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【冬の切り札】メタルバイブおすすめ11選|使い方の基本〜応用からアイの位置によるアクションの違い

冬のバス釣り定番のメタルバイブ。しかしそのオールマイティーさを考えれば、冬以外のハイシーズンでも活躍間違い無しのルアーです。本記事ではおすすめのメタルバイブをはじめ、使い方や重さの選び方も徹底解説していきます。

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目次

アイキャッチ画像提供:BASSTED-TV

メタルバイブについて

メタルバイブ
撮影:TSURI HACK編集部

メタルバイブとは

その名の通り、金属でできたバイブレーションルアーを指します。多くはステンレス製の金属板鉛のウェイトといった構成ですが

中には、金属板の代わりにサーキットボードを用いたものや、鉛の代わりにタングステンを用いた商品もあります。

主に冬季に使う事が多く、リアクションの釣りに抜群の効果を発揮します。

メタルバイブおすすめ11選

有名バスルアーメーカーのメタルバイブをピックアップ。おすすめチェックポイントを分かりやすくまとめました。迷った時にはこの中から選んで使ってみましょう。


メタルバイブのド定番製品。発売からかなり時間の経った現在でも、冬になると売り切れてしまうほど人気です。

3つあるラインアイの内、一番後ろのバジングアイにセットすると、各メタルバイブの中でもトップクラスに強い波動を生み出します。

オリジナルモデル以外にヘビーウェイト、タングステンモデルもあり、ウェイトの選択幅がとても広いです。

 

チェックポイント

  1. 1.
    メタルバイブのド定番
  2. 2.
    アイで動きが変わる
  3. 3.
    ウェイト選択幅が広い


ザリガニをモチーフにしたメタルバイブ。ラインアイが3つあり、位置によってアクション変化が大きく異なるのがポイント。

パニックアクションとフォールの不規則さでバスのリアクションバイトを誘いやすいです。

ラバースカートを通してチューンできるアイも設けられています。

 

チェックポイント

  1. 1.
    パニックアクション
  2. 2.
    フォールが不規則
  3. 3.
    ラバーチューン可


オーバーライドはリフトとフォールの変化が大きなメタルバイブです。

リフトでは明確なアクションを起こし、フォールではスライドフォールで瀕死の小魚を演出。

冬季の低水温期はもちろん、ハイシーズンでも活躍してくれます。

 

チェックポイント

  1. 1.
    明確なアクション
  2. 2.
    スライドフォール
  3. 3.
    ハイシーズンでも活躍


ボディに0.8mm極薄サーキットボードを採用したことで、超ハイピッチアクションを手に入れた製品です。

アクションの立ち上がりも早く、バスが障害物にタイトに着いている時、ルアーを見切られやすい時にとても使いやすいです。

重心がウェイトに集中していることもあり、飛距離も出しやすいです。

 

チェックポイント

  1. 1.
    超ハイピッチな動き
  2. 2.
    立ち上がりが早い
  3. 3.
    飛距離が出しやすい


キーバーンはボディに軽量な基板を採用したメタルバイブ。立ち上がりが良く、リフト時のレスポンスがとても良いです。

フォールでは真っ直ぐ下に落ちるシミーフォールアクションでバスのバイトを誘発。

同時にフックへの糸絡みが軽減しており、効率・集中力アップに貢献します。

 

チェックポイント

  1. 1.
    立ち上がりが良い
  2. 2.
    シミーフォール
  3. 3.
    糸絡みが少ない


特徴的な突き出た顎により、ボトム感知能力を高めたノッキンジョー。

ボトムを小突きながら引くスローリトリーブでの使用に適しています。ボトム感知能力が高いので根がかり回避もしやすいです。

3つのアイを使い分ければリフトアンドフォールにも対応します。

 

チェックポイント

  1. 1.
    ボトムノックに特化
  2. 2.
    ボトム感知能力◎
  3. 3.
    根がかり回避しやすい


メタルバイブ+ブレードを組み合わせた唯一無二のルアーです。ブレードの抵抗があるため、一般的なメタルバイブよりもスローに引くことが出来ます。

さらにブレードはボディやフックと干渉することで音を発生。波動+音により濁ったフィールドでもバスに強くアピールできます。

 

チェックポイント

  1. 1.
    ブレードが唯一無二
  2. 2.
    スローに引ける
  3. 3.
    接触音によるアピール


メタルバイブSSはリフトアンドフォールの使用に特化。直線的にフォールするので着底が分かりやすいので使いやすいです。

ラインアイが1個で初心者も迷うことなくセットできる点もポイント。

フックは貫通力の高いサクサス採用で、ショートバイトを逃しません。

 

チェックポイント

  1. 1.
    ベーシックで使いやすい
  2. 2.
    着底が分かりやすい
  3. 3.
    サクサスで良く刺さる


日本のフィールドに合わせて、世界で発売されているバークレーのメタルバイブをファクトリーチューンした製品です。

シンプルで使いやすいのが特徴で、有名メーカー品としてはリーズナブル。実売450~700円で購入可能です。

リアフックを後ろのアイにずらして装着すれば、絶妙にバランスを変えることもできます。

 

チェックポイント

  1. 1.
    リーズナブル
  2. 2.
    シンプルで使いやすい
  3. 3.
    バランス変更も可


フルメタルソニックは、他のメタルバイブに比べ細身でミノーライクなボディが特徴的。

特殊な鋼材を採用した極薄メタルプレートで、アクションの立ち上がり・動きのピッチが速い特徴もあります。

リフトアンドフォールでもスローリトリーブでも使いやすい、ハイバランスなメタルバイブです。

 

チェックポイント

  1. 1.
    細身でミノーライク
  2. 2.
    極薄メタルプレート
  3. 3.
    動きのピッチが速い

ダイソーメタルバイブ

ダイソー メタルバイブ
100円ショップのダイソーからもなんとメタルバイブが発売されています。カラーはシルバーのみ。

ウェイトは7・10・14グラムをラインナップ。圧倒的にリーズナブルなので、根がかりを恐れず使えます。

バスだけでなく海でシーバス等を狙うのにもおすすめです。

 

チェックポイント

  1. 1.
    圧倒的にリーズナブル
  2. 2.
    品薄が続くほどの大人気
  3. 3.
    海でも使える

メタルバイブの使い方

メタルバイブ

提供:BASSTED-TV

メタルバイブはシンキングルアーですので、巻けば浮き上がり放っておくと沈みます。

その特性を生かして、表層付近からボトムまですべてのレンジを探ることができる非常に優れたルアーです。

リフトアンドフォール

メタルバイブ アクション

制作:TSURI HACK編集部

メタルバイブの基本となるアクション。ロッドを大きく持ち上げバスにアピールし、その後のフォールで食わせます。

バイトはフォール中もしくは着底に集中するので、アタリはなんとなくロッドに違和感が伝わってきたり、リフトしようとした時に重みを感じることがほとんど。

ハイリフトアンドフォール

魚のレンジに合わせて、ボトム以外のレンジでリフト&フォール、もしくはリフトの幅を大きくハイリフト&フォールが有効な場面も存在します。

例えば、冬季から春季の季節の変わり目など、少し魚が浮き気味になってきた場合などです。

中層までルアーをリフトして、カーブフォール、もしくはフリーフォールでバイトを獲ります。

スローリトリーブ

根がかりの少ないエリアではスローリトリーブも効果的。これ以上遅く巻いたら「ルアーが倒れてしまう」くらいの速度をキープするのが大切。

巻いているだけでもボトムの形状によって左右に軌道がズレたり、一瞬軽くボトムに掛かって取れた勢いで跳ね上がったりと、意外に複雑なアクションを起こしてバスを誘えます。

ボトムバンプ

メタルバイブ アクション

制作:TSURI HACK編集部

水温が4~6度といった超低水温時期に効果的なのが、細かいリフトアンドフォール(ボトムバンプ)。

バスの目の前だけでルアーを細かくシャクり、緩急の動きで口を使わせるイメージです。低水温でほとんど食い気の無い状態のバスのリアクションバイトを狙います。

ミドスト

メタルバイブは中層でシェイクを加え、パタパタと閃かせながら使うのもおすすめです。

中層をキープを意識しながらリールを巻き、その中でワームをシェイクするようにロッドを煽り続けます。

バーチカルジギング

冬にボートからメタルバイブを使うなら、バーチカルジギングを必ず試しましょう。魚探でバスが固まっていそうな深場を見つけて、そこに垂直にフォールさせ誘います。

アクションのイメージはリフトアンドフォールと同じでOK。コツとしては1箇所で30秒~数分アクションさせ続けてみてください。

 

次項:メタルバイブのアイの使い分け

メタルバイブのアイの使い分け

メタルバイブのアイの位置

撮影:TSURI HACK編集部

メタルバイブの多くはアイが複数(2〜3)個付いているものが多いです。ラインを結ぶ(スナップをセットする)箇所でアクションの質も代わりますので、位置毎の性質を覚えておくと良いでしょう。

アイ毎の性質を理解すれば「短い移動距離で急浮上させ、バスの目の前を何度もボトムバンプさせたいから“リアアイ”に装着しよう」といった細かい調整が可能です。

リア(後方)アイ

・ルアー姿勢が“立ち気味(頭下がり)”になる

・アクションが“ワイド”になる

“浮きあがりやすく”なる

フロント(前方)アイ

・ルアー姿勢が“水平寄り”になる

・アクションが“タイト”になる

“浮きあがりにくく”なる

センター(中間)アイ

・フロント・リアの中間の性質

メタルバイブの重さの選び方

ノッキンジョー

メタルバイブはウェイトバリエーションが豊富。ウェイトバリエーションを増やしていけば、飛距離・フォールスピード・水深の違い等で使い分け、多角的な攻め方が可能です。

ですが、メタルバイブはシンキングルアーです。重ければ重いほど当然沈下速度も早く、水深とウェイトがあっていないと、底を引きすぎて(叩きすぎて)しまうため、根掛かりも多くなってくるという事を頭に入れておきましょう。

冬の釣りの定番である野池(最大水深3メートル程度)とスピニングタックルといったシチュエーションなら、ラインナップの中間の重さ(5~7グラムあたり)から始めると良いでしょう。

オールマイティールアー“メタルバイブレーション”

ダイソー メタルバイブ

メタルバイブは冬に使われることが多いですが、遠投性に優れていて表層から深場まで探れること、さらには食わせもリアクションも誘えることを考えれば、ハイシーズンでも活躍間違い無しのルアーです。

オールマイティーなメタルバイブをいつもボックスに忍ばせておけば、釣り場で一人だけいい思いができるかもしれません。

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