エアーポンプって?
エアーポンプと言えば魚が酸欠にならないように新鮮な空気を送り込む機器のことで
水槽で魚を飼育するのに使用するイメージがあると思います。
自然界では植物プランクトンや海藻により酸素が作られ、それが風や波などで攪拌されているため
魚が酸欠になる事はありませんが、水槽やクーラーなどの閉鎖的空間では魚が消費する酸素量が
一気に増加し酸欠になり魚が弱ってしまいます。
釣りで使う場面
こちらは釣ったシャコをエアーポンプで生かしている状態です。
そのままクーラーや袋に入れて持ち帰っても良い気がしますが、なんとシャコは自己消化酵素を多く含んでいる為、死んでしまうと身が溶けてなくなってしまうのです!
他の生物でも、持ち帰って食べようとした時に鮮度が落ちることは間違いありません。
また、ライブフィッシュの大会では釣った魚を活かしておく必要があるなど、エアーポンプは魚を元気に活かしておくために使われます!
生き餌を活かす・生き物の観察
エビ・カニ・貝類・アジ・イワシなどの小型の魚や甲殻類を餌として使う場合に生き餌を活かしておけることも出来ますし
釣り以外の用途として潮溜りなどで水生生物を捕獲した際に、生き物を観察して逃すまで弱らせない為に使用することもあります。
筆者がハゼ釣りなど小型の魚の数釣りをする場合は、最初の数匹はエアーポンプで生かしておいて、数が見込めなければ最終的に全てリリースする場面もあります。
必要以上のキープを避ける為にも魚に優しいアイテムなのです♪
GEX アトム5
そんな筆者愛用のエアーポンプがこちら「GEX アトム5」です。
観賞魚用エアレーションなどを作っているメーカーで、釣り人にはあまり馴染みがないかもしれませんが
釣った魚、採ってきた生物などを持ち運ぶ時際や、停電時など酸素供給が一時的に失われる状況を想定して作られた電池式のエアーポンプです。
操作方法
操作はとっても簡単。
まずはスイッチを押します(このボタン1つでON/OFFが切り替えられます)
金属のフックがついてるので、バッカンやクーラーにも簡単に取り付けられます。
後は水の中にチューブ部分を入れるだけ!
電池交換
電池交換をする際は、後ろの白いネジの部分を反時計回りに回します。
するとカバーが開きますので、ここで交換ができます。
専用の道具がいらないので、交換も容易です。
GEXアトム5のここが良い!
単3乾電池2つで動く
単3乾電池2つで約8時間も稼働します。
交換時もドライバーなども必要ないので、予備の電池を持っていけばいつでも簡単に交換することができます。
持ち運びやすい
重量168gとかなり軽量でサイズもコンパクトなので、持ち運びがかなり楽です。
車に積んでおけば、いざというときに使えること間違いなし!
防水になっている
内部のモーター部分に水が入らないようにゴムパッキンがあるので軽い防水性能を搭載してます。
1年以上使用してますがモーターが錆びて使えなくなったということはありません。
コストパフォーマンスがいいね!
気になるお値段ですがメーカー希望価格1,400円。
お店によってはもっとお安く買える所もあると思います。
初心者にもお買い求めやすい価格となってますので、ぜひ使ってみてください♪
GEX アトム5
■吐出量:800cc/分(アルカリ電池使用時)
■使用電池:単3乾電池×2本(別売り)
■持続時間:8時間
■重量:168g
GEXアトム5以外の注目商品!
ハピソン(Hapyson) カー電源/乾電池式2WAYエアポンプ YH-737B
■吐出量:800cc/分(アルカリ電池使用時)
■使用電池:単1型乾電池2本
■使用可能電源:シガーソケットDC12V電源
■持続時間:連続約50時間(アルカリ)
■重量:約480g(電池含)
こちらは、完全に釣り人目線で設計されたエアーポンプ。車に乗っている時はカー電源、エンジンを切ると自動で乾電池へ切り替わります。
生き餌釣りを頻繁にする方や魚を運搬する方に最適な商品です。
今までの釣りをもっと快適に
エアーポンプが意外にも釣りに使えることがお分りいただけたと思います。
生き餌を運搬することはもちろんですが、釣り・ガサガサ・潮溜まりなど生物観察にも
使えるアイテムですので、生き物を捕まえる方にはぜひオススメしたいです♪
皆さんの用途にあったエアーポンプを選んで使ってみてはいかがでしょうか?