「正直、これ売れてます」な秋にオススメのエギを教えてください!
待ちに待ったエギングハイシーズンの秋!全国のエギンガーに向けて、TSURI HACK編集部が釣り具メーカーに突撃取材。
“正直、これ売れてます”な「秋イカ攻略におすすめなエギランキングベスト3」を教えてもらいました! 自他ともに認める人気製品は、見逃せませんよ!
今回、春・夏のエギランキングでもご紹介いただいた「YAMASHITA」のマイスター 川上さんにぶっちゃけてもらいます。一体どんなランキングが飛び出るのでしょうか!
▼春エギングにおすすめなエギランキング
▼夏エギングにオススメなエギランキング
ランキングの発表者、エギングマイスターの川上さんです!
来年創業80周年を迎える“釣り文化創造企業”YAMARIA Corporationが展開する海釣りのブランド「YAMASHITA」。エギ(餌木)やサビキなどの船釣り・岸釣りの仕掛け、イカ角、タコベイトなど各種釣り用品を製造、そして国内外へ販売し、独自の研究開発で商品を生み出す、イカ釣りでは世界トップクラスのブランド。
そんなYAMARIAのマーケティング部に所属する、エギングマイスター川上氏。国内外問わず、世界中でエギングを広める活動をしながら各国でエギングを楽しんでおり、自身の釣りもほぼエギング一色! 多くのアングラーから支持をうけるトップエギンガーです。
秋エギング攻略のキーワード
秋といえば、生まれた新子が成長し積極的にエギを追い回すエギングのハイシーズン。
とはいえ、しっかりとイカの反応をみて組み立てていかなければ、アオリイカはなかなかエギを抱いてくれません。
■秋エギング攻略のポイント
- ①寄せるアピール力とアクション
- ②エギタイプのローテーション
- ③エギのサイズ選び
さぁ、秋エギング攻略する上で重要なポイントと合わせて、マイスターおすすめのエギをみていきましょう!
秋におすすめなエギランキングTOP3
第3位「エギ王K」
秋イカ攻略の重要なキーは“アクション”。
ハイアピールモデルでイカの関心を惹きつけ、活性の高い個体を狙っていくのがセオリーですが、誰しもが経験のある秋のサイトフィッシングで「寄って来るけど乗らない」ようなスレ状態がありますね。
先行者やライバルの多いポイントでは特にその傾向が強く、1度目はチェイスがあっても2度目は皆無ということもあります。
大きなアクションで反応が悪い時や、スレによるイカとの距離が縮まらないような悪い状況を打破してくれるのがエギ王シリーズNo.1の安定性を誇る「エギ王K」。
アクションの性能で言えばエギ王LIVEシリーズには劣りますが、安定フォールに特化したエギ王Kは“乗せ”に特化したモデル。
水を掴みやすいボディ形状とフォール時のブレを徹底的に抑えるハイドロフィンにより、抱くのを躊躇するような活性のイカでもヒットに持ち込むことができるエギ王K。
サイズが大きくなり、エギへの反応がシビアになる晩秋にかけても活躍するモデルです。
第2位「エギ王LIVE」
少ないチカラで大きくアクションをさせることができるエギ王LIVE。
誰でもエギを自在に動かすことができ、エギングの楽しさである、エギを追ってくるイカとの駆け引きが楽しめるエギ王シリーズを代表するモデルです。
キレのあるダートアクションが武器で、ダートの幅も大きく前への移動距離が少ない為、投げたコースをスピードを落とさず回数多く誘うことができ、活性の高い個体を狙い撃つことが可能です。
シャクリ、ダートアクションを自在にこなし、サイトフィッシングも得意とするアグレッシブな性能。エギを動かす楽しさが詰まった、これからのベストシーズンにエギングを始めたい方にも最適なモデルです。
▼サイトエギング上達How to
第1位「エギ王LIVEサーチ」
秋のアオリイカは広範囲に生息しているため、遠くまでエギの存在を届けられるアピール力が高いモデルが最適です。
エギのアクションに加え、アオリイカの最も聴き取りやすい周波数の600Hzを中心とした周波数帯のラトル音「サーチラトル」と、アオリイカが最も感知しやすいとされる波長490nmの光で発光する「490グロー」を装備した、エギ王シリーズ内で最もアピール力の強いエギ王LIVEサーチ。
障害物が少なくアオリイカの着き場がわかりにくいオープンエリアでも、エギの存在をアオリイカにしっかりとアピールできるエギ王シリーズ内でも最もアピール力の高いモデルです。
1投の有効範囲が広い為、少ないキャストでテンポ良くポイントをサーチできる、まさに秋のエギングに最適なランガンを得意とするエギ王LIVEサーチです。
マイスター川上が選ぶ、秋イカ一推しのエギは?
「エギ王K3~3.5SS(スーパーシャロー)」
私の秋イカ一押しモデルはエギ王Kスーパーシャロータイプ。
秋エギングで反応の悪いスレイカに対し、すぐにエギをサイズダウンしてしまうと反応するイカのサイズが小さくなったり、その後に講じる手段がなくなってしまいます。
エギを追わない、触らない時にすぐにエギのサイズを下げるのではなく、同じサイズでも沈下速度をスローにするだけで、今まで反応が薄かったイカが突然やる気を出すこともあります。
エギ王Kスーパーシャローの沈下速度は3号、3.5号共に約8秒/m 。エギ王シリーズ内最小モデルの2.0号の沈下速度5.5秒/mよりもスローに見せることができ、ボディサイズは3.0号、3.5号のためキャスト時の飛距離も確保できます。
小型エギでは飛距離が足りず攻略し切らなかったシャロー帯でも活躍するエギ王Kスーパーシャロー。
見えていて反応が渋いイカに時間をか掛けるよりは、スーパーシャローを遠投して、サイズが期待できる場所で良型を狙ってランガンした方が大型のキャッチ率はグンと高まりますよ。
マイスター川上のお墨付き!信頼のエギたち
今回はYAMASHITAの川上さんに“正直、これ売れてます”な「ぶっちゃけランキングベスト3」+オススメエギを紹介していただきました。
待ちに待ったエギングハイシーズン!本記事を参考に今年も釣って楽しい食べて美味しいアオリイカを狙ってみましょう!