日本一の魚種を誇る『日本イワナセンター』
「えッ!この管釣り行ってみたい!」って思った釣り場がある
こんにちは、怪魚ハンター山根ブラザーズ兄です。
今回は、群馬県沼田市にある『日本イワナセンター』というトラウトの管理釣り場をご紹介させていただきます!
“20種以上の魚種”と“10万匹”という圧倒的な放流量が、日本イワナセンターの最大の特徴でしょう。
数が凄すぎて……どうにも迫力が伝わらないと思いますので(笑)
まずは、カッコいいトラウト達の写真をご覧ください!
婚姻色が毒々しいブルックトラウト
こんなカッコいいブルックが沢山泳いでいるんです!
それも紅葉の季節になると、池の中でペアリングしたり産卵したりしてるんです。
婚姻色が出たり、鼻が曲がってきたりと写真映えする魚を狙いたい方にはたまりません!
例えば……ヤマメ×ブラウントラウト=パールトラウト
写真はきっとパールトラウト……だと思います。。
実のところ、スタッフの方も色んな種類のトラウトを入れすぎて把握しきれていないとか(笑)
試しに放流魚種を書き出してみますと……
上州サーモン、ドナルドソン、トラウトサーモン、ブルック、ホワイトブルック、ジャガー、タイガー、レイン、パール、アトラン、、リバー、ロックリバー、アークティックリバー、ゴールドリバー、ゴールドアークティック、スプレイク、イトウ、レインボー、アルビノ、ヤマメ、イワナ、オショロコマ、ブラウン、銀サケ……etc
ヤバすぎでしょ! 魚種集めが好きな僕にとってまさにドリームレイクです。
圧倒的放流量
池は全部で11箇所用意されていて、自由に行き来することができます。
魚の密度が濃すぎて、ルアーを引っ張ると魚に当たってしまうような簡単に釣れる池も用意されていて、釣り未経験の人でも安心して楽しめます。
食べて旨い!刺身用のニジマスも放流されてます
近年、養殖ニジマスがめちゃ美味しくなってきてるんです。
特に国産の刺身用のトラウトサーモンは上品な脂が乗って最高です。
管理釣り場で釣ったニジマスをお刺身で安心して食べる。というのも、新たな管理釣り場の楽しみ方でしょう!
それでは、魅力たっぷりな日本イワナセンターの詳細情報やオススメルアーをたっぷりご紹介させていただきます!
日本イワナセンターの「アクセス・料金・レギュレーション・持ち帰り制限」
日本イワナセンターへのアクセス
■日本イワナセンターの基本情報
- 住所:〒378-0312 群馬県沼田市利根町根利1994
- 電話番号:0278-54-8433
- 繋がらない時:0278-53-3254
- 営業時間:7:00-17:00
関越自動車道沼田インター下車、尾瀬/老神/日光方面へ(国道120号)。
国道120号を500m進み、下久屋町(交差点)を右折(県道255号)。
県道255号を1.3km進み、1つ目の信号を左折(県道62号)。
県道62号を12.7km進み、赤城沢橋のすぐ手前を右折し林道に入ります。(看板あり)
林道に入ってすぐ、看板通りに右手の林道に侵入し数百メートルで到着!
赤城沢橋まで看板が出てこないので、事前にカーナビやGoogle mapで調べておくと良いでしょう。
また、積雪量が多い日は2駆のスタッドレスでは厳しいようなので、雪予報の場合は、前日に路面状況を釣り場に確認しましょう。
日本イワナセンターの駐車場は4か所
林道を登ってくると左手にちょっとした駐車スペースが出てきます。これが受付前の駐車場になります。
受付前の駐車場は4台程度しか停められませんが、メインの駐車場は、ZERO号池の第一エリア前に広く設けられています。
日本イワナセンターの料金表
利用時間 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
1日券 | 4,700円 4,200円(リリース券) 7,400円(ペア券) 6,400円(リリースペア券) | 持ち帰りは15匹まで |
7時間券 | 4,200円 3,700円(リリース券) 6,900円(ペア券) 5,900円(リリースペア券) | 持ち帰りは10匹まで |
5時間券 | 3,600円 3,100円(リリース券) 6,200円(ペア券) 5,200円(リリースペア券) | 持ち帰りは10匹まで |
2時間券 | 2,600円 2,100円(リリース券) 4,200円(ペア券) 3,200円(リリースペア券) | 持ち帰りは5匹まで |
1時間券 | 1,600円 1,100円(リリース券) | 持ち帰りは2匹まで |
1時間の延長:500円
日本イワナセンターでは、様々なニーズに答えられるように多くの料金プランが用意されています。
STEP1:魚を持ち帰るかどうか決めます。
STEP2:実釣時間を決めます。
STEP3:女性もしくは小学生以下とペアを組むか決めます。
プランを決める上での注意点
■注意点
- ●1時間券は延長できません。
- ●どのチケットでも全てのポンドで釣りができます。
- ●30cm〜の魚は5匹分として扱われます。
- ●50cm以上の魚は1匹まで持ち帰れます。
- ●ペア券の持ち帰り制限は二人合わせた匹数です。
- ●ペア券はどちらか、もしくは双方が子供(小学生以下)か女性に限ります。
- ●尾数を超えた場合は買取になります。(1kg 1,100円)
持ち帰り制限について
ちょっとややこしいルールなのですが、大きな魚を持ち帰れない管理釣り場が多いなかで、50cm以上を1尾でも持ち帰らせてくれるのは大変ありがたいことです。
なんて言ったって、大きい方が脂が乗りますし、刺身用のトラウトサーモンを買うとなるとサイズによりけりですが1kgあたり1,000~3,000円くらいしますからね!
50cmオーバー1匹と49cmを2匹釣ったらバッチリ元が取れちゃうんです。なかなか太っ腹な管理釣り場だと思います!
それでは1日券(15尾)を購入した場合を想定して、具体例を挙げてみましょう。
■OKパターン
- ・60cm、45cm、35cm=15匹
- ・60cm、49cm、29cm×5匹=15匹
- ・60cm、29cm×10匹=15匹
■買取パターン
- ・60cm、55cm=10匹扱いですが、50cm以上は1匹までなので55cmを買い取り
- ・60cm、45cm、25cm×10匹=20匹扱いとなり、25cm5匹を買い取り
釣り竿のレンタルや爆釣ルアーを購入できます
日本イワナセンターでは、初心者の方や初めて釣りをされる方にも楽しんでいただけるように、誰でも釣れる“爆釣仕掛け・零式(RSタイプ)”が販売されています。
簡単に釣れ過ぎてしまうので、ルアー釣り経験者にはちょっとつまらないかもしれませんが、彼女や子供と一緒に釣行される方にはメチャクチャ心強い商品です!
タックルのレンタルは1,100円で用意されているので、釣り具に関しては手ぶらで訪れても大丈夫です。
日本イワナセンターのルールについて
日本イワナセンターはルアー釣り専門の管理釣り場になっています。フライや餌釣りはできません。
■日本イワナセンターのルール
- ・ハードルアーに関しては、シングルバーブレスフックならなんでもOK
- ・自作および改造フェザージグ、ワームは禁止
- ・フェザージグはメーカー品で釣具屋、管理釣り場等で販売しているものはOK
- ・ラバーネットで水から上げる時間は30秒以内
- ・手で魚を触ること、地面に魚を置く事、引っかけ釣り、たたき釣り、フィッシュグリップの使用は禁止・魚のキープはビク(無料レンタルあり)のみ
- ・一度ビクに入れた魚の再リリースや釣った魚を他の人に譲渡する事は禁止
- ・魚を持ち帰る場合は、検量を受けましょう
無料レンタルグッズも豊富
ラバーネットとビク(スカリ)を使用しましょう
日本イワナセンターでは、ラバーネットを無料貸し出ししています。
魚をリリースする際は、ラバーネットを使ってなるべく魚にダメージを与えないように心がけましょう。
ビクもレンタルできますので魚をキープする際は利用しましょう。
ポットと電子レンジあり
以前は食堂も営業していたそうですが、現在はカップ麺のみの販売されています。
一日釣りをする場合は、お弁当など昼食を用意すると良いでしょう。
捌き場に包丁やキッチンバサミもありますよ!
受付前には捌き場が設置されていて、釣った魚の内臓やウロコを落として帰ることができます。
生ゴミも捨てられるのがありがたいですね。包丁やキッチンバサミも無料で貸してくれます。
ちなみにクールボックス500円、氷100円、ビニール袋10円で販売していますので、クーラーボックスを持ってこなくても大丈夫です。
日本イワナセンターの池は大小さまざま!全部で11箇所!
水溜まりのような池から中型ポンドまで色とりどり
日本イワナセンターには、全部で11個もの池があり、初心者でも釣れるポンドから経験者でも楽しめる大型魚が多く放流されたポンドまで用意されています。
どの池も透明度が高く、沢山の魚が放流されていることは一目瞭然です。
ゼロ号池
最上流側のゼロ号池第一エリアと第二エリアは、キャッチ&リリース専用となっています。
駐車場の前にある第一エリアは、サイズの幅が広く、魚種も豊富なため大物狙いから数釣りまで楽しめる日本イワナセンターで一番人気な池です。
第二エリアは、放流魚種が多く僕のような魚種狙いの方にオススメです。
大きな岩の影に特大トラウトがついてたりしますよ!
1号池
ここからは釣った魚を持ち帰ることができるエリアです。
受付から一番近い1号池は、中型から大型を中心に放流しているため平均サイズが大きいのが特徴です。
放流魚種も豊富なため、ついつい長い時間楽しんでしまう池ですね。
2・3・4・6号池
小型のニジマスが多く、初心者向けの池です。
池が小さいため、キャストが苦手な方でもしっかり魚の群れの中にルアーを投げ込むことができます。
5・8・9号池
平均サイズは小さいものの、50cmオーバーも放流されているため気が抜けないポンドです。
数釣りを楽しみながら偶にヒットする大物に期待しましょう。
7号池
まるで水溜まりのような7号池ですが、侮ることなかれ。
大型魚の密度が高く、口を使わせるのは難しいですが完全サイトフィッシングで魚と知恵比べする楽しさがありますよ!
※各池の放流事情は季節やコンディションによって変動します。
日本イワナセンターおすすめルアー
ミノーやシャッドを使って色んなトラウトを狙ってみよう
イワナやブラウンの血が流れるトラウト達には、やはりミノーのトゥイッチやストップ&ゴーが効果的です。
大きなルアーで60オーバーを狙って見ましょう!
手堅く釣るためにはペレット系のルアー
とにかく坊主を逃れたい方や一緒に行く初心者の方に釣ってもらいたい場合は、ペレット系のルアーを用意しましょう。
数釣りを展開することで魚種も稼げますよ!
実際に僕も釣行してきました!
調べれば調べる程行ってみたくなり、早速行ってきました。果たして何魚種釣れたのでしょうか?!
みなさんも、日本一の放流量のポテンシャル……ぜひ試しに行ってみてはいかがでしょうか。
筆者紹介
山根央之(やまねひろゆき)
初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。
餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。
テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活躍する。
どえらい魚を獲った!もはや釣りを越えて!色んな人と繋がって!特大天然メコンオオナマズ! 240 cm175 kg 捕獲です!!ホント色んな人に助けられてこの魚と出会うことができました!メコンオオナマズに関わる全ての人に感謝でいっぱいです!! pic.twitter.com/JHWpNdLAvX
— 山根ブラザーズ(兄)@kimi (@chillkimi) September 16, 2017