【初心者にもおすすめ】河川のシーバスポイント
シーバスは汽水域を好むため、河川の付近で狙うことが多い魚です。河川は場所によって地形や流れが大きく異なり、それらによって生まれる変化がポイントになります。
海以上に変化が目に見えるため、ポイントが見つけやすく、初心者の方は河川からはじめることがおすすめです。
河川のポイントを探すコツ
海水・汽水に生息するイメージが強いシーバスですが、実際には純淡水を好む個体も多くいます。河口から100キロ以上も上流で釣れることもあり、その行動範囲は私たち人間の想像を超えます。まずは河川内を絞り込むためにも上流の堰までさかのぼり、どこまでがシーバスを狙える範囲なのかを把握しましょう。
オープンフィールドやシャローエリアでの釣りが多いため、ウェーディングを選択するのも一つの手です。
▼ウェーディングをするなら必ず知っておきたい!
河口部
河川に入ってくるシーバスが必ず通る、いわば玄関口となる河口部。しかし、多くの川は河口が広く開けていますよね。非常に狙いが絞りにくいため、地形の変化がつかみやすい干潮付近からエントリーしてみましょう。
ブレイクラインや潮目、探るべきポイントが多すぎるために、鉄板バイブレーションなどの使用がおすすめです。
▼鉄板バイブレーションのおすすめを紹介!
船の通り道
大きな川では船が係留してあることも多く、船が通る場所は他と比べても水深があります。掘れている場所には流れが集中しやすく、ブレイクラインもはっきりとしているため、シーバスの着き場となっていることの多い一級ポイントです。
橋脚
橋脚は流れをさえぎると同時にヨレを発生させ、魚が身を隠しやすい環境を作り出します。
夜になることで橋の明かりと暗がりの境である明暗部が生まれ、この明暗部が魚にとって絶好の捕食場所になるのです。アングラーの立ち位置が非常に重要となるため、川の流れ・潮の流れを利用しやすい位置取りを行いましょう。
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流芯
流芯とは文字通り流れの芯を示します。川の中でも流速が最もはやく、川底が掘れていることがほとんど。
川のカーブはその外側が流心となることが多いため、マップアプリなどで探す際の指標にしましょう。ルアーを巻いていて手元に強い抵抗を感じる場所が流心である可能性も高いです。
水門・堰・排水
水門・堰・排水は水が供給されるために酸素量も多く、魚にとって居心地の良い場所となります。夏の高水温期には安定した水温を求め、大型のシーバスが入ることも。
温排水などが絡むポイントであれば晩秋~冬でも釣れることがあります。
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