干物の作り方は簡単!手順と干物をつくるコツとは?

日本の魚の食べ方として大定番の干物。実は魚さえ捌ければ簡単に作る事ができるのです。釣った魚が食べきれない時の保存や、さらに美味しく食べる方法としてぴったりな干物づくりの手順とコツを紹介します。


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干物作りは意外と簡単!

干物の画像
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釣った魚が食べきれずに余ってしまったり、いつもと違う料理を味わいたい、そんな時には干物がおすすめです。しかし、干物作りは「難しいのでは?」と今まで、チャレンジしなかった方も少なくないでしょう。

しかし、干物は意外と簡単な手順で作れるうえ、身近にあるものを使って天候に左右されることなく作る方法もあるのです。なにより自分で釣った魚で作る干物の味はまた格別でしょう。

今回は釣り人なら憶えておいて損はない魚の干物の基本的な作り方をご紹介します。

干物の作り方とコツ

干物作り
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干物の作り方は意外にも簡単です。基本的な手順はたったの4つ!「開く」「洗う」「塩をする」「干す」と、難しい作業は殆どありません。材料も釣った魚、干物にしたい魚以外に特別なものを用意する必要はなく、家にあるごく一般的なもので作ることができます。

なお、干物を干す際に家にある洗濯干しを使う事もできますが、魚の臭いが付いた洗濯バサミを使うことになってしまいます。気になる方は、家にある洗濯干しを干物用にしてしまうか、専用の干物干しを用意しましょう。

干物の作り方1:魚を開く

魚を腹開き
出典:嘉福丸
釣った魚や鮮魚店・スーパーで購入した魚を腹から開いて2枚におろします。腹を開いたのち、鰓の中心から包丁を入れて頭も忘れずに開きましょう。

なお腹開きの他に背開きする方法もありますが、最初は下処理もしやすく手順も簡単な腹開きがおすすめです。干物は焼いて食べる事がほとんどであるため、背骨はそのまま残してしまって問題ありません。

干物の作り方2:内蔵を取り出し血合いを綺麗に洗う

内蔵取り出し洗った魚
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開く工程を終えたら、エラ蓋や内蔵を取り除きます。次に血合いが残らないように、魚の身を水で綺麗に洗いましょう。全て洗い終えたら、血合いが残っていないか再チェックして次の工程に移ります。

血合いや内蔵が綺麗に洗えているか否かで干しあがった時の味にも影響してくるので、丁寧にやっておきたい作業です。

干物の作り方3:塩水に漬け込む、またはふり塩をする

塩漬けした画像
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干物作りにおいて塩による味付けは重要な工程です。10パーセント濃度の塩水に付けるか、直接魚の表・裏にふり塩をします。塩分の量や濃度は魚の大きさ、身質、身の厚さ、脂の刺し具合によって変わります。

基本的に淡白な白身魚や、サイズの小さな魚は10パーセント以下の薄めの塩分でも問題ありません。ふり塩はうっすらと振りすぎに注意しましょう。どちらも30分ほど経ったら水で軽く洗い水気を取ってください。

干物の作り方4:網や洗濯ばさみで陰干しする

天日干ししている干物
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最後は干物で重要な干す工程です。干す際には洗濯物干しや網付きの干物干しを使用します。干す場所は直射日光が当たらず風通しのいい場所が適しています。

日が当たりすぎて身の温度が上がりすぎたり、風が無く乾燥に時間がかかると干物が痛む事もあるため、その場合は日陰になる場所に干して扇風機等で風を送るのも有効です。
ITEM
パール金属 ひもの 干し網 3段

最近アジングにハマってまして、毎週アジを釣っております。刺身に塩焼きにフライにととても美味しいのですが、このネットを使って一夜干し、みりん干しを作ってレパートリーが増えました。


干物の作り方のコツは「塩分濃度」と「干す時間」

干物を干す
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塩分濃度は青物は10~15パーセントと脂の乗り具合によって濃度を変えましょう。淡白な白身魚は5~8パーセントと低めにすることで素材を引き立たせ、甘く仕上がります。

干し時間は夏場なら3時間~5時間、冬なら5時間~1日と、気温や湿度、魚のサイズやみの厚さによって変わってきますが、干しあがりの一つの目安は「身を指で押して指紋が微かに残る程度」。もちろん更に生っぽく仕上げても、更に水分を抜いても大丈夫。一度作ってみて好みの干し加減に仕上げてみるのも楽しみの一つです。

干物は冷蔵庫でも作れる!

干物と冷蔵庫のイメージ
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外干しできない都市部にお住まいの方など、悩みを抱えた方には冷蔵庫での干物作りがおすすめです。冷蔵庫内は低温でいながら乾燥しやすい環境であり、暑すぎる夏場でも衛生上の問題もなく安全に干すことができます。

手順は塩水・ふり塩の工程までは同じで、干す場所を冷蔵庫に変えるだけです。ザルやバットに塩をした身を置き、ラップなし冷蔵庫内に入れるだけ。魚の身の乾燥をこまめに確認しながら自分好みのタイミングで完成です。

そのまま冷蔵保存する場合は乾燥を防ぐためラップに包んで保存しましょう。

干しあがった干物は冷凍庫で長期保存OK

干物を冷凍しようとしているイメージ
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干しあがった干物は冷凍することで長期保存が可能です。1~2日で食べきれる分なら冷蔵保存で構いませんが、向こう1ヶ月分と大量に作ってしまった場合には、冷凍保存することをおすすめします。1ヶ月程度なら鮮度も変わらずに美味しく頂く事ができます。

自分で作った干物は格別の味わい

干物の画像
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お店で干物を購入しようとすると1枚数百円から数千円と鮮魚よりも高額な事が多く、思っているよりも贅沢品だったりします。そんな時に自分で作ることができれば、釣った魚や安く手に入れた魚で干物を作ってしまいましょう。

作った干物は冷凍して長期保存も可能。もちろん釣りすぎて食べきれない、おすそ分けしきれないなんて時にも干物は役立ちますよ!

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パール金属 ひもの 干し網 3段
干物づくり
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Hiromasa
Hiromasa

2017年4月よりTSURI HACKで記事を執筆することになりましたHiromasaです。
簡単な釣りのプロフィールですが、小学生の頃に江ノ島や伊豆の防波堤で釣を始めたのがきっかけ。大人になりナマズゲームやソルトルアーのライトゲームにハマり、毎晩湘南の海や川へ足を運んでは一晩中釣りに明け暮れていました。
ジャンルは問わずに、なんでもやります!大自然に囲まれ、美味しい空気を吸って、自然を肌で感じることができれば釣れなくてもいいんです!今年はパックロッドをバックパックに詰め込んで、全国各地を旅しながらのんびり釣りがしたいですね!

 

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