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エメラルダスMX(EMERALDAS MX)とは
エメラルダスMXは、ダイワのエギングブランド・エメラルダスシリーズのひとつ。ロッド・リールともにラインナップしており、シリーズの中では中堅にあたるモデルです。
高い性能を持ちつつ、価格は十分に抑えた、まさに高コストパフォーマンスといった言葉が似合います。
エントリーモデルでは満足出来なくなった脱初心者を目指す方にも、上級者がサブタックルとして持っておくのにもうってつけのモデルです。
今回はそんなエメラルダスMXのラインナップを一挙にご紹介します。
エメラルダスMXのリール
エメラルダスMXのリールは、ザイオンボディの採用で、軽く強いリールに仕上げられています。他にもデカイカの強烈なジェット噴射にも滑らかに追従するドラグシステムのATD、信頼の防水機構であるマグシールドを搭載し、まさに本格仕様のエギングリール。
ラインナップは、シングルハンドルとダブルハンドル、それぞれにノーマルギアとハイギア仕様がある全4種類です。
▼ エメラルダスMX 2508PE
パワーのある巻き上げを行いやすいシングルハンドルのノーマルギアモデル。
ティップランエギングのように回収時の抵抗が大きな場合や、春のデカイカ狙いでヒット時に強く巻き上げたい場合におすすめです。
ダイワ エメラルダスMX 2508PE
▼ エメラルダスMX 2508PE-H
シングルハンドルの巻き上げ力+ハイギアで巻き上げを早めたモデルです。
ノーマルギアより回収スピードを早めたい時、またダブルハンドルモデルより自重を軽くしたい時はこちらを使ってみてください。
ダイワ エメラルダスMX 2508PE-H
▼ エメラルダスMX 2508PE-DH
エギングでスタンダードなダブルハンドルモデル。ダブルハンドルは、しゃくる際にハンドルに手を掛けやすかったり、勝手にハンドルが重みで回ったりしにくいです。
こちらはノーマルギアなので、巻き上げパワーに比重を置きたい場合に選んでみてください。
ダイワ エメラルダスMX 2508PE-DH
▼ エメラルダスMX 2508PE-H-DH
エギングリールで一番人気と言える、ハイギア+ダブルハンドルの組み合わせ。
ラインの弛みやエギを素早く回収することができ、しゃくりやすさ向上や速いテンポでの釣りを可能にしてくれます。
ダイワ エメラルダスMX 2508PE-H-DH
エメラルダスMXのロッド
エメラルダスMXのロッドは、アウトガイドモデル・インターラインモデル・ボートモデル・NTモデルのシリーズがあります。
いずれのモデルも上位機種にも採用されているHVFナノプラスをブランクス素材とし、X45構造でネジレを防止することで、軽くしゃくりやすいロッドに仕上げられています。
モデルごとの詳細を以下にご紹介していきます。
アウトガイドモデル
アウトガイドモデルは、エメラルダスMXのスタンダードモデルです。ガイドにはチタンフレームKL-H&KTガイドを搭載、PEラインのやっかいなトラブルを軽減する仕様です。
ショアからのエギングを楽しむ最初の1本としては、まずこのシリーズから選ぶことをおすすめします。
ラインナップは全11種類です。
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 68XUL-S
冬に大人気のヒイカエギング専用モデル。7フィート以下のレングスで2号以下の超小型エギを快適に操作でき、ソリッドティップでヒイカの小さなアタリを捉えられます。
ヒイカが釣れない時には、アジングやメバリングに代用することも出来るロッドです。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 68XUL-S
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 74UL-S
小型エギを使ったライトエギングで使いやすいロッドです。ウルトラライトパワーでエギの重みをロッドに乗せやすく、小型エギのキャストも問題無し。
スルメイカやケンサキイカ等のツツイカ狙い、秋の小型アオリイカ狙いでぜひ使ってみてください。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 74UL-S
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 79L-S
足場の高い場所、風の強い場合につかいやすいライトエギングロッド。
2.5号エギを中心に使い、ヤリイカやスルメイカを狙う場合に最適で、スッテを組み合わせたリグも使いやすいです。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 79L-S
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 711LML-S・E
繊細なライトパワーのティップと、ミディアムライトパワーのバットを組み合わせたモデル。アタリを捉えやすく、バットパワーでしっかりエギを操作出来ます。
秋のアオリイカエギングで使うならこの1本です。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 711LML-S・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 83ML-S・E
汎用性の高い8.3フィートの長さにソリッドティップを搭載。1.8~3.5号までのエギに対応するので、春のアオリイカエギングから、冬のヒイカエギングまで、1本で様々なシーンに対応します。
チューブラーモデルよりアタリの取りやすさ重視ならソリッドティップモデルのこちらがおすすめです。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 83ML-S・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 83M・E
エギングロッドでスタンダードな長さと硬さを持ったモデルです。8.6フィートと比べて、キャストやしゃくりの軽快さを重視しています。
春・秋のアオリイカエギングを1本で行いやすいロッドです。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 83M・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86ML・E
柔軟なティップを持ったミディアムパワーモデル。
エギの移動距離を抑えられるので、イカが低活性な状況や、秋のアオリイカエギングにおすすめ。しゃくりで腕にかかる負担を軽減したい方にもおすすめです。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86ML・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86M・E
長さと硬さのバランスが丁度いいスタンダードモデルです。春のアオリイカエギングで使用することが多い3.5号を中心に、幅広いエギのサイズに対応します。
アオリイカだけでなく、コウイカ狙いにもおすすめしたい1本です。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86M・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86M-S・E
スタンダードな長さと硬さに、ソリッドティップを搭載。チューブラーモデルより繊細なアタリを取りやすい特徴を持っています。
ティップはしなやかですが、バットにパワーがあるため、エギをしっかり動かすことが出来ます。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86M-S・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86MH・E
シリーズで唯一のミディアムヘビーモデル。パワーを活かして遠投し、遠くにあるエギをしっかり動かせます。
冬から春にかけてイカが深場に落ちる時、強風でラインスラックが出やすくエギを操作しにくい時が出番です。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 86MH・E
▼ エメラルダスMX アウトガイドモデル 89M・E
8.9フィートのロングレングスで、エギを遠投しやすい1本。長さは足場の高い場所でのライン操作や、しゃくりの幅を弱~強まで広く出来るメリットも。
人より遠くまでエギを投げ、ヒットに持ち込むならこの1本で決まりです。
ダイワ エメラルダスMX アウトガイドモデル 89M・E
インターラインモデル
インターラインモデルは、ラインがロッドの中を通る構造をしています。メリットはガイドにラインが絡んだりしないこと、ブランクスパワーが最大限に活かされるためキャストややり取りがスムーズに行えること等が挙げられます。内部は超撥水ドライ加工が施してあり、ライン放出はとてもスムーズです。
7.6フィートから8.6フィートまで、全6種類のラインナップがあります。
▼ エメラルダスMX インターラインモデル 76M・E
ショートレングスで取り回しのよい7.6フィートモデル。その短さは障害物を狙う時のキャスタビリティーアップに貢献したり、岩場が背中側にある等テイクバックが取りづらいポイントでの使いやすさをアップさせたりしてくれます。
ダイワ エメラルダスMX インターラインモデル 76M・E
▼ エメラルダスMX インターラインモデル 89LML・E
シリーズ中で最もロングレングスのしなやかな1本。移動距離を抑えてエギを操作したり、風の強い状況でラインスラックをコントロールしたりしやすいです。
もちろん長さを活かした遠投も可能です。
ダイワ エメラルダスMX インターラインモデル 89LML・E
▼ エメラルダスMX インターラインモデル 83ML・E
秋イカエギングで使いやすい、軽快な操作性を持つ8.3フィートのミディアムライトモデルです。
ライン絡みが少ないインターラインモデルは、強風時にアウトガイドモデルより使いやすいことを体感するでしょう。
ダイワ エメラルダスMX インターラインモデル 83ML・E
▼ エメラルダスMX インターラインモデル 83M・E
オールシーズン活躍してくれる丁度良い長さと硬さのモデルです。2.5~4号までのエギに対応するので、秋イカエギングも春の大型アオリ狙いも1本でこなせます。
ダイワ エメラルダスMX インターラインモデル 83M・E
▼ エメラルダスMX インターラインモデル 86ML・E
83ML・Eよりも強風時の対応力や遠投性を高めたいのであれば、86ML・Eがおすすめ。
長さはたった3インチしか変わりませんが、その差がもたらす使用感は大きく違います。
ダイワ エメラルダスMX インターラインモデル 86ML・E
▼ エメラルダスMX インターラインモデル 86M・E
3.5号エギを多用したり、よりロングキャスト性能・鋭いダートを実現したいならこの1本。スタンダードな長さと硬さは、1年を通して様々なシーンに対応します。
ダイワ エメラルダスMX インターラインモデル 86M・E
ボートモデル
ボートモデルは、ティップランをはじめとするボートからのエギングを快適に楽しめるシリーズです。ティップに視認性を高めたメガトップを搭載していて、ティップの引き込まれるアタリも戻るアタリも捉えやすいです。
全5種類のラインナップには、スピニングロッドだけでなくベイトロッドもあるので、状況に応じてセレクトしてみましょう。
▼ エメラルダスMX ボートモデル 65MB-S・E
深場に潜む大型イカをバーチカルに狙って攻略するためのベイトモデル。グリップは長めの設計で、脇に挟んでジギングのような形でエギを操作出来ます。
ベイトならではのパワーやラインテンションの調整しやすさを活かして、ディープ攻略に挑んでみてください。
ダイワ エメラルダスMX ボートモデル 65MB-S・E
▼ エメラルダスMX ボートモデル 69M/XH-S・E
最大80グラムまでの重さに対応するパワーモデルです。バットにエクストラヘビーのパワーを持たせることで、沈めた重いエギも力強く動かすことが出来ます。
超ディープや潮流の速いエリアで活躍してくれること間違いなしです。
ダイワ エメラルダスMX ボートモデル 65MB-S・E
▼ エメラルダスMX ボートモデル 68ML/H-S・E
ミディアムライトのティップに、ヘビーのバットを持った、バーチカルでもキャスティングでも使える1本。
ボートエギングにチャレンジする際に最初の1本として選ぶなら、このモデルをおすすめします。
ダイワ エメラルダスMX ボートモデル 68ML/H-S・E
▼ エメラルダスMX ボートモデル 72L/MH-S・E
ティップラン・キャスティング・Sフォールいずれにも対応するバーサタイルなロッドです。
68ML/H-S・Eよりも浅場を狙ったり、潮流の緩やかなエリアで釣りをしたりする時におすすめです。
ダイワ エメラルダスMX ボートモデル 72L/MH-S・E
▼ エメラルダスMX ボートモデル 511M-S・E
ティップラン専用のショートレングスモデル。短いことでティップを視認しやすく、連続したしゃくりも行いやすいです。
細身のブランクスですが、デカイカがヒットしてもしっかり寄せることが出来るパワーを秘めています。
ダイワ エメラルダスMX ボートモデル 511M-S・E
NTモデル
NTモデルは、エメラルダスMXアウトガイドモデルから派生した野村珠弥氏監修モデル。オリジナルとは違う「かっこかわいい」デザインに目を引かれますが、こだわった設計でとても使いやすく仕上げられています。ラインナップは1種類のみです。
▼ エメラルダスMX NTモデル 85MLM NT
ライン絡み軽減のためティップセクションにガイドを2個追加したり、しゃくった時にリアグリップが引っ掛かりにくくなるようややショート化したりと、随所にこだわりが見られるモデルです。ノーマルのエメラルダスMXとは一味違う性能を体感してみてください。
ダイワ エメラルダスMX NTモデル 85MLM NT
エメラルダスMXでエギングを存分に楽しもう!
エントリーモデルから脱して、初心者から一歩先のレベルに進みたい方にとって、エメラルダスMXはかなりおすすめです。もちろん高性能で長く使えるので、本格的にエギングを極めたい初心者の方、サブタックルを探している上級者の方もぜひチェックしてみてください。
エメラルダスMXでエギングを存分に楽しんでいきましょう。