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マルタウグイ【多摩川産】を食す。それは“ケミカル臭”漂う、禁断の味でした。

桜の花が咲くころに海から川へ遡上してくるこの魚。古くより都会のアングラーに、春のターゲットとして愛されています。そんな「多摩川産マルタウグイ」はどんな味がするのでしょう?私、ビックリマン高田が体当たり検証してみました。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

多摩川うまれの“春の風物詩”を食う。

☝多摩川のマルタウグイは、桜の花が咲くころに海から川へ遡上。古くから春のターゲットとして多くのアングラーに愛されています。

 

こんにちは。ビックリマン高田です。

 

みなさんはこの魚を知っていますか?

 

私はというと、関西に住んでた頃をふくめると(東京在住)約10年間、マルタウグイを釣らなかった年がないくらい好きな魚

 

 

ルアーで狙えて、かつ比較的イージー。流れの中でファイトするので、引きも強く楽しませてくれるんです。

 

▼マルタウグイについて詳しく紹介しています。

 

「そろそろいい季節だな~♪」なんて思っていたある日。TSURIHACK編集部との打ち合わせで、こんな話に……。

 

「高田さん、マルタウグイ食べちゃいましょう」

 

編集部 T
多摩川のマルタウグイって、今が楽しいんですよね?

 

高田
はい。この時期は産卵で遡上してくるので楽しいですよ。旬の釣りって感じですね。

 

編集部 T
そうですか。じゃあ、釣って食べちゃいましょうか、ウグイ。フツーに釣っても画力に欠けるんで。

 

高田
え、マジですか? 大都会多摩川のマルタウグイをですか?汗

 

編集部 T
マジです。なんか、色はトラウトぽくってイケそうじゃないすか? ロケ日決めとくんで、もろもろお願いしますね。

 

有無を言わさない、一方的な提案。

 

恐ろしや、TSURI HACK編集部。

 

いざ捕獲!

☝関東に帰ってきて、一発目の仕事が「マルタウグイを食う」ってどういうこと?

 

前日まで琵琶湖で釣り(ガイド)をしていたので、約400kmの道のりをブルーな気持ちのまま走ってきました。

 

基本釣ってもリリースするマルタウグイ。言われてみれば、確かに美味しいのかどうか気になるよなぁ。

 

 

都会のオアシス「多摩川」に到着。

 

写真からもわかる通り、都心を流れています。そのため、水質はキレイとはいえません。(昔よりはかなり回復したようですが)

 

魚は捕れた場所の水質によって、かなり味が左右されます。さて、どうなることやら?

 

 

そうそう、多摩川で釣りをする際は遊漁券の購入もお忘れなく。釣り場近くのコンビニで買えます。(日券500円)

 

 

ルアーはデュエルのリップレスミノー。

 

マルタウグイ釣りはスプーンやスピナーが一般的。しかし、根掛かりやすい瀬では「フローティングリップレスミノー」がビックリマン的お勧めルアー。

 

 

ロケ当日の3月末は例年と比べてマルタウグイの遡上量が少ない様子。流れが澱む、岩の裏を丁寧に狙います。

 

 

ドリフトさせながら軽いトゥイッチを織り交ぜて、マルタウグイを誘ってみる。

 

 

早速HIT! キュンキュンと流れに走るファイトは気持ちいい!

 

 

無事にマルタウグイを釣獲。シーズン初期の為、サイズもほどほどの食べごろサイズ。毎年魚が返ってこられる川の自然に感謝をして命をいただきます。

 

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