魚が賢すぎる……(汗)

釣りをしていると、魚がたくさんいるのに釣れないことや、魚が見えているのに釣れないことを経験したことがありますよね。
魚が釣れない理由はさまざまですが、ひょっとすると魚が賢すぎるのかもしれません。
そこで今回は、「賢い」と呼ばれている釣りターゲットを特集してみました。
「賢そうだな~」という観点で選びました
どの程度が賢いのかや、魚種の選定については、学術的な観点ではなく釣り人的な観点から行いました。
「賢そうだな~」という捉え方で楽しんでいただけましたら幸いです!
タコ

タコは私たち人間が想像するよりも、高い知性を持つ生物と言われています。ビンの中に閉じ込められても、自力で脱出するというのは有名なお話。
8本の腕は危険や痛みを感じるほか、匂いを感じられるようです。釣るのは簡単ですが、油断をしているとバケツから脱走されてしまいますよ!
タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源
クロマグロ

クロマグロはかなり視力が優れており、ルアーやエサに向かって突進してきても、喰う直前に見切って反転してしまうことが多いようです。
たまに、水族館のマグロがガラスに衝突死する事故が報じられますが、わずかな光や音に敏感であることが原因とも言われています。
石鯛

釣るのが特に難しい魚としてしられ、エサを触ってもなかなか針を飲み込まないことも多く、朝から当たっていた魚が夕方にヒットしたという話もあるほど。
ウニやサザエを器用に捕食したり、飼育下では芸を覚えたりと、学習能力が非常に高いとされています。
尾長グレ

フカセ釣り師憧れの尾長グレは、非常に警戒心の強い魚です。撒きエサは全て食べるのに、刺しエサだけがポツンと残るといったことも珍しくありません。
そのため、アングラーは極限までハリスを細くするのですが、今度はカミソリのような歯と強烈な引きで瞬殺されてしまいます……。
オオクチユゴイ

オオクチユゴイはジャングルパーチとも呼ばれ、おもに沖縄の河川に生息しています。警戒心が強いため、遠距離から正確にルアーをキャストしなければなりません。
ルアーへの反応がいい半面、すぐにスレてしまうため、ルアーマンとしての腕が試される魚だと言っても過言ではないでしょう。
釣りは魚との真剣勝負!

賢い魚たちは一筋縄では釣ることができませんが、釣ったときの喜びは感無量です。
難関ターゲットに挑んで、ぜひ感動する1匹を手にしてみてくださいね。