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ロマンじゃない。自己記録を狙う日に、僕が選ぶ“意外なルアー”とは?

ロマンじゃない。自己記録を狙う日に、僕が選ぶ“意外なルアー”とは?

トップウォーターは派手で楽しいだけのルアーではありません。

ラインが見えにくく、食い上げで掛かりやすく、掛けた後も主導権を握りやすい。

琵琶湖のビッグバスからGT、トーマンまで大型魚を狙ってきたガイドが、自己記録更新にトップを選ぶ理由を、現場感のある視点で解説します。

目次

みんなデカい魚を釣りたいよね

「自己記録を更新したい」

バス釣りをしている人なら、一度はそう思ったことがあるはずです。

数釣りももちろん楽しい。でも、何年経っても忘れられない魚というのは、やっぱり自分最大の一本ではないでしょうか。

僕は琵琶湖でガイドをしていますが、毎年たくさんのゲストから「自己記録を更新したい」というリクエストをいただきます。

そんなとき、僕が選ぶルアーがあります。

デカいの釣りたきゃトップを投げればいい

自己記録を取るために投げるルアー。その答えがトップウォーターです。

トップというと「夏の釣り」「朝夕だけの釣り」というイメージを持つ方も多いですが、僕は大型魚を狙ううえで最も合理的なルアーの一つだと考えています。

これは、バスに限った話ではありません。

僕が普段から狙うGTやトーマンなども、大型のフィッシュイーターほど上を意識する場面があります。

ビックリマン高田

だからこそ、水面という最も目立つ場所で泳がせられるトップウォーターには価値があるのです。

大型魚にトップが効く理由

糸が見えない

トップウォーターが大型魚に効く理由の一つに、ラインが魚から見えにくい点が挙げられます。

水中を泳ぐルアーは、ルアーだけでなくラインも同時に魚に見られてしまい、それが理由で、特大の魚に見切られてしまうことが多々あります。

しかしトップウォーターは違います。

ラインのほとんどは空気中にあるため、水中に沈んでいるルアーよりもラインが見られにくく警戒されにくいのです。

▶︎だから糸は水面につけない

だからこそ、ラインをできるだけ水面につけない意識が重要。ロッドを立てれば、ラインが水につきにくくなります。

クリアウォーターやプレッシャーの高いフィールドほど、この違いは釣果に表れます。

細かいことですが、大型魚ほどこういう差が効いてくるのです。

ビックリマン高田

ちなみに、ラインを水につけないことでルアーの動きも良くなるため、必ず意識したいポイントです。

反転して掛かるからバレにくい

トップウォーターは掛かってからも大型魚に対して有利になるルアーです。

魚は下からトップウォーターを食い上げ、そのまま反転して潜ろうとします。

その動きによって、フックが自然と上アゴなどの良い場所に掛かりやすくなるという訳です。

▶︎食い上げは、総じて良い場所に掛かりやすい

後ろから追尾して食う魚や、横から食う魚よりも、食い上げた魚のほうがフッキングは決まりやすいと感じています。

ビックリマン高田

もちろんトップウォーターにもミスバイトはあります。

ですが、魚がしっかり吸い込めば、非常に良い場所へ掛かることが多く、結果的にバラシも減ります。

掛けてから有利

トップウォーターはフッキングした後も大型魚に対して非常に有利です。

魚が水面まで出てきてくれるので、障害物に潜られるリスクが大きく減少します。

バスはもちろんですが、とくに引きが凄まじい大型魚ほど、水面で食わせることで得られるアドバンテージは大きくなります。

▶︎モンスターほど誘い出してやる必要がある

警戒心の強い大型魚は、ストラクチャーやカバーの中に潜んでいることが多いものです。

そうした魚をカバーの外へ「誘い出せる」のが、トップウォーターの大きな魅力。

ビックリマン高田

カバーやストラクチャーの中で掛ければ取り込みが難しい強い魚も、水面まで呼び出すことができれば、アングラーに有利な展開へ持ち込めます。

水の中では一番目立つ

水面は、水中から見れば最もシルエットがはっきり見える場所です。

つまり、魚に存在を気付いてもらいやすいレンジでもあるのです。

▶︎広範囲の魚からも見やすい

水中の釣りでは魚の近くを泳がせる必要があります。とくにフィネスなルアーでは正確にルアーを魚の目線まで持っていかなくてはいけません。

その点、トップウォーターは水面に出る波動とシルエットによって、より広範囲の魚に存在をアピールできます。

ビックリマン高田

広範囲の魚に見せられるトップウォーターは、魚を引っ張ってくる力が全ルアーの中でもトップクラスです。

これで釣りたいだけじゃない。これで釣れるからトップ

「トップが好きだから投げているんでしょ」「トップで釣れていいな」

そんな言葉を耳にすることがあります。

もちろん、水面炸裂は何度経験しても興奮します。でも、僕がトップを選ぶ理由は、そこだけではありません。

これで釣りたいから投げているのではなく、これで釣れると思っているから投げているのです。

GTも、トーマンも、琵琶湖のビッグバスも。

魚種は違っても、大型魚には共通する習性があります。だから僕は、自己記録を本気で狙う日ほどトップウォーターを手に取ります。

ビックリマン高田

トップは、派手だから投げるルアーではありません。

デカい魚を獲るための、最も理にかなったルアーのひとつなのです。

撮影:ビックリマン高田

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