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【検証】ショアジギングのノット決定戦!強度・速さを両立するノットはこれだ!

今回はショアジギングに最適なノットを決めるため、3つのノットで強度・スピードを計測してみました。ダントツはやはりあのノット。安定した強度と驚くほどのスピードが強みですね!

目次

アイキャッチ画像提供:釣り好きまっちゃん

ショアジギング最強ノットを決めよう

ショアジギングのノット、どうしていますか?

ぶっちゃけ数が多すぎて結局どれが1番いいのか判断に迷いますよね。

ショアジギング理想のノットとは

メタルジグを100m以上かっ飛ばして沖の大物を狙うショアジギング。

負荷が強いキャストや、大型魚とのファイトが想定されるジャンルであり”高強度”がノットに求められます。

ベーシックでいえば、おそらくFGノット。使用者のみなさんも多いのでは?

測定方法

検証するのはTSURIHACKのノットマニアこと、釣り好きまっちゃんです。

今回はPE1.5号に20ポンドリーダーの組み合わせを使用します。

比較的ライトなセッティングですが、1使用されている方が多そう……というわけで1.5号のセッティングにしてみました。

ドラグチェッカーを用いた強度テストに加え、組み上げまでのスピードと両面からショアジギングに向いているノットを検証します。

対象ノットは3つ! ノット界のスピードスターこと電車結び。一番人気のFGノット。超新星のSCノット。

熱い三つ巴バトルの火蓋がいよいよ切って落とされます。

電車結び

トップバッターは初心者から上級者まで幅広く愛されている「電車結び」。

強度は弱いとの前評判。簡単に組めるノットなだけに頑張ってほしいところです。

結果はこちら

PE1.5号+20ポンド断線(kg)/結束強度(%)タイム
1回目5.25kg / 57.1%0:50
2回目4.80kg / 52.2%0:55
3回目3.50kg / 38.0%0:42
4回目5.00kg / 54.3%0:45
5回目5.30kg / 57.6%0:52
平均スコア4.77kg / 51.8%0:48

※巻き付け左右ともに4回

ショアジギングには強度不足

ライン強度が約半分となってしまった電車結び。PEラインでは摩擦系ノットが必須なのかすっぽ抜けも見られました。

ショアジギングのジャンルでは不向きですね。

スピードはピカイチ

強度は劣るものの、組み上げるまでの時間は1分を切る好記録。

スピードを求められる場面で活躍してくれるので覚えておいて損はありませんよ。

SCノット

続いて登場するのは、簡単でFGノットより強いと話題になったSCノット。

わたしも現在メインノットとして愛用しています。果たして結果は!?

結果はこちら

PE1.5号+20ポンド断線(kg)/結束強度(%)タイム
1回目8.50kg / 92.4%1:52
2回目8.60kg / 93.5%1:42
3回目8.40kg / 91.3%2:05
4回目8.10kg / 88.0%1:58
5回目8.50kg / 92.4%1:47
平均スコア8.42kg / 91.5%1:52

※巻き付け30回 ハーフヒッチ12回 焼きコブ有

高強度を記録!

出ました! 強度90%越え。やはりSCノットはさすがの強度。

タイムも2分以内を記録しました。

簡単だが練習必須

リーダーにグルグル巻き付けて締め込むシンプルな工程ですが、すっぽ抜け報告も多く上がっています。

太ラインになればなるほど締め込みが甘くなるので、締め込むコツを練習しましょう。

毎回確実に組み込むことができれば、大型魚とのファイトにも負けない最強の武器となるでしょう。

FGノット

最後は摩擦系ノットの代表格、FGノットが登場です。

人気・使用率ともにおそらくナンバーワンでしょう。

結果はこちら

PE1.5号+20ポンド断線(kg)/結束強度(%)タイム
1回目7.40kg / 80.4%2:25
2回目7.40kg / 80.4%2:20
3回目7.25kg / 78.8%2:40
4回目7.50kg / 81.5%2:32
5回目7.75kg / 84.2%2:30
平均スコア7.46kg / 81.1%2:29

※編み込み12回 ハーフヒッチ12回 焼きコブ有

安定した高強度

組み慣れている部分もあるかもしれませんが、大きなバラつきはなく安定したスコアとなりました。

ショアジギングで使用しても問題ない高強度。

しかしスピード面では編み込み作業が必要なぶん、少し時間が掛かりますね。

釣り場での再結束はちょっと面倒です。

決着!ショアジギングノット決定戦

高強度とスピード、どちらも両立させた“SCノット”にショアジギング最強ノットの称号を与えたいと思います。

釣り場でのラインブレイク。どうしても急いで投げなくてはならない……という状況なら、電車結びもアリかもしれません。

が、それでも私はSCノットを選ぶと思います。ショアジギングはロマンを求める釣りですからね!

▼ SCノットは練習したほうが良いかも?

SCノットはすっぽ抜けないよう、練習が必要です。

FGノット派の人も、ぜひ試してみてください!

by TSURIHACK TV

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