サビキ仕掛けとアオイソメを合体!
サビキ仕掛けというと、スキンや魚の皮を巻き付けた複数の疑似餌針とコマセを同調させ、青物(アジ・イワシ・サバ)を狙う仕掛けですが、今回はなんとそのサビキの針にアオイソメをつけちゃいました!
アオイソメは、言わずと知れた釣りの万能エサ。
カレイやハゼのような砂地の魚からメバルやカサゴのような岩場の魚、そしてアジやサバなどの青物も釣ることができます。
この2つを組み合わせることで、少しでも多くの魚種を狙えることができ、なおかつサビキ針が小さいので小物釣りにも使えるのではないか!?
という事でレッツチャレンジです!
仕掛けのセッティング
今回はサビキ仕掛け(針4号/ハリス0.6号/幹糸1号)を使用します。
筆者はライトルアータックルでふわふわ誘いたいので1号のオモリを選択しましたが、オモリの重さは使用するタックルで調整してください。
パッケージからサビキ仕掛けを取り出しスナップにオモリを装着すれば完成。
あとはサビキ針にアオイソメを小さく付けましょう。
仕掛けもシンプルでセッティングも簡単です。
サビキ仕掛けは針が3本針ぐらいであれば長さ的にもちょうどいいです!
あんまり長するとキャストしづらいので、長くても1m未満のものが適しています。
実際に使ってみた!
では早速釣りをしてみましょう!
今回は夜釣りでメインターゲットはメバルです。
ちなみにこの時期(撮影日は2月中旬)の三陸は水温も低く一年で一番釣れない季節なので検証には最適ですね(笑)
この時期のメバルは深い場所のボトムにいることが多いので、基本アクションは一旦ボトムまで着底させ、ラインテンションをかけてステイです。
たまにちょんちょん動かしたり、大きくリフトさせたりしてアピールします。
そしてしばらく探っていると……
釣れたー!
そしてなんじゃこいつはーw
なかなか珍しいカジカの一種「アイカジカ」が釣れました!
メバルじゃないけどまずはボウズ回避。
引き続き先ほど釣れたポイント周辺を丁寧に探っていると……
本命のメバルGET!
連日のワーム釣りで散々無視されたけどやっぱ居たのか!
1匹釣れたメバルからヒントを得て無事に2人とも本命GETです。
そしてサイズアップを狙いに移動することに。
足元に仕掛けを投入し、そのまま放置していた仕掛けになんと!
今日イチのメバルが釣れました!
上アゴにしっかり掛かっていますね!
そしてその後も
めっちゃ釣れるじゃん!
結果的にはアイカジカ・メバル・クロソイ・ドンコと4種類の魚を釣ることができ、本当に厳しい時期なのか疑うほどの釣果です!
実際に使ってみた感想
実釣では大活躍の「サビキ仕掛け」+「アオイソメ」でしたが、実際に使ってみて気づいた点がいくつかありますのでご紹介します。
①いろんな魚が釣れる
今回は釣れない時期に検証をしましたが、それでも4種類の魚を釣ることができました!
普段のワーム釣りではなかなか見慣れない「アイカジカ」も釣ることができましたし、手のひらサイズの小さなクロソイもしっかり食ってきます。
サビキ針が小さいので口が小さい魚などにも向いており、ボウズを回避したい方にはぜひオススメです。
②全レンジを攻略できる
キャストして着底後ラインテンションをかければ、サビキ針は浮くことになるのでボトムから少し浮いている魚も狙えるのがポイントです。
今回はボトム中心の釣りになりましたが、状況によっては全てのレンジを攻略できる仕掛けでもあります。
魚が浮いている状況であれば表層付近をゆっくり巻いたり、中層付近をリフト&フォールで探ったりとルアー釣り感覚で使うこともできます!
また応用編としてオモリの部分をブラクリやジグヘッド+ワームなどに付け替えれるので、組み合わせる仕掛けによってフォールスピードを調整したり色々と融通の利く仕掛けとなっています。
③仕掛けが絡まない
3本針のサビキ仕掛けを使用したため、ストレスなく釣りが楽しめました。
今回使用したのがライトルアータックルということもあり、これより針が多いと仕掛けが長くなりキャストがしづらくなったり、魚が複数匹掛かった時に絡まったりとドラブルの原因になることが予測されます。
ワーム釣り感覚で釣りをする方には3本針のサビキ仕掛けがベストです!
最後に
釣れない時の必殺技「サビキ仕掛け」+「アオイソメ」。
魚の活性が低いタフコンディションの時はもちろん、初心者やボウズ続きの人、とにかく釣りたい人にはオススメの組み合わせです!
今まで出会ったことのない魚に会えるチャンスかもしれませんよ?
それではまた!