近年人気のビッグベイトシーバス

近年グイグイと人気を伸ばしているジャンルのひとつに、ビッグベイトシーバスゲームがあります。
ブラックバスでは定番のビッグベイトがシーバス界にも普及し、東京湾をはじめとした多くのエリアで楽しまれています。
どデカいルアーをキャストしてデカいシーバスが釣れてくれる。想像しただけでもワクワクしますよね!
絶対に持っていくべきルアーがある

そんなビッグベイトシーバスゲームにおいて、「これだけは絶対に持っていくべき」というめちゃ釣れルアーが存在します。
それがエレメンツのダヴィンチ190というビッグベイトなんです。
今回はそんなダヴィンチについて詳しくご紹介します!
ダヴィンチとはどんなルアーなのか?
美しい曲線のボディ

魚というよりかは、雫や翼をイメージさせるような流線型のボディが特徴です。
2017年にはグッドデザイン賞を受賞したそうで、美しいルアーだと思います。
このルアーが発売された当時、その美しさに衝撃を受けたことを覚えています。
ジョイントが斜め

シングルジョイントのビッグベイトなのですが、特徴的なのはジョイントの角度。
一般的なジョイントはルアーに対して垂直ですが、なんとダヴィンチは斜めジョイント。
斜めジョイントにすることで、魚本来のヒレの艶かしさを再現したんだとか。
ふたつのモードで使える

ダヴィンチにはラインを結ぶためのアイがふたつ存在します。
頭の先端のアイがツイストロールアクション、背中のアイがダイビング・アイという名前。
ひとつのルアーでふたつの動きが出せるのは、幅が広がるので嬉しいですね。
釣れすぎるから使わない人もいるらしい

なんとこのダヴィンチ、「釣れすぎちゃうから封印している」なんて人も多いんだとか。
ビッグベイト界の反則ルアー的存在なのでしょうか。
どんな動きか見てみよう
ツイストロールアクションモード
顔の先端のアイに接続すると、ツイストロールアクションと呼ばれるS字系の動きになります。
ボディを左右に倒すようなロール主体の動きで、かなり食わせる力が強そう。
潜航レンジは30cmほどで、浅いエリアでも使いやすいです。
ダイビング・アイ
背中にあるダイビング・アイに接続すると、先ほどとはまったく違うルアーになります。
動きはまさにバイブレーションで、しっかりとしたブルブル感が手元に伝わるほど。
潜航レンジは1.5mから最大で2mほどにまで達します。
ボク個人としては、このダイビング・アイモードがおすすめなんです!
ダイビング・アイモードがおすすめのワケ
深いところまでしっかり潜る

1.5〜2.0mほどまで潜るため、一般的なビッグベイトでは届かないレンジまで到達し、深いレンジのシーバスも余裕で射程圏に入るんです。
また、表層に群れたコノシロ等の群れの一段下を通せるので、群れから飛び出したベイトに見えるのか、よく食ってきます。
バイブレーションでしっかりアピール

ダイビング・アイモードは、言うなれば巨大なバイブレーション。
フラッシングや波動が強く、S字系のビッグベイトよりもアピール力が強いんです。
ベイトの群れの下まで潜って、さらにしっかりアピールできるダヴィンチ。もう釣れる気しかしませんよね?
ダヴィンチを使う際のポイント
ウェイトで姿勢を調整

ダヴィンチはそのままでの使えるのですが、スイミング姿勢が斜めになってしまうものがあります。
これはABS樹脂製のルアーでは仕方ないことなのですが、斜めに潜ってしまっては性能を十分に活かしきれません。
そんな時は顎下に2g前後のウェイトシールを貼って、姿勢を真っ直ぐに矯正しましょう。
シーバスならフックは1/0

元々ダヴィンチはバス用として発売されているので、シーバスで使うならフックを交換する必要があります。
シーバスの場合、1/0がメーカー推奨サイズです。
最近になってソルトウォーター用のダヴィンチも発売されており、こちらは純正で1/0が装着されているので交換する必要がありません。
偽物に注意しよう

近年、ダヴィンチのような人気ビッグベイトは模造品が多く出回っています。
ネットや中古で購入する場合は注意が必要。
模造品との見分け方は、背中の「ELEMENTS」のロゴとリアフックのすぐ上の「Davinci」の刻印です。
ビッグベイトシーバスに挑戦するなら絶対持っておきたい

ダヴィンチは他のビッグベイトとは一線を画す、唯一無二のビッグベイト。
シーバスやベイトのレンジが深い時はまさに独壇場となりうるルアーです。
もしビッグベイトシーバスに挑戦するなら、「必ず持っておいた方がいい」と断言できます!
撮影:六畳一間の狼 SUU
エレメンツ ダヴィンチ190