多摩川うまれの“春の風物詩”を食う。
☝多摩川のマルタウグイは、桜の花が咲くころに海から川へ遡上。古くから春のターゲットとして多くのアングラーに愛されています。
こんにちは。ビックリマン高田です。
みなさんはこの魚を知っていますか?
私はというと、関西に住んでた頃をふくめると(東京在住)約10年間、マルタウグイを釣らなかった年がないくらい好きな魚。
ルアーで狙えて、かつ比較的イージー。流れの中でファイトするので、引きも強く楽しませてくれるんです。
▼マルタウグイについて詳しく紹介しています。
「そろそろいい季節だな~♪」なんて思っていたある日。TSURIHACK編集部との打ち合わせで、こんな話に……。
「高田さん、マルタウグイ食べちゃいましょう」
有無を言わさない、一方的な提案。
恐ろしや、TSURI HACK編集部。
いざ捕獲!
☝関東に帰ってきて、一発目の仕事が「マルタウグイを食う」ってどういうこと?
前日まで琵琶湖で釣り(ガイド)をしていたので、約400kmの道のりをブルーな気持ちのまま走ってきました。
基本釣ってもリリースするマルタウグイ。言われてみれば、確かに美味しいのかどうか気になるよなぁ。
都会のオアシス「多摩川」に到着。
写真からもわかる通り、都心を流れています。そのため、水質はキレイとはいえません。(昔よりはかなり回復したようですが)
魚は捕れた場所の水質によって、かなり味が左右されます。さて、どうなることやら?
そうそう、多摩川で釣りをする際は遊漁券の購入もお忘れなく。釣り場近くのコンビニで買えます。(日券500円)
ルアーはデュエルのリップレスミノー。
マルタウグイ釣りはスプーンやスピナーが一般的。しかし、根掛かりやすい瀬では「フローティングリップレスミノー」がビックリマン的お勧めルアー。
ロケ当日の3月末は例年と比べてマルタウグイの遡上量が少ない様子。流れが澱む、岩の裏を丁寧に狙います。
ドリフトさせながら軽いトゥイッチを織り交ぜて、マルタウグイを誘ってみる。
早速HIT! キュンキュンと流れに走るファイトは気持ちいい!
無事にマルタウグイを釣獲。シーズン初期の為、サイズもほどほどの食べごろサイズ。毎年魚が返ってこられる川の自然に感謝をして命をいただきます。