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カヤック

シーカヤックおすすめ7選!海で楽しむカヤックのルールや選び方とは

昨今、人気が上昇しているアクティビティ「シーカヤック」。観光先のツアーでレンタルなども行えますが、ご自身で購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。ここでは、釣りも楽しめるシーカヤックの選び方や、おすすめアイテムをご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:pixabay

シーカヤックについて

シーカヤックで釣りの画像

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シーカヤックとは、海で操船や釣りを楽しむカヤック。カヤックはカヌーの一種で、カヌーがオープンデッキが多いにに対し、釣り以外の一般のカヤックはクローズドデッキタイプが多いです。

カヤック

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足を前方に投げ出すように座り、ダブルブレードパドルで漕ぐことで操船。海では湖や河川りはまた違う魅力があり、シットオンタイプを中心に、シーカヤックで海釣りを楽しむ方が増えてきています。

シーカヤックのルール

海上でカヤックを楽しむには、安全対策はもちろんのこと、保温・防寒対策、天候気象チェック、安全確認など、自身を守り、周囲に迷惑をかけないために、注意しなくてはならないことが多くあります。

ライフジャケットの着用

シーカヤックのライフジャケットの画像

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ライフジャケットは、カヤックの操船ミスや気象海象の変化による落水の危険から身の安全を確保する救命胴衣。カヤックを使って海上を自由に移動できる反面、数メートルから数十メートルといった海域に進入することが多くなります。沖で落水すると、波や潮流に翻弄され、近くの岸まで泳いで戻ることも難しいので、泳がなくても呼吸をするため身体を水面に浮かべるための浮体具を必ず身につける必要があります。

フラッグを付けよう!

シーカヤックのフラッグの画像

出典:kayak55.com

フラッグとは、カヤックの存在をプレジャーボートや漁船、客船や貨物船といった大型船舶に知らせる旗。カヤックは小さく、他の船から見えづらい大きさです。また、波が高くなるとほとんど見えません。こうした状況では、他の船舶が近寄ってきた際、引き波を受けて転覆してしまったり、衝突事故になる恐れがあります。フラッグを付けることで、目に付き発見しやすくすることで、事故やトラブルの防止につながります。

身に着ける衣類

シーカヤックの衣類の画像

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身に着ける衣類にも注意が必要。落水した際に、衣類は水分を吸収します。その重さは想像以上……。身動きが取れなくなってしまうことがあります。船上であっても、保温性に優れた生地で作られた衣類、防水性や撥水性の高いウェットスーツやドライスーツなどを必要に応じて着用しましょう。

体温調節

時間と温度計の画像

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海上では日陰がありません。また、気温や日照の影響を直接受けますので、体温調節や日照対策が重要です。春や秋は気温が低い日もあるので、体温の低下に気を付けましょう。防水性や撥水性の高い衣類の着用が必要です。また、夏場は直射日光があたり、水面から光の反射があって紫外線対策も必要。日焼け止めや、ラッシュガードを着るなどの対策をしましょう。

出港当日の天気

天気予報のイメージ画像

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出港当日の天気は、天気予報などで必ずチェック。ただし、海の場合は「現地に行くと天気が全く違ってた」「急に風が強くなり荒れてきた」はよくあること。急な天候変化に備え、どんな状況でも陸に戻れるより安全な運行するコースを取るようにしましょう。出船から着岸まで、ラジオにスイッチを入れておき、気象の変化や雷雲の発生を早めに知ることも重要です。

風や波

波の画像

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強い風や高い波が予想される場合、出港は控えましょう。目安として出船候補地の最大風速が秒速5メートルを超える場合。波の高さが80センチを超える場合は、危険が伴います。

目安の数字以下でも、操船技術の自意識過剰はしないこと。海の天気は変わりやすいので、絶えず天候などの予報が確認できるラジオを携帯するなど、早めの安全確保ができるよう準備しましょう。

航路の注意

大型船の画像

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海には漁場や航路がり、漁船や定期船などが運航しています。事故や危険な目に遭わないためには、船舶に近づかないこと、漁場や航路の有無と場所を出船前にチェックし、操船ルートを計画しておきましょう。そして操船の際にはフラッグで自船に位置を相手に知ってもらうことが重要です。船舶以外にも断崖で切り立った磯、岩場や波消ブロック周辺には複雑な流れが生じていることが多いので、安易に近づかないようにしましょう。

ローカルルールにも注意

SOLAS条約や、市区町村が独自に定めた条例に基づき進入を禁止している海域への進入や、漁協組合が漁業権を設定し、第三者が採捕することを禁止している水産資源を無断で採捕は禁止です。

違反すれば罰金その他の処罰を受けることになります。事前に出船予定の地域で特別なルールがないか、市区町村や漁協のホームページでの確認と、問い合わせをしましょう。

シーカヤックの選び方

シーカヤックの選び方の画像

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カヤックには、それぞれ特徴があります。メインとする釣り場が、どの様な状況であるのか考えて選ぶと良いでしょう。

内湾

シーカヤックの湾の画像

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外洋から入り組んだ入り江などは、風や波が入りにくく、静穏な水域で操船を楽しんだり、カヤックを停泊して釣りするのに向いています。

■素材:ポリエチレンやインフレータブル材等。

■構造:シッチオンやレクリエーショナル、インフレータブル、フォールディングタイプ等。

■フォルム:最大幅が広く、ローリングしにくく安定性が高い楕円形状、ティアドロップ形状のもの。

サーフィンをする様な場所

シーカヤックのサーフの画像

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サーフィンをする様な場所はうねりが入りやすく、風がない日にも外洋からのうねりがあります。走り出しが鈍いと波を受けて不安定になるので、走り出しが軽いことが重要です。

■素材:FRP製等の軽量素材。
■構造:リジッド構造。

■フォルム:水流抵抗の小さい流線型に近く、走り出しが早く、速度が出やすい形状のもの。

潮流の早い場所

シーカヤックで沖の画像

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外洋と内湾を結ぶ狭隘な水域では潮汐の影響で潮流が早くなる時間帯があり、また前述のサーフィンをする様な場所でも離岸流といって、岸から沖に向かう流れがあり、注意が必要です。潮流の早い場所はできれば避けたいですが、潮流で流されないために、操船性能を重視して次の特徴が有るカヤックがいいでしょう。

■素材:FRP製等の軽量素材。

■構造:リジッド構造。

■フォルム:水流抵抗の小さい流線型に近く、走り出しが早く、速度が出やすい形状のもの。

不安な場合はレンタル

シーカヤックのレンタルの画像

出典:PIXTA

調べた情報や、クチコミのみでカヤックを選んでしまうと、買った後とイメージが違っていたということがよくあります。特に、初めて購入するカヤックほど不安がつきもの……。

お住まいの地域周辺でカ、ヤックのレンタルができる場合もあります。ショップによってはインストラクターの方がつき、カヤックの注意点や操船方法など、様々なアドバイスを伺うことができます。

初めての方は、いきなり購入はせずにレンタルで体験しましょう!

シーカヤックおすすめ7選

様々なメーカーが発売するカヤックの中から、外洋に出ても安定して使用できる人気のモデルをご紹介します。

FEELFREE Moken 12.5 Kayak

全長:385cm
全幅:82cm
重量:30kg
最大積載量:190kg

フィールフリー モーケン

全長:385cm
全幅:82cm
重量:34kg
最大積載量:190kg
ポリエチレン製

フィールフリー ジュントス

全長:340cm
全幅:77cm
重量:27kg
最大積載量:190kg
ポリエチレン製

Fkstyle ペダル式カヤック

全長:300cm
全幅:80cm
重量:38kg
最大積載量:130kg

バラクーダ カヤック

全長:295cm
全幅:78cm
重量:22kg
最大積載量:135kg

Wilderness システムターポン130

全長:396cm
全幅:81cm
重量:33kg
最大積載量:170kg

シーカヤックでマリンライフを満喫!

シーカヤックは操船や、機動性を活かして新たな釣りポイントを探すといった使い方を通じて、日常の生活とはまた違った体験をし、心身のリフレッシュが図れるアイテムです。気軽に始められることもあって、愛好者もここ数年で増えてきています。しかし、海という自然は恩恵とともに、一つ判断を誤れば命を危険にさらす面があることも事実。海の怖さを十分意識し、万一のために安全確保をすることを第一に、シーカヤックでマリンライフを満喫してみませんか。