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アリゲーターガーを怪魚マニアが徹底解説!日本にも潜む巨大古代魚の謎(3ページ目)

アリゲーターガーは釣りの対象魚

アリゲーターガー釣り
提供:ChillTrip

本国アメリカではアリゲーターガーはゲームフィッシングの人気ターゲット。専門のガイドも多く存在しており、アメリカに住んでいる釣り人はもちろんのこと、アリゲーターガーに憧れを抱いて世界中の釣り人がアメリカへやって来ます。

日本の釣り番組やバラエティ番組でもその様子が放映されることもあり、アリゲーターガーの巨大な体から繰り出されるヘッドシェイクは釣りをしない人にとってもインパクト抜群です。

また、タイランドなどでは釣り堀に放流されている事もあり、ルアーフィッシングで狙うことが出来ます。

アリゲーターガーの釣り方

アリゲーターガー釣りの仕掛け

提供:ChillTrip

アリゲーターガー釣りのオーソドックスなスタイルはデットベイト(死に餌)のぶっこみ釣りです。60センチにもなる鯉系の魚をぶつ切りにして針に付けます。針は巨大なトレブルフックを使用します。

餌を投入した後は置き竿にし、フィッシュアラームをセット。アタリがあっても早合わせは厳禁で、食い込むまで数十秒待ってフッキングを入れることが重要です。

アリゲーターガーを釣るためのタックル

巨大魚であるアリゲーターガーを釣るためには強いタックルが必要です。現地ガイドは折れるリスクの低いグラスロッドを使用しています。

カーボンロッドを使用するのであればパワーがあるのはもちろんのこと、低弾性の粘る竿がお勧め。極端に高弾性のものは破断してしまう場合もあります。

市販の物から選ぶのであれば、怪魚ロッドやオフショアロッドが最適。リールはスピニングでもベイトでも可能ですが、PE10号以上を100メートル以上巻けるものがよいでしょう。

また、アリゲーターガーは歯が鋭いためワイヤーリーダーを介してフックを接続します。

アリゲーターガーは魅力的な魚

アリゲーターガー

提供:ChillTrip

近年のテレビや新聞が報じるイメージから、アリゲーターガーは“悪者”のレッテルを貼られることが多々あります。

本文でも触れたように、新しく飼育することも原則禁止となるためガーにとって、今の日本は逆風が吹いていると言えるでしょう。

それでも現在飼育している人にとっては愛玩魚として、釣り人にとっては憧れの怪魚として、余りある魅力を持った魚がアリゲーターガーではないでしょうか。

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