ヴィローラってどんなワーム?

今、最も個人的に注目しているソフトベイト。DSTYLEのヴィローラシリーズです。
リリースされてしばらく経ちますが、そのポテンシャルが徐々に周知されていき人気が急上昇。
メーカーの枠を超えて愛用者が続出し、琵琶湖では入手が難しくなるほどのブレイク具合です。

スペック
| name | ヴィローラ2.8 / ヴィローラ4 |
| length | 2.8インチ / 4インチ |
| pcs. | 6pcs. |
| price | ¥880 / ¥930(本体価格) |
DSTYLE ヴィローラ 2.8インチ
DSTYLE ヴィローラ 4インチ
ヴィローラのここがすごい
薄刺しも可能なモチモチマテリアル

ヴィローラのマテリアルはモチモチ感大。裂けにくいマテリアルなのでミドスト系で重要な薄刺しに対応しています。
また、針持も良くファイトの仕方によっては1本のワームで何匹か釣ることもできます。
中空ボディで滞空時間が長い

中空ボディになっているので沈下スピードを抑えることができます。ミドストやホバストでよりネチネチと誘うことができます。
ナチュラルながらも水を噛むテール

あくまでもボディ全体でアクションするワームですが、最後に水をつかむ要素として独特のテールが付いています。このテールが食わせ要素にもなり、ミドスト時の移動距離を抑えるような効果を果たします
難攻不落なベイト付きバスもイチコロ

☝︎2020年8月中旬の琵琶湖。激タフと言われる状況でもヴィローラを入れると……一撃でロクマルが釣れる。
ヴィローラの使いどころは、「ベイトフィッシュを捕食しているバスを狙う」ときなのですが、そういったバスを釣るのは簡単なことではありません。特にビッグバスはセレクティブな事も多いもの。
しかしそんな場面でも、バスを狂わせてしまう魔力があります。他のルアーではうんともすんともなのに、ヴィローラに変えるとすぐにバイトが訪れるという事もありました。
フィールドを選ばない

琵琶湖はもちろんですが、全国のメジャーリザーバー、地方の河川や、野池などでもベイトフィッシュを捕食しているような場面であればどんなフィールドでも抜群に効きました。
ヴィローラの使い方

ヴィローラの使いどころはズバリ、小魚がバスの餌になっている時。細身のベイトを捕食していればチャンスがあります。
主な用途はミドスト

ヴィローラの最も代表的な使い方はミドストです。ジグヘッドフックをセットしてロッドをちょんちょん煽りながら中層を泳がせる方法です。ロールアクションでバスを誘うことができます。
ロッドをシェイクしながら、糸フケを作り出し、水中を漂わせるイメージ。泳がせたいレンジまで沈めたら、その層をできるだけキープしながら泳がせてきます。

セッティングで最も重要なことは、フックを薄く刺してやること。こうすることでロールアクションが出やすくなります。
ジグヘッドは0.9〜3gくらい。流れや水深、アクションの速さによって使い分けます。フックサイズは公式には公表されていませんが、#1〜#2の相性が良いと感じます。
ディープ必殺のボトスト

ボトストとはミドストのロールアクションをボトムで行うテクニックです。ボトムにはつかないギリギリの底層を泳がせます。
リールの回転はミドストよりもさらに落とす必要があります。ジグヘッドのウェイトが軽ければ軽いほど、ほとんどリールを巻かないイメージです。
ホバストにも対応可能

今流行りのホバストにも有効です。ホバスト専用フックを装着し、水面付近で漂わせるテクニック。ミドストと同じチョンチョンアクションを演出します。
水面棒引きでも効果を発揮

ボイルしていたり、魚が水面で捕食モードに入っている状態で有効な使い方です。水面直下をゆっくりと巻いてくるだけ。まるで本物の餌を捕食するかのようにバイトしてきます。
サイトの必殺技ピクピク

ワッキー掛けにして水面で浮かせるようにピクピクアクション。見えバス相手のいわゆるサイトフィッシングではこの使い方が有効です。
死にかけたベイトフィッシュを演出するように、操作するのがコツです。
ミドスト系ルアーのニュースタンダード!

ミドスト系アクションの食わせ最強級のワーム。ボディサイズこそ小さいけれどビッグバスの捕獲率は群を抜きます。
新定番とも言えるヴィローラシリーズを使いこなして、みなさんも痺れるような魚に出会ってくださいね。
ライタープロフィール

ビックリマン高田
海外釣行ツアーChillTrip所属のプロガイドであり、Transcendenceのロッドデザイナー。国内の釣行はバスがメインですが、GTから近所の小魚まで淡水海水問わずになんでも釣ります。琵琶湖のモンスターバスフィッシングが得意分野です。年間釣行日数は300日。
Always had high hopes.
I wanted Monsters,I want Monsters…
Put my past Trophy’s .I vie for new Trophy’s.2019:5100g
2020:5110g
2008:4800g
2019:4600g#sences#transcendencejp pic.twitter.com/DbNIWc6LNH— ビックリマン高田雄介 (@bikkurimantkd) April 7, 2020





