやすいモデル。ハンドルが重みで勝手に回転しにくく、目視しなくともハンドルに手をかけやすく、スムーズにしゃくりの動作に移れます。
▼C3000SHG(シングルハンドル・ハイギアモデル)
巻き上げスピードに優れるモデルです。エギングの他、シーバスやライトショアジギングでも代用したい人はこちらがおすすめです。
▼C3000SDHHG(ダブルハンドル・ハイギアモデル)
エギングリールの定番人気モデル。ハンドルが勝手に回転しにくい、ラインスラックが素早く回収できる等、ダブルハンドルとハイギア双方のメリットが活きてきます。番手選びで迷った時にはこのモデルです。