ダッジというルアーについて
ダッジはレイドジャパンが発売するビッグクローラーベイトです。全長114ミリ、自重1オンスを誇るビッグボディですが、その最大の特徴は非常にフィネス的な要素を持ったアクションにあります。クローラーベイトとは、中速リトリーブでクロールするアクションが特徴のルアーカテゴリー。
しかし、ダッジのアクションはクローラーベイトの中でも一線を画しています。超スローリトリーブにおいてハイレスポンスに金属音を伴いながら、驚異的なピッチでローリングアクションを繰り返します。
ダッジの特徴
ダッジの自重は約1オンスです。この自重は非常にキャスタビリティの高い重さですので、野池やベジテーションカバーの多いフィールドにおいてもピンポイントキャストを繰り返すことができます。
加えて114ミリという大型のクローラーベイトにも拘わらず、極繊細でハイピッチなアクションを発生させます。虫系ルアーにも通ずるフィネスなアクションは、30センチクラスのバスも迷わずバイトしてくることもあるほどなのです。
ダッジの使い方
ダッジはトップウォータールアーですので、バスの目線が上に向いているときに効果を発揮します。しかし普通のトップウォーターとダッジの違う点はダッジは非常にフィネス的な要素を持ち合わせているという点です。
バスは上を向いている、しかしスレて口を使う状況ではない、そのような状況においてダッジは独壇場の効果を発揮します。ではここではそんなダッジの使用方法をに触れてみましょう。
ただ巻き
ダッジは通常のクローラーベイトのようにタダ巻きで使用をしても効果抜群のルアーです。スピードは中速リトリーブで巻いた場合、通常のクローラーベイトのようにクロールのようにロールしながら動きます。
広大なストレッチをスピーディーにチェックしたい時にはこのアクションが有効になるでしょう。ストップアンドゴーや、ちょんちょんと止めて踊らせても効果があります。
デッドスローリトリーブ
ダッジの最大の特徴はデッドスローリトリーブで発揮されます。通常のクローラーベイトでは全く動かないデッドスローリトリーブでも、ダッジはハイピッチにロールし続けます。リトリーブはロッドを斜め45度くらいに構えて、ラインのたるみをゆっくりとる程度の速さでリトリーブしましょう。
巻き物はもちろん、ワームにすら魚が口を使わない状況でも、ボリューミーなサイズと見切られにくい表層レンジでの繊細なアクションに、思わぬビッグフィッシュが反応することもしばしばなのです。