ショアバスジギングの画像

極寒なのに!?真冬でも「ショアバスジギング」の釣れっぷりがエグい。

ブラックバスをメタルジグで釣るメソッド「ショアバスジギング(SBJ)」。ハイシーズンにも威力を発揮しますが、実は冬に滅法強い釣り方なのです。真冬のショアバスジギングを徹底解説します!

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

真冬でも釣れるんです

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こんにちは。編集部しみけんです。

みなさんは初釣りを済まされましたか? 私の初釣りは、以前紹介したショアバスジギング(SBJ)でした。

▼SBJについてはコチラ

元旦の釣行だったのですが、4時間で5匹のバスが釣れ、改めてSBJの釣れっぷりを痛感。

みなさんにも釣れっぷりを体感して頂きたく、当日の釣況を元に「冬のSBJ」を解説します!!

当日の釣況をレポート

タックル紹介

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SBJはタックルセッティングにキモがあります。それは、ロングロッドと細PEを使うこと。

当日使用したタックルは以下の通りです。

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ロッド:ソルトライトゲーム用ロッド(8フィート3インチ)

リール:スピニングリール2500番

ライン:PE0.5号+フロロカーボンリーダー1.75号

メタルジグは7〜15グラムを用意しました。

いざ実釣!

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1月1日の13時ごろからスタートフィッシング。

フィールドは、どこにでもある山間型の野池です。

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水質はこのようなかんじ。

やや白濁りが入ったステインといったところでしょうか。

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沖を目掛けてジグをフルキャストします。飛距離は、15グラムのジグで80メートルぐらい。

この程度の重さのジグなら、PE0.5号でフルキャストしても高切れは一切ありません。

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ジグが着水したら、糸フケを回収してラインを一直線にし(超重要)、カウントダウンをしながらテンションフォールで底を取ります。

フリーフォールでも問題はありませんが、テンションフォールの方がフォール中のバイトを取りやすいです。

ジグが着底したらワンピッチジャークを3回入れて、ジグを底から浮かせます。

▼ジグのアクションはロックフィッシュ狙いと同じなので、詳しくは下記の動画を参照ください。

ジグを浮かせた後にテンションフォールさせていると、コツッという違和感が!

間髪入れずにアワセると……

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30センチほどの個体をキャッチ。

この釣りはフォール中にアタリが集中し、外掛かりが多くなるため、リアにトレブルフックが付いたジグがおすすめです。

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そうこうしていると、2匹目が登場!

どちらも池の一番深い場所にいました。この釣りのデメリットを挙げるなら、サイズを選べないことです。

サイズアップを求めて、フルキャストして対岸の岩盤にジグを落とすと……

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3匹目は40アップでした! フォール中にラインが浮いたので、電撃アワセを入れてゲット。

冬のSBJでは、とにかく「即アワセる」ことが超重要。アワセないと掛かりません。

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4匹目はサイズダウン。この魚もラインが浮くアタリで、ロッドにはバイトが伝わりませんでした。

アタリをどれだけ取れるかが釣果に繋がるので、フォール中は必ずラインの動きをみてください。

ロッドだけでアタリを取ろうとすると、釣果が半分ぐらいになると思います。

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残念ながら、5匹目も金太郎飴サイズ。テンションフォール中にティップにカツッといったアタリが出ました。

遠距離のバイトを掛けないといけないので、ロッドでアワセを入れた後は一気にリールを巻きます。

いくら伸びないPEラインを使っているとはいえ、ロッドだけではフッキングパワーが不十分なので、リールを巻きまくってください!

サイズは伸びませんでしたが、これにて納竿としました。

SBJのキモ

絶対に「ロングロッド+細PE」

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SBJにおいて、これだけは譲れないポイントです。

飛距離・操作性・アタリの取りやすさなどを考慮すると、必要不可欠といえます。ベイトタックル+フロロラインでは釣りが成立しません。

ロングロッド+細PEは、メタルジグよりも遥かに大切な要素です。

ラインの動きを注視する

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前述しましたが、ラインでアタリを取ることが非常に重要です。

フォール中、着底していないにも関わらず、ラインがフケる・揺れるといった変化は全てバイトだと思ってください。

ジャークは適当でいいので、フォール時に全神経を集中させましょう。

リアバランスのジグは必須

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メタルジグの選択に迷ったら、リアバランスのジグを選んでください。理由は、飛ぶからです。

真冬のセオリーである最深部を打つに当たっては、飛距離は大きな武器。

また、フォールスピードが速く、底を取りやすい・リアクションバイトを誘発できるといったメリットもあります。

これで冬も怖くない。

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あまりメタルジグを使う人は多くありませんが、実はバスに対して非常に有効なルアーです。

今回の釣行時、バスアングラーが2人いたのですが、2人ともボウズでした。

しかし、これは腕の差ではありません。釣り方の差です。

誰も届かない場所に、バスが見たことのないルアーをアプローチできるということは、絶大なアドバンテージだと思います。

ぜひ、ショアバスジギングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

撮影:TSURI HACK編集部

おすすめのメタルジグ

ジャッカル ビッグバッカージグ 10g

ジャッカル ビッグバッカージグ 15g

使用タックル

ロッド:グラマーロックフィッシュ TE83deep(ブリーデン)

リール:イグジスト ハイパーカスタム 2508(ダイワ)

PEライン:PEエギ ULT HS4 0.5号(サンライン)

リーダー:Vハード 1.75号(サンライン)※1ヒロほど結束

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