「NZクローラー」について
NZクローラーは、デプスが発売するクローラーベイト(羽物ルアー)。全長134ミリ、自重3オンスと一般的なクローラーベイトのサイズを凌駕したビッグサイズです。檜原湖ガイドの渡辺圭一郎氏が、オフシーズンにハンドメイドで作っていたクローラーベイトに、感銘を受けたデプス代表奥村氏が、デプスで量産化したものがNZクローラーです。
「NZクローラー」の特徴
動きを見なくても一目見ただけで、只者ではないと思わせる容姿をしているNZクローラー。サイズもさることながら、頭の大きさや非常にゴツく作られた羽が、ビッグバスを威嚇し狂わせるアピール力を秘めていることを示唆しています。ほかにもNZクローラーがバスを狂わせる魅力はどのような部分に隠されているのでしょうか。
大きなハネ
NZクローラーのウイングは、ステンレス素材でできています。クローラーベイトのウイングは、軽くしてレスポンスよくする方が、釣れると一般的に言われています。NZクローラーはその逆に比重のある素材を使用することで、水押しの大きさやアピール力を高めることに成功しています。
ジョイント構造
ジョイント部分が生み出す生命感のあるアクションは、ジョイントがないルアーと比べて段違いです。またカコカコとフロントとリアのボディが当たってならすサウンドも、ビッグバスを狂わせるひとつのファクターになります。また副産物として、魚がばれにくくなることもジョイントにすることでのメリットです。
テールブレード
テールブレードの生み出すきらめきは、人間からするとごくわずかなものに感じがちですが、魚目線では非常に大きなキラメキアピールにつながっています。またアイとブレードのこすれるスクラッチ音や、ボディとヒットするクラック音、ブレードの生み出す水のヨレなど数多くのメリットをブレードは生み出します。
「NZクローラー」の販売や値段は?
NZクローラーは人気メーカーデプスの中でもひと際人気のあるルアーのひとつです。入荷してもすぐ売り切れてしまうので、店舗の入荷情報や大手ネット通販サイトなどをこまめにチェックして、在庫があればすぐに購入するようにしましょう。
クローラーベイト史上最高のビッグフィッシュ捕獲率
ヤフオクでも売られている?
NZクローラーはヤフオクやフリマアプリなどで販売されている可能性があります。イベントなどでしか手に入らない限定品なども手に入れることができるというメリットがある反面、定価以上の価格になってしまっていたり、中古品の可能性があるなどのデメリットもあります。
ヤフオクでNZクローラーを探す!
「NZクローラー」のタックル
全長134ミリ、自重3オンスのビッグベイのカテゴリーに唯一属すNZクローラー。ビッグベイト専用タックル、もしくはそれ相応のパワーを要したタックルが必要になってきます。専用タックルを用意してNZクローラーでビッグバスを仕留めましょう。
ロッド
NZクローラーに使用するロッドは、3オンスを扱えるパワーがあることが絶対条件です。かつ、レングス的には短めのロッドが適しているでしょう。ピンスポットを狙ったり、トップウォーターですのでロッドでアクションをする際に長いと手首に非常に負担がかかったり、キャストアキュラシーも下がってしまいます。
デプス ヒュージカスタム H2N-64R
リール
NZクローラーに必要なリールは、フロロカーボンライン20ポンドが最低100メートル巻ける程度の糸巻き量を有していることが絶対条件です。そのうえでボディの剛性が高いリールの方がキャストやファイト時の高負荷時にリールのたわみが少なく、楽に釣りをすることができます。
ダイワ リョウガ 1520H
ライン
ラインはナイロン、フロロカーボン、PEラインどれを使用しても問題ありませんが、強度的には20ポンド以上は最低でも用意しましょう。ビッグバスが食ってくる可能性ももちろんですが、自重があるルアーですのでバックラッシュ時の投げ切れの予防の意味合いも大きくあります。
NZクローラーはかわいい顔したビッグバスハンター
NZクローラーは、よく見ると非常にかわいい表情をしたルアーではないでしょうか。しかし、バスに対する威嚇アピール力は、そのかわいい顔からは全く想像できるものではなく、異常なほどビッグバスを狂わせる何かを持っています。なかなか手に入りにくいNZクローラーですが、ぜひ手に入れていただきビッグバスをNZクローラーで仕留めましょう。