どうしても釣りがしたい

餌代0円でいけるらしい

メジナを狙うのって、コマセなどの餌代がかかるんですよね。
家族から「メジナが食べたい!」という要望があるんですけど、いかんせん今月は予算が……。
そんな中で、イシカワ氏から朗報があったわけです。『メジナが餌代0円で釣れるってよ』と。
餌の名は

教えてもらったのは、堤防の階段やテトラで生えているのを見かける『アオサ』です。
こんなもので本当に釣れるのでしょうか……?
仕掛けはこちら

普段フカセ釣りをしない生粋のルアーマン(自称)釣り好き!まっちゃんからすると、複雑なウキ仕掛けは準備が億劫になってしまいます。
ですので今回は“お手軽浮き釣り”をテーマに仕掛けを組むことにしました。
超シンプル仕掛け

エギングタックルに上からウキ・サルカン・針の超シンプル仕掛けで実釣に臨んでみます。
これならエギングやルアー釣りの最中でも、すぐに釣りを切り替えられそうですね。
実釣力はいかに!?

ウキ下を1.5メートルくらいにセッティングして、いよいよ海藻フィッシングスタート。
調べたところ“ノリメジナ”というジャンルで確立されており、熱狂的なアングラーさんも多いみたいですね。
餌持ちがいいぞ

以前実践した“雑草ライトゲーム”では、雑草のホールド力が無くキャストするたびにフックから外れる事例がありました。
もしや今回も……と懸念しましたが、アオサは思った以上に葉が固く、何度キャストしても吹っ飛んでいくことはありませんでした。
アタリはほぼ本命(らしい)

情報によるとアオサを捕食する魚は少なく、アタリがあればほぼ本命(メジナ)らしいのです。
ウキを眺めるもなかなか当たらず、時間だけ過ぎていきます。
待望のアタリが!

開始から2時間、ウキの変化は一切見られず「ここは死海だ……」と海のせいにしようとしたその時!
ウキがモソモソと生命感のある動きをしている!
次の瞬間、一気にウキが海中に引きずり込まれたところでフッキング!

上がってきたのは小さい、いわゆる“コッパ”と言われるベビーサイズ。しかしながらサイズ以上の嬉しさを実感しました。

これはまっちゃんの推測ですが、何もない場所に仕掛けを入れるよりも、海中に生えているアオサと同調されることでアタリが出たのではないかと妄想。
同じ狙い方をすると、20センチ程のメジナ氏が再びヒット! ウキでアタリを合わせていく釣りも最高ですね!
この釣果プライスレス

たまたま地合いだったかも知れませんがアタリもあり、小さいながらグイグイ引くメジナを堪能出来ました。
更なる大物を目指して、自然にもお財布にも優しい海藻フィッシングに挑戦してみてはいかがでしょうか?
